PayPayで固定資産税を支払ったらポイント還元はある?

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PsyPay 固定資産税

不動産を持っている人が毎年払う「固定資産税・都市計画税」。少しでもお得に、より便利に支払いを済ませたいですよね。

この記事ではPayPayの「請求書払い」を利用して固定資産税・都市計画税を支払う方法やメリット、注意点についてお話しします。

1.PayPayで固定資産税を支払うとお得? ポイント還元はある?

残念ながらPayPayで固定資産税を支払ってもポイント還元は一切ありません。

この時点で「うーん、PayPayで固定資産税を払うのはやめとこうかな」と思った方は、他のスマホ決済(LINE Pay、au PAY、楽天ペイ、ファミペイ)についても解説記事がありますのでぜひ!

なお、ポイント還元以外の部分でPayPayの税金支払いににどんなメリットがあるのかは↓こちらの動画で解説しています。

ソフバ系ユーザーの場合

PayPay残高へのチャージに「ソフトバンクまとめて支払い」を使うと、携帯料金の引き落とし先に指定しているクレカのポイントが貯まります。

還元率は「自分の使っているクレカの還元率」です。例えば楽天カードを使っていればチャージ額の1%の楽天ポイントを貯められます。

ということで、「ソフトバンクまとめて支払いでPayPay残高にチャージをすれば、PayPayで固定資産税を支払うことで間接的にポイントを貯められるはず……!」と思いたくなりますが、この方法はもう使えません

2023年4月以降、税金の納付に利用できるPayPay残高は「PayPayマネー」のみとなったからです。PayPayマネーとは銀行口座やATMなどからチャージしたPayPay残高のことです(まとめて支払いでチャージできるのは、「PayPayマネーライト」です)。

ただし、公共料金の支払い等には引き続きソフトバンクまとめて支払いでチャージしたPayPay残高を利用できます。

2.PayPayで固定資産税・都市計画税を支払う方法

では、PayPayで固定資産税・都市計画税を支払う方法について見ていきましょう。
(固定資産税と都市計画税はセットで支払いますので、以降、「固定資産税」と省略します。)

PayPay内のどのような機能を使うのか、固定資産税を支払うための設定手順、利用手順も併せて確認します。

2-1.PayPayで固定資産税を支払うには「PayPay請求書払い」

PayPayで固定資産税を支払うには「PayPay請求書払い」というサービスを利用します。

利用方法は簡単で、納付書に明記してあるバーコードをPayPayで読み取るだけで、納付が完了します。

PayPay請求書払いでは、固定資産税だけではなく、各種税金の他に社会保険料や公共料金の支払いにも対応しているので、さまざまな支払いをPayPay1つで行える利便性が魅力です。

2-2.PayPay請求書払いの設定手順

PayPayの請求書払いを利用するには、「クレジット」の設定をするか、事前にPayPay残高にチャージしなければなりません。

なお、ここでいう「クレジット」というのはPayPayカードをPayPayに登録して利用する支払い方法の事で、PayPayカード以外のクレジットカードによる支払いには対応していないので注意してください。

チャージ手順は下記の通りです。

  1. アプリを起動し、トップ画面右側の「チャージ」をタップする
  2. チャージ金額を設定し、チャージ方法(銀行口座など)を選択する
  3. 内容を確認し「チャージする」をタップすれば完了

たったこれだけで済みます。

チャージ手段やチャージ・利用上限などは以下の表を参考にしてください。

    チャージ上限(1回・1ヶ月) 利用上限(1回・1ヶ月)
チャージ 銀行口座 50万円・200万円 50万円・200万円
PayPayカード・ヤフーカード 2万円・5万円※ 50万円・200万円
セブン銀行ATM 50万円・200万円 50万円・200万円
ヤフオク! 50万円・200万円 50万円・200万円
ソフトバンク・ワイモバイル スマホ会社側で上限設定 スマホ会社側で上限設定

※青いバッジがついている+本人認証設定済みヤフーカードのみ

PayPayでクレジットカードからチャージできるのはPayPayカード(2021年12月から申込開始)、Yahoo! JAPANカード(2021年11月で申込終了)のみとなっています。

その他のクレジットカードに関しては「チャージ払い」ではなく、「クレカ払い」となり本人確認や認証設定に応じて利用上限が定められます。

なお、PayPayについてより詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。

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2-3.PayPay請求書払いの利用手順

PayPay請求書払いで固定資産税を支払う手順は以下の通りです。

  1. アプリを起動し、トップ画面から「スキャン」をタップする
  2. 「利用可能な支払い先を確認する」をタップし、自分の自治体が固定資産税の請求書払いに対応しているかチェックする
  3. 「請求書を読み取る」をタップし、スマホカメラで払込票のバーコードを読み取る
  4. 支払い金額を確認し「支払う」をタップすれば支払いが完了します。

(1)まず、PayPayアプリのホーム画面にある「スキャン」をタップします。

paypay-utility-charges-01

(2)次に、固定資産税の払込票のバーコードを読み取ります。

paypay-utility-charges-02

(3)支払い金額を確認し、「支払う」をタップします。この時点でPayPay残高から支払いが行われます。

paypay-utility-charges-03

(4)最後に、次のような完了画面に移動すると、無事に支払いは完了です。

paypay-utility-charges-04

画像の引用元:PayPay公式サイト 残高支払い

たったこれだけで固定資産税の納付が完了です。

コンビニや金融機関の窓口に行く必要もありませんし、面倒な手続きも不要です。

家にいながらスマホ1つで固定資産税の納付が可能なのでぜひ利用してみてください。

3.PayPayで固定資産税を支払う際の注意点

PayPayで固定資産税を支払う際の注意点は、支払いの前に、

  • 「クレジット」の設定
  • PayPay残高(PayPayマネーのみ)のチャージ

のどちらかを済ませておく必要があるという事です。

「クレジット」の機能を利用していない場合、請求書払いを利用する前に支払い金額に足りるだけのチャージをしておく必要があります。

チャージ金額が足りないと正常に支払いが完了できません。

あらかじめ十分な額をチャージしておくようにしましょう。

なお、「クレジット」の利用するにはPayPayカードが必要です。

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5.最後に

冒頭でお伝えした通り、PayPayで税金を支払っても基本的にポイント還元はありません。ここだけ見ると「別のスマホ決済の方がいいかな」と思いそうですが、次のようなPayPayならではのメリットもあります。

PayPayの請求書払いのすごいところ

  • オンライン請求書が使える
  • 自動支払い予約ができる
  • eL-QRに対応している(=ほぼ全ての自治体で固定資産税の支払いに利用できる)
  • 税金の支払いもPayPaySTEPの条件判定に加算される
    (=翌月のPayPay還元率がアップする可能性が高くなる)

また、PayPay以外のスマホ決済の場合はポイント還元の仕組みがあります。

この記事がご自身に一番あった納付方法を見つける手助けになったらうれしいです。

最後に、この記事を読んだ方にお勧めの記事をピックアップいたしましたので、よろしければご覧ください。

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監修
ZEIMO編集部(ぜいも へんしゅうぶ)
税金・ライフマネーの総合記事サイト・ZEIMOの編集部。起業経験のあるFP(ファイナンシャル・プランナー)を中心メンバーとして、税金とライフマネーに関する記事を今までに1300以上作成(2024年時点)。
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