生涯賃金の計算シミュレーション

生涯賃金を計算するツールです。

年齢と現在の年収を入力するだけで、簡単にシミュレーションできます。

基本情報

利用方法

入力項目

最低限、「年齢」と「現在の年収(万円)」の2つの項目を入力するだけで、生涯賃金(生涯でもらえる給料)を計算シミュレーションできます。

入力後、必ず「計算する」ボタンを押してください。

就職した年齢、退職予定の年齢

就職した年齢と退職予定(退職した)年齢を入力してください。

未入力の場合は、就職した年齢を20歳、退職予定の年齢を60歳として計算します。

「就職した年齢」は15歳以上の年齢を入力してください。15歳未満の値を入力した場合は、エラーになります。
「退職予定の年齢」に70歳を超える値を入力した場合は、厚生年金の加入期間を70歳までとして計算します。

表示内容

生涯賃金と、全年齢での平均年収を表示します。

また、5歳ごとに年代別の予想賃金をグラフで表示します。

生涯賃金の計算方法について

一般的な生涯賃金の計算方法

一般的には、生涯賃金は、

平均年収×(退職する年齢-就職した年齢)

で計算します。

ただし、平均年収がわからないと計算することができません。

平均年収は、厚生労働省の賃金構造基本統計調査などのデータを基に把握することができますが、データから必要なデータを探し出すのが大変です。

現在の年収から過去・未来の年収を予測して生涯賃金を計算

そこで、本ツールでは、現在の年収から過去・未来の年収を予測して生涯賃金を計算します。

具体的には、入力された年齢と現在の年収を基に、厚生労働省の賃金構造基本統計調査の全平均賃金データを参照して、5歳階級ごとの年収を導き出します。

日本での平均的な賃金カーブは、入社時を起点に徐々に上昇し、55~59歳をピークにして、その後は下がります。現在の年収を、この賃金カーブに当てはめれば、過去や未来の年収を大まかに予測することができます。

あとは、5歳階級ごとの年収をすべて合計すれば生涯賃金を計算できます。
また、就労期間で割ることによって、生涯での平均年収が計算できます。

生涯賃金の計算の前提について

下記の前提で年金受給額をシミュレーションしています。

  • 平均的な賃金カーブに沿って賃金が変動すると仮定
  • 厚生労働省の賃金構造基本統計調査の全平均賃金データを利用
    (今後、業種別、性別、学歴別、企業規模別、都道府県別に選択できる機能を開発予定)
  • 就職してから退職するまで、ずっと給与所得のみ
  • 就職と退職は同月と仮定
  • 年収は給与のみで賞与はなしと仮定

以下の内容については一切考慮しておりません。

  • 賞与
  • 退職金
  • その他の給与(報奨金、皆勤手当など)
  • それぞれの会社独自の給与制度
  • 役職定年制度

利用上の注意点

本ツールは、あくまでも簡易的に、生涯賃金を計算シミュレーションするツールです。実際の生涯賃金とは異なることをご了承ください。

本ツールで表示している生涯賃金は満額の金額です。実際には、ここから税金および社会保険料が引かれ、手取りは少なくなります。

本ツールを利用して、不利益や損害等が発生したとしても、当社は一切の責任を負いませんので、ご了承ください。
ご自身の給料・賃金についての質問は、勤務先にお問い合わせください。

服部
監修
服部 貞昭(はっとり さだあき)
東京大学大学院電子工学専攻(修士課程)修了。
CFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。
ベンチャーIT企業のCTOおよび会計・経理を担当。
税金やお金に関することが大好きで、それらの記事を2000本以上、執筆・監修。
「マネー現代」にも寄稿している。
エンジニアでもあり、賞与計算ツールなど各種ツールも開発。
服部 貞昭 プロフィール この監修者の記事一覧
\この記事が役に立った方は是非シェアをお願いします/
  • Pocket