マイナポイントはいつまでに申し込み?ポイントはいつ貰える?

マイナポイント いつまで
【8月13日更新】
マイナポイントの申し込み&付与の期限が、2021年9月末から2021年12月末に変更されています。

1.マイナポイントはいつまでに申し込めばいいの?

(1)マイナポイントの予約・申し込み期限はいつ?

マイナポイントとは、指定の期間内に申し込みを行いキャッシュレスで買い物・チャージすると利用金額の25%が返ってくるというポイント還元事業です(詳細解説記事はこちら)。

マイナポイントの予約・申し込み期間は2020年9月1日~2021年12月31日で、2021年の12月末までに下記3つのすべてを完了させておく必要があります。

  1. マイナンバーカードを発行する
  2. マイナポイントの予約・申し込みを行う
  3. キャッシュレスで買い物・チャージしてポイントを貰う

なお、マイナポイント事業の予算は約4,000万人分とされており、マイナポイントの予約をした人が4,000万人に達した場合は上記の期間内でも受付を締めきる可能性があります。

現在の申し込み状況については、これからお伝えします。

(2)いまどれくらいの人が申し込んでいるの?まだ間に合う?

予算として想定している4,000万人に到達次第終了ということですが、現状の申し込み状況はどうなっているのでしょうか。

マイナポイントの申し込み者数

事業が開始してから1か月が経過した9月末時点の申込者数は約660万人となっています。

8月末時点の約377万人から増加しましたが、想定されている人数(4,000万人)の16.5%にとどまっています。

マイナンバーカードの発行数

マイナポイント申し込みは「マイナンバーカードを持っている」というのが条件です。

9月末時点でのマイナンバーカードの発行枚数は約2,500万枚に上ったと発表されています。
しかし、依然マイナンバーカードの発行枚数が、マイナポイント事業の想定人数を下回っています。

今からマイナンバーカードを発行する方でも、マイナポイント事業の期限までに間に合う可能性は十分あります。

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(3)ポイント上乗せキャンペーンとは?申し込み期限はいつ?

マイナポイント事業に参加している各サービスは、通常還元されるマイナポイントに上乗せして、独自のポイント還元を行っています。

例えば、WAONで申し込むと通常の25%還元に加えて10%の還元(上限1,000円分)が受けられます。

独自のキャンペーンには申込期限がある場合もあるため注意が必要です。

上乗せキャンペーンについては以下の記事でまとめていますのでご覧ください。

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2.マイナポイントはいつまでにもらえるの?

(1)申し込んだキャッシュレスによって還元時期は異なる

マイナポイントがもらえるタイミングは、申し込んだキャッシュレスサービスごとに異なります。
主に以下の3つのパターンに分けられます。

  • チャージするとすぐにマイナポイントが返ってくる
  • 1か月分の利用金額を合計し、翌月(または翌々月)にまとめて返ってくる
  • 合計利用金額が20,000円に達してから、まとめて還元される

チャージするとすぐに返ってくる

チャージしたタイミングですぐにポイントが返ってくるのが以下のサービス(一部を紹介)です。
他と比べてもかなり早いポイント付与と言えます。

他にもセブンイレブンや、イトーヨーカドーなどで使える「nanaco」は、チャージから2、3日後の還元です。
チャージ後すぐではありませんが、かなり早いタイミングでポイント付与されます。

1か月分の利用金額を合計し、翌月・翌々月にまとめて返ってくる

こちらは、1か月分のチャージ額・支払額を合計し、その25%が翌月(または翌々月)に返ってきます。

合計利用金額が2万円に達してからまとめて還元

こちらは、合計利用金額が20,000円に達した後に、ポイントが返ってきます。

2021年3月31日(マイナポイント終了日)までに20,000円を使わなかった場合は、マイナポイントの終了後の決まった日に利用金額の25%分が返ってきます。

上記のようなクレジットカードの場合は2万円に達するまでポイントが返ってきません。

ただクレジットカードの使い道はたくさんある為、無理なく利用できると思います。
以下の関連記事も併せてご覧ください。

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(2)マイナポイントが加算されないときに考えられること

申し込んだキャッシュレスによってポイント付与の条件は異なります。
ポイントがもらえない場合に考えられることをいくつか挙げてみます。

ポイント付与の条件を満たしていない

例えば、PayPayでは「チャージ」と「買い物利用」の2つから自分に合ったほうを最初に選択します。

「買い物で利用」を選んだのに、「チャージ」だけした場合は条件を満たしません。

また、マイナポイントに申し込んだ日以降の買い物・チャージにポイントが付くことにも注意が必要です。
10月10日に申し込んだ場合は、その日以降の買い物・チャージがポイント対象となります。

ポイントの受け取りが必要

nanaco」や「WAON」などは、自動でポイントが付与されるわけではありません。

各自が、コンビニやスーパーの端末でポイントを受け取る作業が必要になります。この場合、受取作業を済ませるまではポイントが返ってきません。

キャッシュレス業者側のシステム不良、付与時期延期

マイナポイント事業は2020年の9月に始まったということもあり、ポイント付与の準備がうまく整っていないということも考えられます。

実際にSuicaで申し込んだ場合のポイント付与日は、システムの都合で数日延期されました。
なかなかポイントが付与されないという方は、各サービスのホームページをご確認ください。

3.マイナポイントはいつまでに使えばいいの?

もらったポイントはいつまでに使えばいいのでしょうか、またどんな使い方ができるのでしょうか。

ここではポイントを使う上での注意点を紹介していきます。

(1)ポイントの期限は、申し込んだキャッシュレスごとに異なる

マイナポイントというポイントがもらえるように思われがちですが、実際は申し込んだキャッシュレスのポイントが返ってきます。

つまり、楽天カードで申し込んだ場合は「楽天ポイント」、Suicaで申し込んだ場合は「JRE POINT」、d払いなら「dポイント」が返ってくることになります。

もらえるポイントの有効期限もサービスごとに異なります

ポイントがすぐに失効してしまうということはありませんが、1~2年経つとポイントがなくなることもあるので、前もってサービスごとのポイント有効期限を確認しておきましょう。

(2)ポイントを獲得したままサービス終了(退会)したら?

せっかくポイントを獲得しても、サービスを終了したり、会員登録を退会してしまった場合はポイントが失効する場合もあります。

その場合ポイントの再獲得はできないため注意が必要です。

(3)一部のサービスでは、ポイント受け取りという作業が必要

先ほどもお伝えしましたが一部サービス(nanaco、楽天edy、PASMO、WAONなど)ではポイント受け取りという作業が必要になります。

各自がコンビニやスーパーの端末を操作し、ポイントを受け取る必要があることを覚えておきましょう。

中でもPASMOではポイント付与から3か月程度、楽天Edyは90日のポイントの受け取り期限が設定されているため注意が必要です。

服部
監修
服部 貞昭(はっとり さだあき)
東京大学大学院電子工学専攻(修士課程)修了。
CFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。
ベンチャーIT企業のCTOおよび会計・経理を担当。
税金やお金に関することが大好きで、それらの記事を2000本以上、執筆・監修。
「マネー現代」にも寄稿している。
エンジニアでもあり、賞与計算ツールなど各種ツールも開発。
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