配当金をもらった方へ、確定申告が必要か見分けるポイント
株の配当を受け取った方は、確定申告をしたほうがお得になることがほとんどですが、所得が一定額より上の場合、したら損する…[続きを読む]
株の配当を受け取った方は、確定申告をしたほうがお得になることがほとんどです。
確定申告をすれば、損失部分を補充できて課税額が少なくなったり、配当控除という制度が効いて引かれる税金が少なくなったりします。
この記事では、非上場株式の少額配当などがあって申告しないことを選択する人と総合課税を選択する人が具体的にどのように確定申告をするかを説明していきます。具体的にどうやって申告するか一歩一歩丁寧に説明していきます。
まず、自分が確定申告が必要かわからない方はこちらの記事で自己判定してみてください。申告して不利になる場合もございます!
確定申告をすると明確に決めた方は、進んでお読みください。
まず、申告するために計算しなくてはいけないものが以下になります。
「①配当所得額」は以下の計算式で計算できます。
まず第二表から説明します。
第二表:
ここでは、配当所得の具体的な内容を記入して最終的には源泉徴収額を計算します。税率はまたこの図をご参照ください:
ここには、申告する配当の収入金額と、借入利子があれば「必要経費」等に記入する。
「住民税の徴収方法の選択」は、住民税が出る場合に、勤務先に給与所得以外の収入を知られたくない場合は「自分で納付」に〇をつける
「配当に関する住民税の特例」は、確定申告をしないことを選択した非上場株式の少額配当などがある人が、その少額配当の金額+配当所得の金額(申告書第一表)の合計額を記入
「配当割額控除額」には、天引きされた住民税3%分を記入
第一表:
ほかの欄を記入し、最終的に還付される税金が計算されます。
今回は「配当所得」がある場合に確定申告書関連欄をどのように記入するかを説明しました。
確定申告書についてご不明点がありましたら、こちらの記事をご覧ください: