【図解】ふるさと納税のマイナポータル連携(PC版)を完全解説

マイナポータル

ふるさと納税をした年分の各知恵申告なら、e-Taxを利用したマイナポータル連携が便利です。

マイナポータル連携を利用すれば、自治体の名前や寄付した金額を入力する必要はまったくなく、寄付情報が自動的に確定申告書に反映されます

この記事では、ふるさと納税をマイナポータル連携で確定申告をする手順と方法について、すべてキャプチャ画像つきで詳細に解説します。
(全手順の所要時間は30分~1時間くらいです。)

この記事はPCでの作業を解説します。スマホでマイナポータル連携をしたい方は下記の記事をご覧ください。
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0.前提:PC(パソコン)、マイナンバーカードを利用

今回は、PC(パソコン)・Chromeブラウザと、マイナンバーカード、ICカードリーダライタを利用し、マイナンバーカードはすでに取得済みe-Taxも登録済みという前提で、説明していきます。

まだの方は、下記の記事をご参照ください。

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画面は異なりますが、スマホを利用しても手順はほぼ同じです。

1.ふるさと納税の確定申告、マイナポータル連携の仕組みと流れ

実際の詳細な解説に入る前に、ふるさと納税で、マイナポータル連携での確定申告をする仕組みと流れについて整理しておきます。

(1)マイナポータル連携の仕組み

マイナポータル連携をするために、最低限知っておきたい仕組みを紹介します。

これを知っておかないと、連携する作業で、自分が何をやっているかわからなくなる可能性が高いからです(少なくとも筆者は、途中で訳がわからなくなりました・・・後で、一連の作業の意味がわかりました)。

マイナポータル連携では、次のように、4つのサイト/システムが登場します。

e-Tax マイナポータル連携 ふるさと納税

  • e-Tax……確定申告書を作成するサイト
  • マイナポータル……行政手続きをオンラインで行う総合サイト
  • e-私書箱……保険会社やふるさと納税サイト等から控除に必要な情報を受け取るシステム
  • ふるさと納税サイト……楽天、ふるなび等、ふるさと納税サイト

そして、このように、それぞれのシステムが連携する必要があり、その連携作業を順次行います。

  • e-Tax⇔マイナポータル
  • マイナポータル⇔e-私書箱
  • e-私書箱⇔ふるさと納税サイト

この3つの連携作業を行うことで、ふるさと納税のマイナポータル連携でe-Tax確定申告ができるようになります。
(個人的には最初から連携してくれればいいと思うのですが・・・)

(2)マイナポータル連携で確定申告が可能な、ふるさと納税サイト

上記の「e-私書箱」と連携できる、ふるさと納税サイトは、2023年2月時点で、下記のサイトです。

  • ふるなび
  • ANAのふるさと納税
  • 株式会社さとふる
  • JALふるさと納税
  • ふるさとチョイス
  • 三越伊勢丹ふるさと納税
  • 楽天ふるさと納税

これ以外のサイトを利用して、ふるさと納税をした場合は、マイナポータル連携できませんので、手で入力することになります。

(3)マイナポータル連携で確定申告をする手順

マイナポータル連携でふるさと納税の確定申告をするには、手順がとても重要です。

これを間違うと、無駄な作業をしたり、必要以上に待たされることになります。

流れを簡単に書きますと、このようになります。

  1. ふるさと納税サイトで「寄付金控除に関する証明書」の発行申請(発行までに数日かかる)
  2. マイナポータルでe-私書箱と連携・e-Taxと連携、e-私書箱でふるさと納税サイトと連携
  3. e-Taxでマイナポータル連携を利用して確定申告

ここで重要なのが、最初に、楽天・ふるなび等のふるさと納税サイトで「寄付金控除に関する証明書」の発行申請をしておくことです。

サイトによって違いますが、申請してから証明書が発行されるまで数日かかります。これをやっておかないと、他の作業を先にやっても、待たさせてしまいます。

証明書の発行が完了すれば、2番目と3番目は一連の作業で行うことができます。早い人であれば、30分もあれば完了するでしょう。

2.STEP1:寄付金控除証明書の発行申請(楽天の場合)

ここからは、具体的な手順を解説していきます。

まずは、ふるさと納税サイトで「寄付金控除に関する証明書」の発行申請をします。今回は、楽天ふるさと納税サイトを例として解説します。

他のサイトについては、それぞれのサイトのヘルプ等をご覧ください。

(1)寄付金控除証明書の発行申請

楽天ふるさと納税の「マイページ」にアクセスします。

左側のメニューの少し下のほうの、「寄付金控除証明書の発行」をクリックします。

楽天ふるさと納税

ページの下のほうにスクロールすると、「STEP1 発行申請をする」という箇所があります。2023年の確定申告であれば、2022年分の「申請手続きへ」ボタンをクリックします。

楽天ふるさと納税

「寄付金控除証明書の発行」ページで、ご利用規約を読み、下のほうにスクロールします。

楽天ふるさと納税

「ご利用規約とデータ連携に同意する」にチェックを入れ、「電子発行を申請する」ボタンをクリックします。

楽天ふるさと納税

「証明書発行申請を受け付けました」と表示されます。

楽天ふるさと納税

2営業日または3営業日で証明書が発行され、登録してあるメールアドレス宛に通知メールが来ます

(2)証明書を取得

再度、楽天ふるさと納税の「マイページ」の左側メニューから、「寄付金控除証明書の発行」をクリックします。

下の方にスクロールすると、「STEP2 証明書を所得する」という箇所がありますので、「証明書を取得する」ボタンをクリックします。

楽天ふるさと納税

「e-私書箱」サイトに飛びます。「2022年寄付分【寄付金控除に関する証明書】が電子発行されました」と表示されていればOKです。

ここは、いったんこれでOKです(連携については後のほうでまとめて説明します)。

寄付金控除証明書

【参考】XMLファイルをダウンロード

これ以降行う、マイナポータル連携が面倒なときは、「2022年寄付分【寄付金控除に関する証明書】が電子発行されました」の部分をクリックした後、「寄付金控除に関する証明書(xmlデータ)」をクリックして、XMLファイルをダウンロードしても大丈夫です。

そのファイルを、e-Taxで読み込むことで、細かい情報を入力しなくても済みます。
(もしかしたら、このほうが楽かもしれません・・・)

3.STEP2:e-Tax、マイナポータル等の連携

さて、ここからは、最初に紹介した以下4つのシステムの連携作業を順次行っていきます。そこそこの長丁場になります・・・。

e-Tax マイナポータル連携 ふるさと納税

必要な連携はこの3つです。

  • マイナポータル⇔e-私書箱
  • e-私書箱⇔ふるさと納税サイト
  • e-Tax⇔マイナポータル

すべて、マイナポータルにログインした状態から連携の作業を行います。まずは、マイナポータルへログインします。

(1)マイナポータルの利用者登録とログイン

マイナポータル」にアクセスします。右上の「ログイン」をクリックします。

マイナポータル

初めての人は「利用者登録」ボタンをクリックします。
(すでに登録済みの人は、上の段の「ログイン」をクリックしてログインしてください。)

マイナポータル

使用する端末、マイナンバーカードの読み取り方法を選びます。どの方法でもできますが、ここでは、「パソコン」「ICカードリーダライタで読み取り」で行います。

マイナポータルの利用者登録

マイナポータル

マイナポータルアプリをインストールしていない場合は、「ダウンロード」ボタンをクリックして、アプリをダウンロードしてインストールします(昨年以前にインストールした人もアップデートが必要になりますので、同じ作業をします)。

マイナポータル

「ログイン用アプリのインストール」の部分が表示されますので、「ダウンロードする」ボタンを押します。すると、「MPASetup_Chrome.exe」ファイルがダウンロードされます。このファイルを実行します。

画面の手順に従ってクリックしていけば、簡単にインストールできます。

Chromeでストアページが表示されますので、「Chromeに追加」ボタンを押します。

マイナポータルAP

「拡張機能を追加」ボタンを押します。「マイナポータルAPがChromeに追加されました。」と表示されます。

マイナポータルAP

「利用者登録/ログイン」をクリックします。

マイナポータル

マイナンバーカードでマイナポータルにログイン

マイナンバーカードをICカードリーダライタにセットし、「OK」ボタンをクリックします(以降、何回かマイナンバーカードが必要ですが同じです)。

マイナポータル

4桁の利用者証明用パスワードを入力します。

マイナポータル

4桁のパスワードを3回連続して間違えるとロックされて使用できなくなります。解除するには、市区町村役場に行く必要があります。ご注意ください。

ログインが成功すると、右上が「ログイン中」になります。
マイナポータル

(2)マイナポータルとe-私書箱の連携

マイナポータルにログインしたら、各種の連携作業をします。まず最初に、マイナポータルとe-私書箱の連携をします。

確定申告の事前準備

マイナポータルのトップページで、少し下にスクロールし「確定申告の事前準備」ボタンをクリックします。

マイナポータル

このページの下のほうの「確定申告の事前準備を開始する」をクリックします。

マイナポータル

「取得する証明書等の選択」ページで、「ふるさと納税」を選び、「次へ」ボタンをクリックします。

マイナポータル

控除証明書を発行するサイトを選びます(複数選択可能)。ここでは、「楽天ふるさと納税」を選びます。「次へ」ボタンをクリックします。

マイナポータル

「e-私書箱と連携する」の箇所の「連携する」ボタンをクリックします。

マイナポータル

「1.マイナポータルとe-私書箱を連携する」の箇所の「連携する」ボタンをクリックします。

マイナポータル

「同意する」ボタンをクリックします。

マイナポータル

e-私書箱サイト

e-私書箱サイトに移ります。
(e-私書箱サイトは直接アクセスしても利用できません。マイナポータルのボタンを押して移る必要があります。)

右下の「スキップ」をクリックします。

e-私書箱

利用規約を読み、「同意する」ボタンをクリックします。

e-私書箱

マイナンバーカードで認証をします。ICカードリーダを利用するか、スマホでQRコードを読み取ります。どちらかのボタンをクリックしてください。

e-私書箱

どちらの場合も、マイナポータルにログインしたときと同じ手順でマイナンバーカードを読み取ります。

登録するメールアドレスを入力し(確認欄にも入力し)、「メールアドレスの登録」ボタンをクリックします。

e-私書箱

登録が完了すると、マイナポータルに戻ります。「確定申告の事前準備」ボタンをクリックします。

マイナポータル

かなり長い工程でしたが、大丈夫でしょうか? あと半分くらいですので、頑張っていきましょう。

(3)e-私書箱とふるさと納税サイトの連携

次に、e-私書箱と、ふるさと納税サイト(楽天)を連携します。

もう一度、「e-私書箱と連携する」の箇所の「連携する」ボタンをクリックします。

マイナポータル

「2.e-私書箱と発行するサイトを連携する」の箇所の「連携する」ボタンをクリックします。

マイナポータル

e-私書箱サイトに移ります。

e-私書箱で連携するサイトの選択

「控除に関する証明書発行機業と連携」ボタンをクリックします。

e-私書箱

「ふるさと納税」をクリックします。

e-私書箱
連携したい、ふるさと納税サイトを選択します。ここでは「楽天ふるさと納税」を選択し、「連携手続きへ」ボタンをクリックします。

複数のふるさと納税サイトで寄付した人は、それぞれのサイトを選択します。

e-私書箱
「お手続きのご案内」ボタンをクリックします。

e-私書箱

「楽天ふるさと納税マイページ 確定申告に伴うお手続き」のリンクをクリックします。

e-私書箱

ふるさと納税サイトで証明書を選択

新しいウィンドウが開き、楽天ふるさと納税サイトに移ります。

楽天ふるさと納税の「マイページ」の左側メニューから、「寄付金控除証明書の発行」をクリックします。

下の方にスクロールすると、「STEP2 証明書を所得する」という箇所がありますので、「証明書を取得する」ボタンをクリックします。

楽天ふるさと納税

「e-私書箱」サイトに飛びます。左側メニューの「e-私書箱連携」をクリックします。

寄付金控除証明書

下の方の「e-私書箱につなぐ」ボタンをクリックします。

e-私書箱

「同意する」にチェックを入れ、「すでにアカウントのお持ちの方はこちら」をクリックします。

e-私書箱

マイナンバーカードの認証をします。ICカードリーダを利用するか、または、スマートフォンでQRコードを読み取ります。

e-私書箱

マイナンバーカード認証が終了すると、「連携完了」と表示されます。この画面は閉じて大丈夫です。

e-私書箱

連携完了

e-私書箱に戻ると、「連携済み企業一覧」に連携したサイトが登録されています。「マイナポータルに戻る」ボタンをクリックします。

e-私書箱

マイナポータルに戻ると、「楽天ふるさと納税」が「連携済み」になっています。

マイナポータル

(4)マイナポータルとe-Taxの連携

これで、最後の連携、e-Taxとマイナポータルの連携です。

マイナポータルの「連携リスト」のページで、下の方にスクロールして、「e-Taxと連携する」の「連携する」ボタンをクリックします。

マイナポータル

「マイナポータルとe-Taxを連携する」の「連携する」ボタンをクリックします。

マイナポータル

「同意する」ボタンをクリックします。

マイナポータル

「e-Taxへログイン」ボタンをクリックします(e-Taxを利用したことがあることを前提としています)。

e-Tax

マイナンバーカードの認証をします。
マイナポータルにログインするときに、ICカードリーダを利用した場合は、ICカードリーダを利用して再度認証します。ログイン時にスマートフォンでQRコードを読み取った場合は、スマートフォンでQRコードを読み取って再度認証します。

認証が完了すると、利用者識別番号が表示されます。「同意する」ボタンをクリックします。

e-Tax

連携が完了しました。「確定申告の事前準備」ボタンをクリックします。

マイナポータル

長かったですが、これで、3つの連携がすべて完了しました。あとは、確定申告です。

4.STEP3:e-Taxでマイナポータル連携を利用して確定申告

(1)事前確認とマイナポータルへログイン

確定申告書等作成コーナー」にアクセスします。「作成開始」ボタンをクリックします。

e-Tax

「マイナンバーカードをお持ちの方」の中から、「スマートフォンを使用してe-Tax」か「ICカードリーダライタを使用してe-Tax」を選びます。ここでは、「ICカードリーダライタを使用してe-Tax」を選んでクリックします。

e-Tax

一番左の「所得税」をクリックします。

e-Tax

「マイナポータルと連携する」を選択し、「次へ進む」ボタンをクリックします。

e-Tax

マイナポータルアプリのインストールは、さきほどのマイナポータルのところで行っていますので、ここでは不要です。

「利用規約に同意して次へ」ボタンをクリックします。

e-Tax

e-Tax

「次へ進む」ボタンをクリックします。

e-Tax

「ICカードリーダーでログイン」ボタンをクリックします。

マイナポータル

ICカードリーダーでマイナンバーカード認証をします。

認証が完了すると「認証完了」と表示されますので、「次へ」ボタンをクリックします。

e-Tax

「次へ進む」ボタンをクリックします。

e-Tax

e-Taxの登録情報(住所・氏名等)が表示されますので、間違っていないことを確認して、「次へ進む」ボタンをクリックします。

e-Tax

e-Tax

「申告する方本人の情報を取得しますか」の箇所で「取得する」を選択します。

「マイナポータルに移動して情報を取得」ボタンをクリックします。

e-Tax

マイナポータルから読み取った、年間の寄付金の金額が表示されています。「申告書等を作成する」ボタンをクリックします。

e-Tax

e-Tax

(2)寄付金控除は自動で入力

ここからは確定申告に必要な内容を入力していきます。

収入金額・所得の金額入力はここでは省略します。

ふるさと納税の寄付金控除は所得控除の一種です。「所得控除の入力」の段階に移ると、「寄付金控除」の箇所には、自動的に金額が入力されています。

e-Tax

寄付金控除は次のような式になります。

寄付金控除=年間に寄付した金額-2,000円

よって、年間に寄付した総額から2,000円を引いた金額が入っています。

ただし、ふるさと納税で寄付できる金額には上限がありますので、上限を超えた場合は自動的に削られています。
上限については、こちらのシミュレーションツールをご利用ください。

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もし、他にも寄付したものがあれば、「訂正・内容確認」ボタンをクリックし、寄付した内容を入力します。ここでは省略します。

e-Tax

あとは、必要に応じて医療費控除などの控除を入力し、内容確認をして送信します。ここでは省略します。

よくある質問

自治体のサイトでふるさと納税したのですが、マイナポータル連携できますか?

2023年2月現在、マイナポータル連携に対応しているのは、楽天、ふるなび等の大手のふるさと納税サイトのみです。自治体のサイトでふるさと納税した場合はマイナポータル連携できませんので、XMLファイルを取得してインポートするか、手動で入力します。

マイナポータル連携と、XMLファイルのインポートとどちらが楽ですか?

マイナポータル連携は、連携するまでに手順が複雑で時間も30分くらいかかりますが、一度連携してしまえば、翌年以降も有効で、非常に楽になります。

翌年以降もずっとふるさと納税を続ける人はマイナポータル連携をしたほうがお得でしょう。一方、ふるさと納税は今回のみという方は、XMLファイルでインポートしたほうが早いでしょう。

マイナポータル連携の方法は、こちらをご覧ください。

マイナポータルの連携作業は毎年必要になるのですか?

マイナポータルの連携作業は一度行えば、次の年は作業不要です。

ただし、各システムは徐々に更新されていますので、大幅なアップデートがされた際には、何らかの手順変更や追加作業が入る可能性はあります。

マイナポータル連携のセキュリティは大丈夫ですか?

マイナポータル連携は、マイナンバーカードを利用して認証します。

マイナンバーカードの認証には4桁の暗証番号が必要であり、番号を連続して3回間違えるとロックされますので、ある程度のセキュリティが保たれています。しかし、マイナンバーカードを紛失した際には、万が一のことを考え、すぐに紛失の連絡をしたほうが良いでしょう。

服部
監修
服部 貞昭(はっとり さだあき)
東京大学大学院電子工学専攻(修士課程)修了。
CFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。
ベンチャーIT企業のCTOおよび会計・経理を担当。
税金やお金に関することが大好きで、それらの記事を2000本以上、執筆・監修。
「マネー現代」にも寄稿している。
エンジニアでもあり、賞与計算ツールなど各種ツールも開発。
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