住民税・固定資産税をWAONで払うとポイントorマイルが貯まります|2022年最新

住民税や固定資産税は毎年大きな負担になります。ですが支払いの金額が大きいということは、ポイント還元の効果も大きいということ! 口座振替などで支払っている方はご自分に合ったキャッシュレス決済を利用することをおすすめします。
今回はイオンやダイエー、ミニストップなどでお得に使える電子マネー、WAONで固定資産税で支払う方法やメリット・デメリットを解説します。
目次
1.住民税・固定資産税はWAONでも支払いできる!
ミニストップでは一部の税金をWAONで支払うことが可能です。ご自身の住民税や固定資産税をWAONで納付できるかどうかは、納付書に記載されている番号をチェックしましょう。
WAONで支払える住民税・固定資産税のバーコード番号
- ① 納付書をお手元に用意して、バーコード番号(91)に続く6桁の番号を確認しましょう
- ② こちらのページに記載されている番号の中に①の番号が含まれていればWAONで支払いが可能です
なお、編集部スタッフに届いた納付書はWAONの支払いが可能でした!
WAONで固定資産税を支払える上限
WAONにチャージできる金額は5万円までです。
また、イオンカードセレクトの場合、オートチャージは一日一回まで、オートチャージの設定上限は4万9000円です。
そのため一度の支払いで9万9000円を超えた場合は残りを現金で支払う必要があります。
住民税・固定資産税はいずれも「一括払い」と「4期に分割して支払う方法」のどちらかを選べますので、税額が10万をこえるのであれば4期に分割して支払うことをおすすめします。
WAONで固定資産税を支払えるお店
全国のミニストップで支払いが可能です。
2.住民税・固定資産税をWAONで支払う方法
住民税・固定資産税をWAONで支払う手順は以下の通りです。
(1)事前準備|WAONにオートチャージでチャージする
WAONで固定資産税をの支払いをする前に、支払いに十分な金額をチャージしておきましょう。ミニストップ店頭で現金チャージすることも可能なのですが、税金の支払いでポイント還元を受けるにはイオンカードセレクトからのオートチャージが必須です。
ですから、イオンカードセレクト(クレカ)をまだお持ちでない場合、一番最初に必要な準備は「イオンカードセレクトを発行すること」になります。
「イオンカードセレクト」とよく似たカードに「イオンカード」があります。
見た目もそっくりなので、うっかり「イオンカード」の方を発行してしまいそうになりますが、税金の支払いでポイントを貯めたいなら「イオンカードセレクト」の方を選びましょう!
オートチャージの手順は以下の通りです。
- ① オートチャージ申請をしていない人は設定をする
- ② オートチャージの設定をして5万円までチャージする
① オートチャージ申請の方法
WAONステーション(イオン店頭などに設置されている端末です)やイオン銀行のATMで行います。
WAONステーションならば、
- 「メニュー」
- →「各種設定・変更」
- →「オートチャージ設定・変更」
を順にタップしてオートチャージ申請と金額の設定を行い、イオン銀行ATMの場合は最初の画面で「WAONステーションを利用する」をタップして、あとはWAONステーションと同様の手順で設定を行いましょう。
なお、こちらの設定の際はクレジットカードの暗証番号が必要になります。
② オートチャージの方法
オートチャージの設定をすると、WAONの残高がご自身の設定した金額を下回ると自動的にチャージされるようになります。
イオンカードセレクトを使う場合、一回にチャージされる金額は1,000円~49,000円まで千円単位で任意に設定できますが、オートチャージ後の残高が50,000円を超えてしまう場合は50,000円までの金額がチャージされます。
ご自身が支払う金額に合うようにチャージ金額を設定してオートチャージを行いましょう。
なお、オートチャージは1日1回しかできないので気を付けましょう。
(2)ミニストップで支払いを行う
WAONに十分な金額をチャージ出来たら、ミニストップのレジで支払いを行います。手順は以下の通りです。
- 固定資産税の払込票を用意する
- ミニストップ店舗に行く
- 店員さんに払込票を渡し、支払い方法を「WAON」で行うことを告げる
※足りなった場合、現金で支払う
3.住民税・固定資産税をWAONで支払うとどのくらいお得?
住民税・固定資産税の支払いでWAONを貯める方法には、電子マネーWAONを使う方法を含めて以下の3つがあります。
- WAONで支払う(ミニストップ)
→イオンカードセレクトからのオートチャージで還元率0.5%のWAONポイントGET - イオンカードで支払う(各自治体の専用HP)
→0.5%のWAONポイントGET(ただし手数料がかかる) - イオンデビットカード(各自治体の専用HP)
→0.5%のWAONポイントGET(ただし手数料がかかる)
WAONポイントは1ポイント=1円分のWAONに交換できますので、「イオンカード・セレクトでオートチャージをしたWAONで支払う」のが一番お得な方法です。
WAONで一度に支払える上限金額は5万円のため、住民税や固定資産税の支払いで貯まるポイントの上限は以下の通りです。
- 一括で支払う場合……5万円×0.5%で最大495P還元
- 4期分割で支払う場合……495P×4で最大1,980P還元
4.住民税・固定資産税をWAONで払ってマイルを貯める方法
「JMB WAON」なら住民税・固定資産税の支払いでマイルが貯まる
「JMBWAON」とは支払い・チャージの際にWAONポイントではなく、JALマイルが貯まるWAONカードのことです。
支払い時にWAONポイントではなく、マイルが貯まるということ以外はWAONカードと同じで、年会費、入会費用、マイル還元ルールに変わりありません。
還元率はオートチャージで0.5%、利用で0.5%となります。
ちなみに、「あれ、JALカードでのチャージでマイルが貯まるのってもう終わったんじゃなかったっけ?」と思う方もいるかもしれません。
JALカードからJMBWAONにチャージしてマイルが貯まるというのは、確かに「一応」期間限定のキャンペーンですが、今まで期限が1年ぐらいずつ延長されています。
2022/5/31現在、マイル還元は実施中で、「2023年3月31日まで」という期限になっています(2023年4月以降もおそらくまた延長されるとは思いますが絶対ではありません)。
「JMB WAON」へのチャージにおすすめのカード
JMB WAONへのチャージでマイルが貯まるのは以下のカードです。
- イオンJMBカード
- JALカード
5.WAONで住民税・固定資産税を支払うメリットとデメリット
WAONで住民税・固定資産税を支払うメリット
- チャージ分のポイントが貯まる(4期分割で最大1000円分)
- 手数料がかからない
クレジットカードで住民税や固定資産税を支払う場合、税額や自治体にもよりますが手数料だけで1000円以上かかってしまう事も多いので手数料がかからないのは大きなメリットです。
ただし以下のポイントには気を付けましょう。
WAONで住民税・固定資産税を支払うデメリット・注意点
- 住民税・固定資産税の金額が39万6000円を超えてしまうと残りは現金支払いになる
- 現金チャージではポイントがつかない(ポイント還元を受けるにはイオンカード・セレクトが必須)
- ミニストップでしか支払いができない
- 納付書の番号によっては納付ができない
主なデメリットとしてはやはりミニストップでしか支払いができない点でしょう。WAONは通常のお買い物ならファミマやローソンでも利用できますが、税金の支払いにWAONを利用できるのはミニストップのみです。
ミニストップは店舗数が少なめで、「近所にない」という方も多いので、やや不便に感じられるかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回はWAONで住民税・固定資産税を支払う方法についてお伝えしました。WAONなら住民税・固定資産税の支払いで0.5%のポイント還元が受けられます。
ただし、「WAONでの支払いは思ったより条件に合わなかったなぁ」という方もいるのではないでしょうか。その場合は以下の方法も検討をおすすめします。
- セブンイレブンで電子マネーnanacoを使う(還元率0.5%)
- au PAYの請求書払いを利用する(還元率0.5%~2.5%)
- PayPayの請求書払いを利用する(還元率0%※例外あり)
- LINE Payの請求書払いを利用する(還元率0~0.5%)
- ファミペイの請求書払いを利用する、またはファミマでファミペイを使う
(還元率0~0.5%+10ポイント) - 手数料の元が取れるクレジットカードを利用する