確定申告書の提出先はどこ? 転勤や引越しで住民票と現住所が違う時は
「住民票と現住所が違うときはどうする?」「引越し先で確定申告出来る?」「海外に赴任しているけど?」といった疑問に対し…[続きを読む]
確定申告書は、税務署に直接持っていかなくても、郵送で提出することができます。この記事では、確定進行所を郵送する場合の注意点や、封筒の書き方をわかりやすく解説します。
まず初めに「確定申告書」を作成します。
確定申告書の作成は、次の3種類のどれかを使って行います。
表には、送付先として税務署の住所を記入します。
裏には、ご自分の住所・氏名を記入します。
記入方法の詳細については、「確定申告の封筒の書き方」をご覧ください。
作成した確定申告書や必要な添付書類などを全て準備して、所轄税務署に郵送します。
通常は、普通郵便、特定記録、あるいは、簡易書留で郵送します。
郵送した確定申告書について、税務署で内容のチェックを行います。
確定申告書の記入内容に不備があったり、添付書類に漏れがあったりした場合は、確定申告書が差し戻されます。
その際は不備がある点を修正して、再度書類を提出します。
郵送する書類に不備がないか、添付書類に漏れがないかなどをよく確認することが大事です。
また、差し戻されることも考慮に入れて、早めに郵送するよう心がけましょう。
税務署のチェックが終了して確定申告書が受け付けられると、確定申告書の控えが返送されてきます。
確定申告書は「信書」に当たります。税務署に送付する場合には、郵便物や信書便物以外の荷物扱いで送付することはできません。
例えば、日本郵便でしたら、「ゆうパック」「ゆうメール」「ゆうパケット」「クリックポスト」は使えません。
それ以外のサービス(定形郵便、定形外郵便、レターパックなど)を使って郵送しましょう。
日本郵便以外でも、佐川急便の「飛脚特定信書便」などを使って送ることもできます。
確定申告書の控えが必要になるケースがありますので、確定申告書の控えはもらっておきましょう。
「住宅ローンや自動車ローンの申請、奨学金の申請、および保育所の入園申請など」で必要となる場合があります。
収入や所得を証明するために、サラリーマンであれば源泉徴収票により証明できますが、自営業の人は確定申告書で証明するのが一般的だからです。
確定申告書を送る時に、「確定申告書の控え」と「返信用封筒」を同封すれば、収受日付印が押された確定申告書の控えが返送されます。
確定申告書の提出期間は決まっていて、原則、その期間内に提出しないといけません。
e-Taxによるオンライン提出や、税務署の窓口に提出する場合は提出日がはっきりしていますが、郵送の場合は「消印」の日付が提出日となります。
通常はポストに投函した日付の消印が押されますが、投函した時刻によっては、収集が翌日になり翌日の消印にずれる場合があります。ぎりぎりになって申告期限を過ぎたということがないようにしましょう。
確定申告書は、原則、1月1日時点で住民票がある居住地を管轄する税務署に提出します。
しかし、1月1日以降、別の住所に引越しをした場合は、引っ越し先の税務署で確定申告をすることになります。
この場合は、引越し前の居住地を管轄する税務署に届出書(所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書)を提出する必要があります。
ここでは、封筒の書き方について解説します。
ここでは、確定申告書を郵送する際に使う「封筒」について、みなさんがお持ちの疑問を解決していきます。
確定申告書を郵送する封筒のサイズに規定はありません。
大きな封筒に入れても良いし、小さい封筒に折って入れても問題ありません。
確定申告の書類はA4サイズなので、A4サイズの書類をそのまま入れられる「角形2号」の封筒がオススメです。
また、同封する返信用封筒についても、サイズの規定はありません。
「角形2号」を折って入れてもいいですし、サイズの小さいものを使っても構いません。
「角型2号」の封筒は文房具店などで販売されています。業務でも使うなど、大量に購入するときは、100部入っているものが安価でオススメです。
郵送するのは、下記のような確定申告に必要な書類となります。
基本的には、確定申告書と、確定申告書に記載した内容を証明する書類を入れて送付します。
下記は、申告書に添付する書類についての関連記事です。併せてご覧ください。
確定申告の書類はA4サイズですが、封筒のサイズに規定はありませんので、小さい封筒に書類を折り曲げて入れて、税務署に送ることもできます。
中に入れる書類、返信用封筒、および、投函する封筒自体を折り曲げても問題ありません。
添付書類の量(重さ)によって料金は変わります。
切手を貼らずに郵便窓口まで持っていって、その場で量ってもらう方が間違いがないのでオススメです。
返信用封筒の切手も重さによって変わります。
ただ、返信用封筒で送られてくるのが「控え」だけでしたら、その封筒の最低料金の切手を貼れば良いと思います。定形郵便物なら84円、角形2号なら120円です。
仮に、不足していた場合でも、不足料金を支払えば受け取る事ができます。
封筒そのものはダウンロードできません。
送付先の税務署の住所については、「国税庁 確定申告書等作成コーナー」を利用して確定申告書を印刷する場合は、「提出書類等のご案内」の右下に宛名ラベルが印刷されています。
これを利用して封筒に貼れば、多少は楽になり、間違いもなくなります。
税務署の窓口に提出する場合は、封筒はいりません。
税務署に出向いて、時間外収受箱への投函する事もできますが、この場合は封筒が必要です。