マイナポイントを家族全員分もらうには? 代理の申請は可能?

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家族

マイナポイントの申し込みに年齢制限はありません。赤ちゃんからお年寄りまで、誰でも一人2万円分のポイントをゲットできます。

この記事では「マイナポイントは家族のスマホで申し込んでいいの?」「家族名義のキャッシュレス決済サービスを使っていいの?」など、家族全員分のマイナポイントを獲得するうえでの疑問を解決していきます。

この記事はこんな方におすすめです!
  • ご家族に高齢者の方・キャッシュレス決済に不慣れな方がいる方
  • 小さなお子さん、赤ちゃんがいる方
  • 家族全員分のマイナポイントをきっちり申し込んでおきたい方
マイナポイントの申請期限は2023年9月末まで延期されました。ただし、マイナポイントに申し込めるのは2023年2月末までにマイナンバーカードの発行申請をしている方の分までです。

1. マイナポイントは家族のスマホで申し込める? 代理で申請してもいい?

マイナポイントの申し込み方法には、スマホで申し込む方法、PCで申し込む方法、役所やコンビニなどの「マイナポイント手続スポット」で申し込む方法があります。

お手軽なのはスマホで申請する方法ですが、下記のような方もいるでしょう。

  • ガラケーしか持っていない
  • スマホが古くてマイナポイントアプリに対応していない
  • スマホに不慣れで申し込みができない

そうした場合は市役所・コンビニなどの「マイナポイント手続スポット」で申し込む方法もありますが、15歳未満のお子さんについては親御さんが代理で申請できるとオフィシャルルールで認められています

また、こちらは公式なルールとしては非推奨になりますが、高齢な親御さんの分のマイナポイント申請をお子さんが自身のスマホで代理で行うことも実質的に可能です。

私も親のマイナポイントを私のスマホで申請しましたが、特に問題は起きませんでした(誰のスマホでマイナポイントを申請したかなんて確認されないので……)。

ただ、「本人以外のスマホで申請する」「マイナポイントを代理で申請する」というのは、あくまでも信頼できる家族間にとどめることをおすすめします。

もっと言うなら本人同席がベターです。マイナンバーカード(とその暗証番号)があればその人の個人情報を色々閲覧できてしまうので、仲が良くても全くの他人に預けてしまうのは危険です。

また、家族の分のマイナポイントの申し込みをするには、家族の分のマイナンバーカードとその暗証番号が必要です!

マイナポイントの申し込みができるのは、2023年2月末までにマイナンバーカードの発行申請をした人の分のみです。

【動画で簡単!】スマホがない時にマイナポイントに申し込む方法!

2. マイナ ポイントは家族名義のキャッシュレス決済サービスでも申し込める?

家族全員分のマイナポイントを申し込むうえで、家族名義の決済サービスでマイナポイントを申し込めるかどうかは大きな問題ですね。結論としては以下の通りです。

  • 未成年の子供のマイナポイントは、親名義の決済サービスで受け取れる
  • 未成年以外の場合、マイナポイントは本人名義のキャッシュレスサービスでしか受け取れない(家族名義の決済サービスではマイナポイントに申し込めない)

マイナポイントは原則として「本人名義のキャッシュレス決済サービス」でしか申し込めません。唯一例外になるのは未成年の子供の分のマイナポイントで、それ以外の例外は認められていません。

例えばキャッシュレス決済サービスに不慣れで現金しか使わないような高齢のご家族がいたとしても、家族名義のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントを申し込むことはできません。ご本人名義の決済サービスを作成する必要があります。

そういう場合、自宅から近いスーパーやコンビニで使える電子マネーを発行するのがお手軽です。

3. マイナポイントはクレジットカードの家族カードでも申し込める?

未成年の子供を除いて、家族名義のキャッシュレス決済サービスではマイナポイントに申し込めないとお伝えしました。それでは、「クレジットカードの家族カード」はどうでしょうか?

マイナポイントはクレジットカードの家族カードでも申し込めるのか、結論としては以下の通りです。

  • 家族カードでマイナポイントに申し込めるかどうかはカード会社による
  • 家族カードではマイナポイントに申し込めないカード会社の方が多い

 マイナポイントに申し込める家族カード|イオンカード、au PAYカード

イオンカード、au PAYカードの家族カードは、マイナポイントの申し込みに利用可能です。家計の管理がしやすい点でメリットが大きいですね。

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マイナポイントに申し込めない家族カード|楽天カード、三井住友カード他

先ほどお伝えした通り、マイナポイント事業に参画しているクレジットカードの大多数は「家族カードでのマイナポイント申し込みは不可」としています。

マイナポイントに申し込めない家族カード
  • 三井住友カード
  • 楽天カード
  • TOKYU CARD
  • オリコカード
  • りそなカード
  • 横浜バンクカード
  • 三重銀カード
  • 青森銀行VISAカード<aomo>
  • いわぎんVISAカード
  • 九州カード
  • 東邦VISAカード
  • OnlyOneVISAカード
  • 〈荘銀〉ブライトワン
  • 北都ブライトワンカード
  • あきぎんVISAカード
  • 東邦Alwaysカード<VISA>

ただし、家族カードでの申し込みはできなくても、家族カード利用分を本会員のマイナポイント還元の対象に含めている可能性はありますので規定をご確認ください。

4.マイナポイントは家族まとめて申し込める?

家族全員分のマイナポイント申請をまとめて一度にできる? 複数登録できる?

マイナポイントは、一回の申請につき一人分を申請するしくみです。家族全員分のマイナポイントをまとめて一度の申請で申し込むことはできません。

 家族の全員分のポイントを合算できる?

家計のメインクレカなど、1つのキャッシュレス決済サービスで、家族全員分のマイナポイントをGETできたら便利ですよね。ですがマイナポイントは、1つのキャッシュレス決済サービスに複数人のマイナポイントを紐づけることはできません。

先ほど、未成年の場合は親のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントに申し込めると説明しましたが、その場合でも親子で同一のキャッシュレス決済サービスに申し込むことはできません。

例えば、子供が未成年の母子の例でみると、

  • 母:自分の楽天カードでマイナポイントに申し込む
  • 子:母のnanacoでマイナポイントに申し込む

という事は可能ですが、

  • 母:自分の楽天カードでマイナポイントに申し込む
  • 子:母の楽天カードでマイナポイントに申し込む

という事はできません。母がすでに自分の楽天カードでマイナポイントに申し込んでいるならば、子供は別のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントに申し込む必要があるのです。

5. 家族のマイナポイントの申し込み方法|子供の分・赤ちゃんの分

ここまでのおさらいを含みますが、この項目では「子供のマイナポイント申請」についてまとめます。子供のマイナポイント申請では以下の4つのポイントが大切です

  • マイナポイントの申し込みに年齢制限はない(0歳から申請できる)
  • 15歳未満の子供のマイナポイント申請は法定代理人(親)が行う
  • 未成年の子供のマイナポイントは親の名義のキャッシュレス決済サービスで申し込める
  • 親名義の銀行口座を子供の公金受取口座として登録することはできない

 赤ちゃん・子供のマイナポイントは親が申請する

マイナンバーカードの作成さえ済んでいれば、マイナポイントは0歳の赤ちゃんの分も申請できます。

赤ちゃんを含む15歳未満のお子さんのマイナポイント申請は法定代理人(親)が行いましょう。マイナンバーカードの作成、マイナポイントの申請に関する詳しい手順は以下の記事で説明しています。

  • 赤ちゃん・子供のマイナンバーカード作成についてはこちらの記事をご覧ください
    ※マイナポイントの対象者は2023年2月末までにマイナンバーカードの発行申請をしてある人です
  • 赤ちゃん・子供のマイナポイント申請についてはこちらの記事をご覧ください

15歳以上のお子さんのマイナポイントについては本人が申し込めますが、親が代理で申請することも公式ルールで認められています(本人同席が条件)。

 未成年のマイナポイントは親のキャッシュレス決済サービスで申し込める

赤ちゃんや未就学児のお子さんはもちろん、もう少し大きいお子さんの場合でもキャッシュレス決済の手段を持っていないケースは多いでしょう。

未成年の場合は親名義のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントに申し込むことが可能です。ただし、親と子供で同じキャッシュレス決済サービスに申し込むことはできません。

例えば「自分と娘のマイナポイントを両方自分の楽天カードで申し込む」という事はできない、という事ですね。自分のマイナポイントは自分の楽天カード、娘のマイナポイントは自分のpaypayというように分ける必要があるのです。

親名義の銀行口座を子供の公金受取口座として登録することはできない

マイナポイント第二弾は、

  • キャッシュレス決済による25%ポイント還元(最大500opt)
  • マイナ保険証の利用登録による7500ptプレゼント
  • 公金受取口座の登録による7500ptプレゼント

という3つのキャンペーンの総称です。そして三つ目の「公金受取口座の登録」とは簡単に言うと、

「給付金とかが出る時に~、いちいちどの口座に振り込んで欲しいか申請するのって大変だし~、あらかじめマイナンバーに紐づけて登録しておいてくれると助かる~」

という政府からのお願いです。本人名義の口座を、給付金などの「公金」を受取る用の口座としてマイナンバーに紐づけて登録すれば7500ポイントの付与対象となります。ただ、こちらについては例え赤ちゃんでも「本人名義の口座」が必要になります。

親名義の口座を子供の「公金受取口座」として登録することはできませんので注意が必要です。

子供名義の口座には注意点も!

マイナポイントを機に子供名義の口座を作る方も多いかと思いますが、子供名義の口座を作って親が貯金をする場合、いろいろと気をつけないといけないことがあります。

詳しくは下記の動画でお話ししていますので気になる方は是非ご覧くださいね。

6. 家族のマイナポイントの申し込み方法|高齢者・親の分

続いて、ご家族に高齢な方がいる場合のマイナポイント申請についてまとめましょう。ポイントは以下の通りです。

  • 本人名義のキャッシュレス決済サービスが必要
  • 家族のスマホで申請してあげても大丈夫
  • 市役所やコンビニなどでも申請可能

高齢者のマイナポイントを代理で申請することはできる?

ご自分のPC・スマホでマイナポイントに申請するのが難しい場合は下記の方法があります。

ご自分のスマホやパソコンから申請するのが難しい場合は家族のスマホを使わせてもらったり、コンビニのマルチコピー機で申請したり、市区町村の役場で申請をしてもらうことが可能です。

なお、マイナポイント第2弾で15000円分のポイント付与の対象となる「公金受取口座の登録」と「マイナ保険証の利用登録」については下記の動画で方法をまとめています。

親のマイナポイントを代わりに貰うことはできるの?

親御さんがご高齢で、「ポイント」を貰っても使えそうにないケースもありますよね。その場合、家族が代わりにマイナポイントを貰うことはできるのでしょうか。

こちらについては下記の動画でお話ししています。

高齢者のマイナポイント申込におすすめのキャッシュレスサービスはどれ?

高齢者の方の中には普段キャッシュレス決済サービスを利用していない方もいるでしょう。

ですがここまで述べた通り、未成年以外は本人名義のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントに申し込まなくてはいけません。

高齢者の場合、家族名義のキャッシュレス決済サービスは使えないので、現金以外の決済手段をお持ちでない場合、マイナポイントの申請をする前になんらかの決済サービスの利用を開始する必要があります。

メイン使いできるようなクレジットカードやプリペイドカードでもいいですが、近所のスーパー・コンビニで使えるプリペイドの電子マネーだと安心かつ手軽です。

申し込みが簡単で始めやすく、安心なキャッシュレス決済サービスとして以下をおすすめします。

  • nanaco
    ……シニア特典あり
    ……セブンイレブン、イトーヨーカドーなどで利用可能
  • waon
    ……シニア特典あり
    ……イオン、マックスバリュ、ダイエー、コンビニ各社(セブン以外)などで利用可能
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まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は家族全員でマイナポイントを申し込むための方法をお伝えしました。最後に今回の記事をおさらいしましょう。

今回の重要ポイント

  • マイナポイントは本人名義のキャッシュレス決済サービスでしか申し込めない
  • ただし未成年は例外で親のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントに申し込める
  • 家族カードでマイナポイント申し込めるカード会社はイオンカード・au PAYカード
  • マイナポイントの申し込みは家族のスマホでも可能
  • 公金受取口座として登録できるのは(たとえ赤ちゃんだろうと)本人名義の口座のみ!
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家族のマイナポイントに関するよくある質問まとめ

マイナポイントは家族のスマホで申し込める?

マイナンバーカードと暗証番号があれば可能です。

家族のマイナポイントを代わりに申し込んでもいい?

PC、スマホからの申し込みなら、ご家族のマイナンバーカードと暗証番号があれば可能です。ただし、役所での申し込みは、15歳未満のお子さんを除いて、特別な事情があると認められない限り代理申請は難しいです。

家族名義のクレカや電子マネーでマイナポイントに申し込める?

未成年のお子さんに限り、親御さん名義の決済サービスでの申し込みが可能です。

未成年のお子さん以外は本人名義の決済サービスでしかマイナポイントに申し込めません。

マイナポイントについてまだ解決していない疑問がある方には以下の記事もおすすめです。ぜひ併せてご覧くださいね。

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吉田 美紀
執筆
吉田 美紀(よしだ みき)
早稲田大学文学部卒。2020年5月からZEIMOでの編集・監修・執筆活動を開始。ライフマネー・税金・ポイ活に関する記事を50以上監修。

2021年からはYOUTUBEチャンネル「お金のSOSチャンネル」の運営を開始、チャンネル登録者数2.8万(※2023年3月時点)。
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