年収偏差値計算ツール
年収と年齢から、偏差値を計算するツールです。
赤い星マークは入力された年収が属する位置です。
赤い縦線は平均年収の位置です。
利用方法
年収を「万円」単位で、年齢を入力します。
性別、学歴、業種、会社の規模を必要に応じて選択します。選択しない場合は、総合したデータが表示されます。
データの見方
偏差値を計算することで、あなたの年収が、全体の中でどの位置にいるかを知ることができます。
偏差値50の場合が平均です。偏差値60の場合は上位15.9%、偏差値70の場合は上位2.3%に入っていることを示しています。
年収偏差値の計算について
データソース
厚生労働省の「令和4年 賃金構造基本統計調査」を利用しています。
以下のようなデータを取得可能です。
用語解説
[きまって支給する現金給与額]
6月分として支給された現金給与額(月収)をいう。手取り額でなく、所得税、社会保険料などを控除する前の額である。
現金給与額には、基本給、職務手当、精皆勤手当、通勤手当、家族手当などが含まれるほか、超過労働給与額も含まれる
[所定内給与額]
きまって支給する現金給与額のうち、超過労働給与額(時間外勤務手当、深夜勤務手当、休日出勤手当、宿日直手当、交代手当)を差し引いた額をいう。
[年間賞与その他特別給与額]
昨年1年間(原則として調査前年の1月から12月までの1年間)における賞与、期末手当等特別給与額(いわゆるボーナス)をいう。
【参照】厚生労働省:賃金構造基本統計調査
計算方法
まず、所定内給与額のデータを取得します。
通勤手当が含まれているため、平均的な通勤手当を11,700円(令和2年就労条件総合調査)と仮定して、一律で差し引きます。
きまって支給する現金給与額、所定内給与額、年間賞与その他特別給与額がセットになったデータを取得し、月収を年収に変換します。
その後、平均、標準偏差を計算し、入力された年収の偏差値を求めています。
学歴について、一部、データ数が非常に少ないものがあるため、「高校」「専門・短大」「大学・大学院」というようにまとめています。
「専門・短大」「大学・大学院」のように複数のグループにまたがる場合は、それぞれのグループごとに月収を年収に換算したあとに、合算して統計処理をしています。
偏差値は小数点第二位を四捨五入した値を表示しています。
順位は、年収をグループに分けた上で同一順位が存在する場合、最も高い順位を表示しています。
グラフの年収・平均年収・標準偏差は千の位以下を切り捨てた値を表示しています。
グラフの年収あたりの人数は、ある範囲に属する人数を、その範囲の中央値に属するものとして表示しています。
また、グラフの年収あたりの最高額に属する人数は、その範囲の最低値に属するものとして表示・計算しています。
利用上の注意点
本ツールは、e-StatのAPIを利用して計算しています。データ数が多い場合には、表示に時間がかかることもあります。
本ツールを利用して、不利益や損害等が発生したとしても、当社は一切の責任を負いませんので、ご了承ください。
ご自身の給与についての質問は、所属の勤務先にお問い合わせください。
よくある質問
年収偏差値ツールの意味合いは?
偏差値を計算すると、全体の中でどれくらい上位(または下位)にいるかを、端的に知ることができます。
年収の偏差値を出すことで、あなたの年収が、指定した集団の中で、どれくらい上位(または下位)であるかを把握できます。
高い年収を入力すると「1位」と表示されますが、それより年収が高い人はいないということですか?
参照している、厚生労働省の「令和2年 賃金構造基本統計調査」の結果データは、ある範囲の月収に該当する人が何人いるかという形で提供されています。それを、年収に換算しています。
そのため、実際の最高の年収がいくらであるかは不明ですので、実際に、入力した年収より高い年収の人がいるかどうかはわかりません。
「1位」と表示されるのは、入力した年収が、最も高い範囲の中であることを示しているだけです。