住民税の納付書が届かない時はどうすればいい?
この記事では、住民税の納付書が届かない場合どうすればいいのか、本来ならいつ頃届く予定なのか、納付書が届かない原因はな…[続きを読む]
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住民税の支払いも、コンビニで簡単に済ませることができます。
方法はいたって簡単で、毎年6月頃に郵送されてくる住民税の納付書をコンビニのレジに持っていき、基本的には現金で支払い、納税証明書とレシートを受け取って支払い完了です。
「基本的には現金で支払う」とお伝えしましたが、店によっては特定の電子マネー、スマホ決済を利用できます。こちらについては詳しくは次の章でお伝えします。
大手コンビニでは基本的に支払いが可能ですが、地方のコンビニについては自治体のHPや店舗のHPをチェックしてみる必要があります。
それぞれ「XX(自治体名) 税金 支払い方法」、「YY(店名) 収納代行」で検索してみると調べることができます。
住民税の支払いに利用できる主なコンビニと利用可能な支払い方法をいくつかご紹介します。
先ほどお伝えした通り、住民税をコンビニの店頭で支払う場合、基本的には現金で支払います。
例外としてセブンイレブンではnanacoを、ミニストップではWAONを、ファミリーマートではファミペイを利用することができます。
このため、チャージ方法次第では住民税の支払いで間接的にポイントを貯めることも可能です。
なお、クレジットカードで税金を支払えるコンビニはありません。以前はファミリーマートでファミマTカードを利用できましたが現在は店頭での納税には対応していません。
コンビニの中には楽天ポイントカード、dポイントカードなどのポイントカードが利用できるお店も多いですよね。
住民税を支払う時もポイントカードを提示したらポイントが貯まるのでは……? と思ってしまいがちですが、税金を支払う際にポイントカードでポイントを貯めることはできません。
コンビニでの納付に限らず、住民税の支払いには納付書が必要になります。
住民税の納付書は6月ごろに4期分がまとめて郵送されてくるため、お手元に届いたらなくさないように保管しましょう。
また、6月中旬を過ぎてもお手元に届かない場合、手違いで届いていない可能性もあります。気づかないうちに納期限を過ぎて延滞金が発生……! なんてことにならないよう、念のため自治体に確認することをおすすめします。
住民税をコンビニで払う場合、ポイント還元を受けられる方法は以下の3つしかありません。
それぞれ、「支払いに行くお店」と「セットで使うクレカ」に縛りがあるのでご自身に一番都合のいい方法を選びましょう。
通常、nanacoで買い物をすると、
ということで、合計1%還元率のポイント還元があります。
なお、nanacoへのチャージでポイントがたまるのはクレジットカードの「セブンカード・プラス」でチャージした場合のみなので気を付けましょう(現金でチャージしてもポイントはつきません)
そして、nanacoで税金を支払う場合、チャージによるポイントのみが貯まります(支払いによるポイントは貯まりません)。
このため住民税をnanacoで支払って貯まるポイントは以下の通りです。
ここまでお伝えしたように、nanacoでポイントを貯めるにはクレジットカードの「セブンカード・プラス」が必須です。支払い納期に間に合うように、以下の準備を済ませておく必要があります。
セブンカード・プラスは年会費無料のクレジットカードです。セブンイレブンなどセブン系列のお店でお得に利用することができ、入会キャンペーンの特典も充実しています。
年会費無料
年会費無料
nanacoのチャージ上限は5万円です。
「センターお預かり」の機能を使えば10万円まで、さらに「オートチャージ」も使えば13万まで支払うことが可能です。
お店によっては一度の支払いで2枚以上のnanacoを利用することもできますが、1枚のセブンカード・プラスでチャージできるnanacoは1枚とnanacoモバイル1台までです。
住民税は4期に分割して支払うことができるので、nanacoで支払う際は一括ではなく4期に分割して支払うことをおすすめします。
住民税をWAONで支払う時のポイント還元の仕組みはnanacoと一緒です。クレジットカードの「イオンカードセレクト」でオートチャージをすることで0.5%のWAONポイントが貯まります。
支払い納期に間に合うように、以下の準備を事前にすませておきましょう。
イオンカードセレクトは年会費無料のクレジットカードで、イオン・ミニストップ・マックスバリュなどイオン系列のお店でお得に利用できます。
何より、1年で50万円以上利用することで年会費無料のままゴールドカードを持てるところが魅力です。
WAONのチャージ上限はnanaco同様5万円で、一度に利用できるWAONカードは1枚のみです。
ファミペイで住民税を支払う場合、0.5%+10ポイントのポイント還元があります。
ポイント還元を受ける方法には次の2通りがあります。
①の方法についてはnanacoとWAONと同様のイメージで、チャージ額に対して0.5%のポイント還元があります。
②のファミペイ翌月払いとは、ファミペイの新しい機能で、銀行口座をファミペイに登録しておけば、事前にチャージをしなくてもファミペイでお買い物ができます。ファミペイで買い物をした金額はあとから口座から引き落とされます。この場合も支払額の0.5%のポイント還元があります。
また、①の方法でも②の方法でもファミペイで住民税を支払うと、支払いの際に1件につき10ポイントのポイント還元があります。
または、
ファミマTカードは名前の通りファミマでお得なクレジットカードです。ここまで紹介したカード同様年会費無料です。
ファミペイの支払い上限金額は10万円までとなっています。住民税の金額が10万をこえる場合は一括ではなく4期分割で支払いましょう。
ちなみにファミペイには請求書払いの機能が付いているので、自治体がファミペイの請求書払いに対応していればコンビニに行くまでもなく自宅で支払いを完結することも可能です。
ただし請求書払いの限度額は一回につき5万になる点は注意が必要です。
コンビニで住民税を支払う場合、nanaco・WAON・ファミペイのいずれを利用してもポイント還元率は0.5%です。
それでは、実際に住民税を支払った場合にどのくらいポイントが貯まるのかチェックしてみましょう。
前年の400万円を売り上げた個人事業主Aさん(経費50万円)の住民税額は約247,000円です。
nanaco・WAONで支払った場合、247,000円×0.5%で1235円相当のnanacoポイント、またはWAONポイントが貯まります。
ファミペイで支払った場合、247,000円×0.5%プラス10で、1245円相当のファミペイボーナスを獲得できます。
副業収入で200万を稼いでいる会社員Bさんは副業分として住民税約97,000円を支払います。
nanaco、WAONで支払った場合97,000円×0.5%で485円相当のポイントを獲得できます。
ファミペイで支払った場合97,000円×0.5%プラス10で、495円相当のポイントを獲得できます。
住民税をコンビニで支払う場合、手数料はかかりません。不安な方は自治体HPをチェックすれば手数料について確認が可能です。
住民税をコンビニで支払えないケースはどんなものがあるでしょうか。規定は自治体によって異なりますが、ある程度共通しているルールについてお伝えします。
また、コンビニで住民税を支払うには納付書のバーコードをレジで読み取ってもらう必要があるので、納付書の破損などがあると支払いができないことがあります。
課税証明をコンビニで入手するには、マルチコピー機などで発行できます。
ただし、入手できるかどうかについては、市町村によりけりなようです。例えば以下の自治体では課税・非課税証明を発行できます。
課税・非課税証明書の発行方法についてはお住まいの自治体のHPを確認してみることをおすすめします。