【図解】株の配当の確定申告書の書き方

配当所得 確定申告 書き方

株の配当を受け取った方は、確定申告をしたほうがお得になることがほとんどです。

確定申告をすれば、損失部分を補充できて課税額が少なくなったり、配当控除という制度が効いて引かれる税金が少なくなったりします。

この記事では、非上場株式の少額配当などがあって申告しないことを選択する人と総合課税を選択する人が具体的にどのように確定申告をするかを説明していきます。具体的にどうやって申告するか一歩一歩丁寧に説明していきます。

1.配当所得の確定申告

まず、自分が確定申告が必要かわからない方はこちらの記事で自己判定してみてください。申告して不利になる場合もございます!

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確定申告をすると明確に決めた方は、進んでお読みください。

2.配当所得の事前準備

まず、申告するために計算しなくてはいけないものが以下になります。

  • ①配当所得額
  • ②配当控除額

「①配当所得額」は以下の計算式で計算できます。

配当金収入金額(源泉徴収税額を差し引く前の金額)-株式などを取得するための借入金の利子 =配当所得の金額
「②配当控除額」の計算方法は以下の記事をご覧ください。何が「配当」に当たるかも確認できます。
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3.確定申告書への記入

まず第二表から説明します。

第二表:

所得の内訳

配当所得 確定申告 

ここでは、配当所得の具体的な内容を記入して最終的には源泉徴収額を計算します。税率はまたこの図をご参照ください:

配当所得 確定申告 1

雑所得

配当所得 確定申告

ここには、申告する配当の収入金額と、借入利子があれば「必要経費」等に記入する。

住民税に関する事項

配当所得 確定申告

「住民税の徴収方法の選択」は、住民税が出る場合に、勤務先に給与所得以外の収入を知られたくない場合は「自分で納付」に〇をつける

「配当に関する住民税の特例」は、確定申告をしないことを選択した非上場株式の少額配当などがある人が、その少額配当の金額+配当所得の金額(申告書第一表)の合計額を記入

「配当割額控除額」には、天引きされた住民税3%分を記入

第一表:

配当所得 確定申告
 
㋐に源泉徴収票の「支払金額」を転記
㋓に申告する配当金の収入合計を記入(借入利子はまだ引かない)
 
配当所得 確定申告3
①欄に源泉徴収票「給与所得控除後の金額」を記入
③欄に「配当所得額」(配当金の収入合計から借入利子を引いた金額)を記入
㉓欄に配当控除額を記入

ほかの欄を記入し、最終的に還付される税金が計算されます。

今回は「配当所得」がある場合に確定申告書関連欄をどのように記入するかを説明しました。

確定申告書についてご不明点がありましたら、こちらの記事をご覧ください:

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4.まとめ

税務行政のスマート化を目指して、年末調整・確定申告の電子化及び改善の検討が進められています。この検討内容が実現化した場合には、現在のe-Taxにおける利用しにくい部分が改善され、手続きがより簡単になる予定です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
 
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