エファタ株式会社 服部 貞昭

服部

経歴

東京大学大学院電子工学専攻(修士課程)修了後、
KDDI株式会社に入社。EZwebシステム構築、ホスティングシステム構築、法人向けモバイルSE業務等に従事。

2014年、独立し、エファタ株式会社の取締役(CTO)に従事、現職。

2019年、ファイナンシャル・プランナーの資格CFP(日本FP協会認定)を取得。

会社経営、サイト制作企画、コーディング、記事執筆・監修などの業務を行っています。

お金と私の生い立ち

数字が大好きな子ども

子供のころから数字と計算が大好きでした。親から聞いたところによると、いつも「1,2,3,4」と数字を数えていたそうです。

母親と買い物に行ったときは、商品をカゴに入れると暗算で合計額を計算し、レジに持っていくやいなや「〇〇円!」と言っていたようです。(消費税がまだなかったので楽でしたね。)

とにかく、数字が関連するものは何でも興味を持ちました。まずは、電話番号がたくさん掲載されている電話帳(ハローページとタウンページ)を片っ端から読んでいました(個人情報がうるさい今はほとんど見かけませんが、当時は、その地域のほぼ全戸の電話番号と住所が掲載されていました)。辞書などの分厚い本のページ番号も面白かったですね。

外に出ると、電柱に記載された番号や、走っている車の後ろに記載されている最大積載量などをいつも追っていました。

お小遣い制と買い物

小学1年生のときに、お小遣い帳(現金出納帳)を買ってもらい、お小遣いをもらったり使うたびに記録していました。

また、銀行口座も作って1万円を預けましたが、当時は普通預金の金利でも5%くらいでしたので、1年経ったら500円くらい利息がついていて、驚いた記憶があります。

金利5%ということは、仮に1,000万円くらい貯金があったら、何もしなくても、毎年50万円も得られるということです。超低金利の今では信じられないことですよね。

私の父親の教育方針は、普通の子どもより毎月のお小遣いをたくさん(毎月2000~3000円)もらう代わりに、文房具や参考書、自分が欲しいゲームや本などはすべてお小遣いの中から自分で買うというものでした。いわゆる、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントはなく、自分で欲しいものは貯金してたまったら自分で買っていました。(親戚の家に行ったときにもらうお年玉はありがたくいただきましたが。)

もらったお小遣いの多くは銀行に預金しますが、小銭は自分の財布に入れて、定期的にいくら入っているか数え、金銭出納帳と合っているか確認していました。ときどき、数円から数十円、合わないこともありましたが、大きなずれはなかったと思います。

一番高い買い物は、当時、発売されたばかりの京セラの「SAMURAI」というカメラです。40,000円以上しました。今では当たり前ですが当時は珍しいオートフォーカス機能がついていて、なかなか素晴らしいカメラでした。ハーフサイズで軽くて、子どもで手の小さい自分にも使いやすいものでした。

かなり嬉しくて使いこなしていたのですが、あるとき、父親と北アルプスに登山に行った際、リュックに入れていたら、魔法瓶の口が空いていて中身のポカリスエットがもろにカメラにかかってしまい壊れてしまいました。これは大変、残念でした。

このような形のお金の教育がいいのかどうかわかりませんが、自分は、これで、お金をためること、管理すること、使うことなどを学びましたので、いい経験だったと思います。

帳簿付け

母親は、お金や数字は苦手とする人でしたが、買い物に行ってきたら家計簿は毎回のようにつけていました。月毎に合計していくら何に使ったか分析するとかはしませんでしたたが、記録につけるのが意外と楽しかったのかもしれません。

ですので、帳簿をつけるということは自分にとって当たり前の生活習慣でした。今は、Googleスプレッドシートを利用して、個人的な帳簿をつけています。費目ごと、また決済手段ごとに自動的に合計値が出ます。

株や手形

自分が小学校高学年くらいのとき、父親が株式投資を始め、本を何冊か買ってきましたので、自分もそれを読みました。

「マンガ株式投資入門」という本があり、小学校に持っていって休み時間に読んでいたら、先生から「そんなものを読むのか」と驚かれた記憶があります。

あと、父親が買ってきた漫画「ナニワ金融道」を読んで、手形というものを知りました。手形の不渡りを出したらヤバイこと、手形の裏書は十分に注意する必要があることを、子どもなりに実感していました(もちろん実物の手形を目にすることはありませんでしたが・・・)。

ちなみに、この漫画のせいで、都会には怖い人がたくさんいて、ちょっとでも気を緩めたらだまされると身構えて、大学生のときに上京しましたが、そんな怖い人はあまりいなかったですね。