自動車税はnanacoでお得に納税を!
自動車を所有している方が毎年5月に支払う「自動車税」。 そんな自動車税ですが、支払うのであれば少しでもお得に支払いた…[続きを読む]
言わずと知れた楽天カード。メインカードとして利用して楽天ポイントを貯めている方は多いでしょう。それでは、自動車税の支払いにも楽天カードを使うべきなのでしょうか? 確認していきましょう。
目次
楽天カードは税金の支払いでもポイントが貯まるクレジットカードです。自動車税・軽自動車税の支払い分についてもポイントが還元されます。
ただし、2021年6月からは税金や公共料金のポイント還元率が大幅にダウンしてしまいました。
2021年の自動車税は還元率1%で支払いが可能でしたが、2022年以降の自動車税については還元率0.2%が適用されるため、いずれの車種においても還元されるポイントを手数料※が上回り、損をしてしまうことになります。
※自動車税・軽自動車税をクレジットカードで支払う場合は「ヤフー公金」などの税金支払い専用のサイトを利用する必要があり、支払い金額に応じて手数料がかかります(詳しくは3章参照)。
実際に楽天カードで自動車税・軽自動車税を支払った場合に還元されるポイントと手数料は以下の表のとおりで、残念ながら現在楽天カードで自動車税を支払うとほとんどの場合損をするという結論となっています。なお、手数料はヤフー公金(埼玉県、埼玉県さいたま市)を参照しています。
排気量 | 税額 | 手数料 | ポイントと手数料の差 (還元率改悪前) | ポイントと手数料の差 (還元率改悪後) |
---|---|---|---|---|
1,000cc以下 | 25,000 | 200 | 52円得 (252P) | 150円損(50P) |
1,000cc超 1,500cc以下 | 30,500 | 280 | 27円得(307P) | 219円損(61P) |
1,500cc超 2,000cc以下 | 36,000 | 321 | 42円得(363P) | 249円損(72P) |
2,000cc超 2,500cc以下 | 43,500 | 360 | 78円得(438P) | 273円損(87P) |
2,500cc超 3,000cc以下 | 50,000 | 401 | 103円得(504P) | 301円損(100P) |
3,000cc超 3,500cc以下 | 57,000 | 481 | 93円得(574P) | 367円損(114P) |
3,500cc超 4,000cc以下 | 65,500 | 521 | 139円得(660P) | 389円損(132P) |
4,000cc超 4,500cc以下 | 75,500 | 642 | 119円得(761P) | 490円損(152P) |
4,500cc超 6,000cc以下 | 87,000 | 722 | 155円得(877P) | 547円損(175P) |
6,000cc超 | 110,000 | 883 | 225円得(1108P) | 662円損(221P) |
軽自動車(一律) | 10,800 | 119 | 10円損(109P) | 98円損(21P) |
排気量 | 税額 | 手数料 | ポイントと手数料の差 (還元率改悪前) | ポイントと手数料の差 (還元率改悪後) |
---|---|---|---|---|
1,000cc以下 | 29,500 | 240 | 57円得(297P) | 181円損(59P) |
1,000cc超 1,500cc以下 | 34,500 | 280 | 67円得(347P) | 211円損(69P) |
1,500cc超 2,000cc以下 | 39,500 | 321 | 77円得(398P) | 242円損(79P) |
2,000cc超 2,500cc以下 | 45,000 | 360 | 93円得(453P) | 270円損(90P) |
2,500cc超 3,000cc以下 | 51,000 | 441 | 73円得(514P) | 339円損(102P) |
3,000cc超 3,500cc以下 | 58,000 | 481 | 103円得(584P) | 365円損(116P) |
3,500cc超 4,000cc以下 | 66,500 | 562 | 108円得(670P) | 428円損(134P) |
4,000cc超 4,500cc以下 | 76,500 | 642 | 129円得(771P) | 488円損(154P) |
4,500cc超 6,000cc以下 | 88,000 | 722 | 165円得(887P) | 545円損(177P) |
6,000cc超 | 111,000 | 922 | 197円得(1119P) | 699円損(223P) |
軽自動車(一律) | 10,800 | 119 | 10円損(109P) | 98円損(21P) |
楽天カードではこれまで、自動車税の納税によるキャンペーンを実施してきました。
2022年のキャンペーンについては5/2現在では発表されていませんが、最新情報があり次第お伝えします。
ということで、楽天カードは単体だと自動車税の支払いには向きません。それでは、自動車税で楽天ポイントを貯めるのは諦めたほうが良いのでしょうか? 自動車税で楽天ポイントを貯める裏技については↓の動画でまとめているのでよかったら記事と併せてご覧くださいね。
クレジットカードで自動車税を支払う場合は専用のサイトで必要情報を入力し、オンラインで決済します。
なお、専用の支払いサイトを持たない自治体では「ヤフー公金」を利用していたところも多かったのですが、ヤフー公金による自動車税の支払いは2022年3月に終了しました。
東京都の「都税クレジットカードお支払サイト」や千葉県の「千葉県税クレジットカードお支払サイト」など、一部の自治体ではもともとヤフー公金ではなく自治体の支払いサイトを利用しています。
お住まいの地域でどのサイトを利用するかは「XX県 自動車税 クレジットカード」「XX市 軽自動車税 クレジットカード」などで検索して調べます。
自動車税は都道府県に、軽自動車税は市区町村に納めます。
クレジットカードで自動車税を支払う時の手数料は、税金の支払い金額が大きいほど高くなります。また、手数料は自治体によっても異なります。例として千葉県市川市と船橋市の手数料を見てみましょう。
自動車税金額 | 市川市 | 船橋市 |
---|---|---|
~10,000円 | 0円 | 55円(税込) |
10,001~20,000円 | 110円(税込) | 165円(税込) |
20,001~30,000円 | 220円(税込) | 275円(税込) |
30,001~40,000円 | 330円(税込) | 385円(税込) |
40,001~50,000円 | 440円(税込) | 495円(税込) |
以降10,000円増える毎に | 110円(税込)ずつ加算 | 110円(税込)ずつ加算 |
クレジットカードで自動車税を支払う場合、別途申請しなければ納税証明書は発行されません。
また、納税証明書が発行できるようになるまでには支払手続き完了日から数日を要しますので、急ぎの場合はクレジットカードでの納付ではなく窓口やコンビニでの納税をおすすめします。
なお、車検時に納税証明書の提示が必要になるかどうかは以下の通りです。
最後に、自動車税をよりお得に支払う方法を紹介します。
クレジットカードでのオンライン決済よりもお得さ・便利さで優れているのがスマホ決済の請求書払いです。クレジットカードと比べたメリットは以下の通り。
現在自動車税・軽自動車税の支払いができてポイント還元をうけられるスマホ決済は以下の3つで、自治体によって利用できるものとできないものがあります。なお、PayPay、d払いでも自動車税の支払いができますが、ポイント還元はありません。
アプリ | 還元率 |
---|---|
LINE Pay | 還元率0.5% [解説記事はこちら] ※ポイントが還元されるのはVisa LINE Payクレジットカードor三井住友カードからチャージ&ペイした場合 |
au PAY | 還元率0.5%~ [解説記事はこちら] ※クレジットカードの紐づけによって更に還元率UP ※au PAY ゴールドカードなら2.5%還元 |
ファミペイ | 還元率0.5%[解説記事はこちら] ※ポイント還元にはファミマTカードでのチャージが必須 |
自動車税はコンビニでも支払いが可能です。コンビニでの納税は基本的に現金のみでの支払いになりますが、セブンイレブンならばnanacoが、ミニストップならwaonが利用可能です。
nanaco、waonで自動車税を支払う場合は上記の通り、特定のクレカからのチャージによってポイントがつくことに注意が必要です(現金でチャージしてもポイントはたまりません)。
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