確定申告の還付金はいつ振り込まれる?振り込まれない場合の確認は?

確定申告をしたものの還付金が振り込まれず、「いつ振り込まれるんだろう…」と疑問を抱えている人は少なくないのではないでしょうか。

そこでこの記事では、還付金の振り込みの流れと、振り込まれない場合の対処方法について詳しく解説します。「還付金がなかなか振り込まれない」と悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

1. 確定申告の還付金の基礎知識

まずは、確定申告の還付金について説明します。
還付金がいつ振り込まれるかを先に知りたい方は、「2. 還付金が振り込まれるまでの流れ」からお読みください。

1-1. そもそも還付とは

還付とは、年末調整や確定申告により、納めすぎた税金を返還してもらうことをいいます。この返還してもらう金銭を還付金と呼びます。

個人事業主の場合

事業が赤字だとすると、すでに納めている税金が本来の税額より多くなります。このような場合に確定申告をすることで、納めすぎた税金を還付してもらうことができます。

会社員の場合

会社員は、源泉徴収により給与や賞与から税金が天引きされています。
天引きされている税額が正しくない場合は、年末調整によって、実際に納めなければならない税額を改めて算出し、納めすぎている場合は基本的には自動で還付されます。

ただし、年末調整では対応できない控除もあるので、このような控除を適用し、還付を受けたい場合は確定申告をする必要があります。この点については、次項で説明します。

1-2. 還付を受けられるのはどのような場合?

上述したように、年末調整では対応しきれない控除がいくつかあります。次のような場合は、確定申告をすることで還付を受けることができるので、該当するかどうかを確認してみてください。

  • 1年間の医療費が10万円を超えたため医療費控除を受けたい
  • ふるさと納税などの寄付金控除を受けたい
  • マイホーム購入により住宅ローン控除を受けたい(2年目以降は年末調整で対応可能)
  • 災害などで資産に損害があり雑損控除を受けたい
  • 年度途中で退職し年末調整を行っていない
  • 年末調整の後に扶養家族が増えた
  • 年末調整で申告漏れがあった

各控除については、以下の記事でも説明していますのでご覧ください。

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1-3. 還付の申告期限

還付の申告期限は、確定申告の対象となる年の翌年の1月1日から5年以内です。確定申告期限を過ぎても申告できるので、心当たりがあれば、必要書類などを探して申告しましょう。

2. 還付金が振り込まれるまでの流れ

申告方法により、還付金の振り込みまでの期間は異なります。申告方法別に説明していきます。

2-1. 書類提出により申告した場合

書類で申告した場合は、税務署に持参した場合でも郵送した場合でも、振り込みはおおよそ1〜2ヶ月後になります。

しかし、いつ確定申告の手続きをするかで、若干、振り込みの時期は異なります。
一般的に、早めに申告すると1ヶ月ほどで、期限ぎりぎりでの申告だと2ヶ月ほどかかるようです。税務署の混雑状況によって左右されますが、還付を急いでいるのであれば、早めの申告・納税が欠かせません。

2-2. e-Taxにより申告した場合

e-Taxで電子申告した場合は、書類で申告した場合より早めに還付され、通常、約3週間ほどで振り込みが完了します。

実際、当社の社員が2月10日にe-Taxで電子申告すると、3月6日には還付金の振り込みが完了しました。
一か月以内で還付が完了した例として参考にしてください。

また、e-Taxで申告するメリットには、還付が早いだけでなく、e-Taxのホームページ上で還付金の支払予定日や金額、処理状況を確認できることもあります。
詳しくは「3−3. 還付が遅い場合の確認方法(e-Taxの場合)」で説明します。

3. 還付金が振り込まれない&遅い場合の確認方法

還付金が振り込まれない要因には、どのようなことが考えられるでしょうか。
また、振り込みが遅い場合の確認方法はどのようなものがあるのでしょうか。

3-1. 還付金が振り込まれない要因とは

還付金が振り込まれない要因には、添付書類の不備や記入ミスが考えられます。
この場合は、再度、添付書類を揃えたりしなければならず、その分振り込みは遅くなります。

還付金額が確定すると、金額と振込日が記載されたはがき(国税還付金振込通知書)が送られてきます。

3-2. 還付が遅い場合の確認方法(書類申告の場合)

上述したように、還付までにはある程度の時間がかかるので、申告後はしばらく待ってみましょう。

しかし、申告してから2ヶ月以上待っても還付されない場合は、何らかのイレギュラーが発生していることも考えられます。このようなときは、税務署に電話で問い合わせるなどして、処理状況を確認することをおすすめします。

税務署に連絡するときは、申告書の控えを手元に準備しておくと、申告の時期などをきちんと説明することができて慌てずにすみます。

3-3. 還付が遅い場合の確認方法(e-Taxの場合)

e-Taxで申告した場合は、申告の手続きから2週間ほど経つと、e-Taxで処理状況を確認できます。

  • e-Taxのホームページのトップページにある「メッセージボックスの確認」をクリックする。
  • 認証画面が表示されるため利用者識別番号と暗証番号を入力しログインする
  • メニュー画面の「還付金処理状況」の「確認画面へ」をクリックし、状況を確認する。

4. まとめ

還付金の振り込みは、申告方法によって振り込み時期は異なります。少しでも早く還付金の振り込みを希望する場合は、e-Taxでの申告がおすすめです。
e-Taxであれば、還付が遅い場合でも、e-Taxのホームページで状況確認をすることができて安心ですし、確定申告書の提出もスムーズです。

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