子供にマイナンバーカードは必要? 申請は誰がどうやってする?
この記事では、子供のマイナンバーカードの作り方と、作るメリット・必要性について解説していきます。 ☑この記事をおすす…[続きを読む]
マイナポイントに申し込むと、1人最大2万円分のポイントが貰えます。せっかくなら家族全員分のポイントを受け取りましょう! この記事では子供や赤ちゃんのマイナポイントの貰い方について詳しく説明しています。
目次
2021年12月まで実施されたマイナポイント第一弾に引き続き、2022年からはマイナポイント第二弾が始まりました。
マイナポイント第二弾とは、
という3つのポイント支給制度の総称で、各種手続きや申し込みさえ行えば誰でもポイント還元を受けることができます。
申し込みの条件はマイナンバーカードを持っていることのみで年齢制限などもありませんので、未成年のお子さんの分も、0歳の赤ちゃんの分もマイナポイントを申請することが可能です。
☑マイナポイントは0歳の赤ちゃんの分も申し込める
ただし、マイナポイント第一弾で既に上限までポイント還元を受けているお子さんについては、「マイナポイント第二弾①」のキャッシュレス決済による25%還元は受けられないので注意しましょう。
それではさっそく、未成年、子供、赤ちゃんのマイナポイントを申請する方法についてお話ししましょう。
ここまでもお話しした通り、マイナポイント第二弾には次の3種類があります。それぞれ、お子さんの分のポイントをゲットする方法についてお話していきます。
まずはキャッシュレス決済によるポイント還元を受ける方法を見ていきます。必要なのは次の3つのステップです。
お子さんのマイナポイントを申し込むには、当人名義のマイナンバーカードが必要です。
マイナンバーカードは0歳から発行可能ですが、マイナポイント第二弾に参加するには、2023年2月末までにマイナンバーカードの発行申請をしてある必要があります。
お子さんや赤ちゃんのマイナンバーカードを申請する方法については下記の記事をごらんください。
なお、マイナンバーカードを申請してから実際にカードが出来上がるまでには約1ヶ月程度はかかりますので申請はおはやめに済ませることをおすすめします。もしも「マイナンバーカードを申請したのになかなか届かない……」という方はこちらの記事を参考にされてください。
マイナンバーカードをお手元に用意できたらマイナポイントに申し込みましょう。手続はスマホから簡単に行うことができますが、15歳未満のお子さんの場合は親御さんが行いましょう。
なお、マイナポイントの手続きはスマホやパソコンから簡単に行うことができます。対応のスマホやパソコンをお持ちでない方でも、コンビニ、市区町村窓口などの「マイナポイント手続スポット」からマイナポイントの手続きが行えます。
なお、マイナポイントを申し込む際、ポイント還元を受けるキャッシュレス決済サービスを一つ選択して登録する必要があります。
マイナポイントは本人名義のキャッシュレスサービスにしか申し込みができませんが、未成年者の場合は、法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスで申し込むことが可能です。子供のマイナポイントを誰名義のキャッシュレス決済サービスで申し込めばよいか、詳しくは記事の後半で説明します。
マイナポイントの申し込みが完了したら、マイナポイント事業が終了するまでに選択したキャッシュレスサービスを利用して、ポイントの還元を受けましょう。
お買い物の際にマイナンバーカードを提示したりする必要はありません。申し込みが無事に完了していれば普段通りにキャッシュレス決済を行うだけでポイントが還元されます。
マイナポイント第一弾で既に上限までポイントを獲得している場合、マイナポイント第二弾のうち「25%ポイント還元」については参加することができません。
ただ、マイナポイント第一弾に申し込んでいても、まだ上限までポイントをゲットできていない人は引き続きキャッシュレス決済を利用することで残りのポイントを獲得できます。
なお、申し込みに利用したキャッシュレス決済が2021年12月末でポイント付与を終了してしまった場合は別途申請を行うことで別のキャッシュレス決済に乗り換えることができます。
続いては健康保険証登録による7500円分のポイント還元について。こちらをゲットするためには次の3つのステップが必要です。
マイナンバーカードの発行については既にお話ししたので割愛します。
また、マイナンバーカードがあれば、②のステップは飛ばしてマイナポイントの申請に進んでしまってもOK。
マイナポイントの申し込みをすると、最後にマイナンバーカードの健康保険証利用登録に同意するかどうかのチェックボックスが出てきますので、同意をして申し込みを完了すればOKです(マイナンバーカードと暗証番号が必要です)。
これが一番手軽な方法なのであえて他の方法を選ぶ必要はないかと思います。
マイナンバーカードの健康保険証利用の申し込みとは、「お子さんのマイナンバーカードを健康保険証としても利用できるように申し込みをする」ことです。
マイナポイント申請時についでに保険証利用の申し込みもする、という方法以外では、次の3つの方法があります。
こちらもやはり、マイナンバーカードと暗証番号が必要になります。詳しい手順は↓の動画でお見せしています。
健康保険証利用登録・公金受取口座によるポイント付与は2022/6/30から始まりました。
2022/6/29以前にマイナポイントの25%還元に申し込んでいる場合、改めてポイント付与の申請をする必要があります。
「私はもう25%還元の時に申し込んでるからあとは待っていればポイントがつくんでしょ?」というのは間違いなので要注意! 改めてポイントの申込をしましょう。
なお、2022/6/30からは、
の三つのポイント還元を全て同時に申し込むことが可能になっています。
申し込み方法は25%ポイント還元とほぼ一緒で、
の3パターンの方法があります。どれでもいいですが、スマホから申請する(マイナポイントアプリから申し込む)のが一番簡単だと思います!
続いては銀行口座登録による7500円分のポイント還元についてです。こちらをゲットするためには次の4つのステップが必要です。
マイナンバーカードの発行については既にお話ししたので割愛します。
「公金受取口座の登録」とは、
国や自治体から給付金などが出るとしたらどの口座に振り込んで欲しいか、あらかじめ登録しておくこと
です。「給付金などの振込先の口座=公金受取口座」ということですね。公金受取口座は給付金の他、児童手当や年金、税金の還付金等の振り込みにも利用可能になるようです。
なお、小さなお子さんや赤ちゃんの分の銀行口座はまだ作っていないという方もいるかと思いますが、「公金受取口座」として登録できるのは「本人名義」の口座のみで、親御さんの口座を代わりに登録することはできません。
このため、お子さんの分のポイントもゲットしたい場合はお子さん名義の口座開設が必要になります。
なお、銀行口座の開設は0歳から可能です。
登録可能な金融機関はこちらのページで確認可能です。
公金受取口座をどれにするか決めたら、口座の登録をします。方法は次の5通り。
これもスマホで済ませてしまうのが一番簡単です。なお、お子さんの分の登録も、親御さんのスマホで行ってしまって大丈夫です。
ただし、あんまり古いスマホだと公金受取口座の登録に使えないので、家族のだれも対応のスマホを持っていない場合は役所に行きましょう。ただし、現在役所は混雑していることが予想されます。予約をしないと対応してもらえない可能性もあるので一度問い合わせてみることをおすすめします。
ここまでできたらあとはマイナポイントの申し込みを行います。方法は先ほど「健康保険証登録」の項目でお話しした通りです。
公金受取口座の登録をしようとしたらApp Storeに飛ばされて永遠にループしてしまうという不具合が発生しています。
こちらの解消方法については下記の動画でお話ししています。
ここまで、「マイナポイントはご家族全員分、小さいお子さんや赤ちゃんの分も申し込みが可能」ということをお伝えしました。ですがマイナポイントの申請には、原則として以下3つのルールがあります。
これは例えば、旦那さん名義のd払いを使って奥さんの分のマイナポイントを申し込むことはできないということです。
ただし、未成年のお子さんについては例外として以下のルールが認められています。
未成年のマイナポイントについては法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスでも申し込める
お父さんお母さんのクレジットカードやスマホ決済などを使ってお子さんのマイナポイントを申し込めるということですね。
これは例えば、「旦那さん名義の三井住友カードを使って家族全員分のマイナポイントを申し込む(1枚のクレカで家族3人分60,000円の買い物をして15,000円分のポイント還元をうける)」ことはできないということです。
また、未成年のお子さんが親名義のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントに申し込む場合でも、同一名義のキャッシュレスサービスを使って2人以上のマイナポイントを申し込むことはできません。お母さんのクレジットカードでお子さんのマイナポイントを申し込むことはできますが、お母さんとお子さんが同じクレジットカードでマイナポイントを申し込むことはできない、ということです。
両親と長男(13歳)長女(21歳)の4人家族の例を見てみましょう。もしも夫婦が以下のような申し込みをした場合、子供2人の分のマイナポイントはどうやってもらえばよいでしょうか。
父:自分名義のd払いでマイナポイントを申し込み
母:自分名義の三井住友カードでマイナポイントを申し込み
18歳未満のお子さんの場合クレジットカードは作れませんが、電子マネーやQRコード決済の場合年齢制限がないものも多いのでお子さん名義のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントを申し込むことももちろん可能です。
家族全員分のマイナポイントを申し込めば、最大2万円円×家族の人数分のポイント還元を受けることができます。
先ほどの例のように4人家族であればポイント還元額は最大80,000円と、家計にとってとても嬉しい金額です。
ただし、マイナポイント(25%還元)を上限額までもらうためには一つのキャッシュレス決済サービスにつき20,000円ずつ買い物あるいはチャージが必要です。
4人家族が上限までポイント還元を受けうるには計80,000円分の買い物またはチャージをしなくてはいけません。
マイナポイントの申し込みは、どのキャッシュレス決済サービスならマイナポイント事業の終了までに無理なく1人20,000円を消費できるのか、どのお店でどんなものを買うのに使うのかまで大まかにめどをつけてから行うことをおすすめします。
無駄なくポイントをもらううえでの留意点は3つあります。
普段買い物をするお店で使えるキャッシュレス決済サービスを選べば、生活必需品の購入だけで十分上限額まで利用が可能でしょう。
QRコード決済や電子マネーの場合、利用できる店舗に制限があるので、申し込む前に利用可能な店舗を確認しておきましょう。よく行くスーパーで使えるキャッシュレス決済がどれなのかも確認しておくといいですね。
特に、お子さんの分のマイナポイントを親名義の決済サービスで登録する場合は、1つの決済サービスにつき2万円を生活必需品でつかいきれるかどうかは事前に大まかな目途を立てる必要があります(メインクレカに親子のマイナポイントを集約できればいいのですが、そういうわけにはいかないので……)。
今まであまりスマホ決済などを利用してこなかったという方は利用できる場面の多いクレジットカードを選択するのが無難です。
お子さんがいる場合も同様で、親名義のクレジットカードで申し込んでおくと無理なくポイントをゲットできるでしょう。
自分の分のマイナポイントも子供の分のマイナポイントもクレカで申し込む、という場合は2枚クレジットカードが必要です。
マイナポイント事業に参画しているクレジットカード会社はあまり多くありませんが、人気のクレジットカードのうち三井住友カード、dカードなどはマイナポイントに対応しています。
なお、カード会社の規約によりますが、クレジットカードの家族カードはマイナポイントの対象外となっているケースが多いのですが、イオンカードやau PAYカードではマイナポイントの申し込みに家族カードが使えるので、マイナポイントをできるだけ同じ種類のポイントでまとめたい場合はイオンカードやau PAYカードもおすすめです。
マイナポイントに登録できるキャッシュレス決済サービスには以下の2種類があります。
前者の場合、5,000円分のポイント還元を受けるにはマイナポイント事業が終了するまでに1つのキャッシュレス決済手段で累計20,000円分の買い物をしなければいけません。
ですが後者の場合は同期間中に累計20,000円分のチャージをするだけでよいのです。
チャージの払い戻しができるかは各キャッシュレスサービスの規定によりますが、すくなくとも期限までに買い物をする必要はありません。
電子マネーやプリペイド型のQRコード決済を利用される方はこちらを選択してもよいでしょう。また、電子マネーやQRコード決済ではマイナポイントに上乗せしてボーナスポイントを支給するキャンペーンも行っていたりするので、各社のキャンペーンの内容から選ぶというのも一手です。
先ほどお伝えした通り、
のどれかにすることをおすすめします。メインクレカは自分の分のマイナポイント申し込みに使うとして、子供のマイナポイントの申し込みには新しくサブのクレカを作ったり、近所のスーパーで使える電子マネーなどにしてもいいでしょう。
また、定期外でもバスや電車を使うことがあるのならSUICAにチャージしておくのも良いでしょう。
<こちらで紹介している三井住友カード、セゾンパールアメックスは既にマイナポイントへの申し込み受付を終了しています>
クレジットカードなら、王道ですが年会費無料かつ還元率1%でメイン使いにお得な楽天カード、dカードをおすすめします。
が、上記は既にメインクレカとして使っていて自分の分のマイナポイント申請に使いたい人も多いと思いますのでサブカードとして2つ、特におすすめなカードを紹介します。
このうち、セゾンパールアメックスは、QUICPayに紐づけることで常にポイント還元率が3%になる(2022年7月まで。8月からは2%)というかなりお得なカードです。
生活必需品を購入しているスーパーやコンビニ、ドラストでQUICPayが使えるようなら、毎日の買い物がいつでも還元率3%(2022年8月からは2%)になるのはかなり魅力的です(QUICPayが使えるお店はこちら)。
知らなかった、という人はそれぞれ詳細をチェックしてみることをおすすめします。
電子マネー、スマホ決済アプリについては「よく行くお店がどれなのか」でおすすめ度が違います。が、一般論で2つおすすめを紹介していきます。
まず、自分の分のマイナポイントを楽天カードにしていて、楽天ポイントをどんどん貯めたいなら子供の分のマイナポイントは楽天ペイがおすすめです。
楽天ペイなら楽天カードからチャージを行う事で還元率が合計1.5%になります。このため、楽天ペイが使えるお店の場合は楽天カード単体で使うよりも楽天ペイを利用する方がお得になることも多いです。
なので、近所のスーパーなどで楽天ペイが使える場合はお子さんの分のマイナポイントを楽天ペイで申し込むのがおすすめです。
ただし、普段使うお店で楽天ペイが使えない場合はこの限りではありません。
利用できる範囲の広さ・使える店の多さで言えばPayPayがおすすめです。
さらに、PayPayではマイナポイントの申し込みの際、「支払い金額に対してのポイント還元」にするか、「チャージ金額に対してのポイント還元」にするかを選べます。
このため、「PayPayはよく使うけどすぐに2万はいかないかなー」という人でも、とりあえず2万円チャージしてしまえばポイントも満額で貰えるし、「マイナポイント事業の終了時期」を気にしなくていいので安心です。
またPayPayは2万円チャージをすればその場で5000円分のポイント(PayPayポイント)が付与されるのですぐにポイントが欲しい人にもおすすめです。
電子マネーでは1000円分の上乗せ特典の付くSUICAがおすすめです。
交通系の電子マネーならPASMO派の人もいらっしゃるかと思いますが、残念ながらPASMOは既にマイナポイントの受付を終了してしまっています。
最後に、お子さんの本人名義でマイナポイントを申し込む場合におすすめのキャッシュレス決済についてお伝えします。
高校生以下のお子さんは本人名義のクレジットカードを持てませんので、QRコード決済か電子マネーという選択肢になります。
基本的には購入金額ではなくチャージ金額に対してポイントがつく決済方法を選ぶのが無難です。中でも特におすすめなものを上げるとしたら次の決済サービスでしょうか。
ここまでお話しした通り、未成年の子供のマイナポイントは親が代わりに貰うことができます。では、高齢な親御さんのマイナポイントを子供や孫が貰うことはできるでしょうか。
こちらについては下記の動画でお話ししていますので興味のある方は是非ご覧ください。
いかがでしたでしょうか。今回はマイナポイントを子供の分も貰う方法・家族全員でマイナポイントを上限金額までもらう方法をお伝えしました。
マイナポイントをどのキャッシュレス決済サービスで申し込むかでお悩みの方は、下記の記事もおすすめです。
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