【年末調整】続柄欄の書き方|パターン別に解説

職場から年末調整書類を提出するように言われたが、難しくて進んでいない方もいらっしゃるかと思います。

そこで、気になるのが「続柄」という欄。誰との続柄を書いたらいいのか、どのように書いたらいいのかわからない方もいるはず。

そこで、今回は年末調整書類の続柄欄について解説していきます。

この記事は以下のような方におすすめの内容となっています。

  • 年末調整書類で続柄欄をどのように書いたらいいかわからない人。

1.年末調整での続柄とは

年末調整の際に提出する申告書には「続柄」の記載欄が複数あります。では、この続柄とはいったい何を指すのでしょうか?

続柄とは、簡単に言えば「親族との関係性」です。続柄は戸籍や住民票といった書類に用いられています。

年末調整の申告書には「世帯主」や「扶養親族」等の記入欄がありますが、これらに記載した家族とあなたとの関係性を示すために続柄を記載することとなっています。

1-1.年末調整・確定申告の続柄の違い

年末調整だけでなく、確定申告書にも続柄の記載欄があります。実は年末調整と確定申告それぞれの続柄の記載方法には異なる点があるので注意が必要です。

年末調整における続柄

年末調整では「扶養控除等(異動)申告書」に続柄を記載する欄があります。ここでいう続柄は、「あなたから見た関係性」を記載します。住民票には「世帯主から見た関係性」が記載されていますが、それとは視点が異なることとなります。

確定申告における続柄

確定申告書には第一表に「世帯主との続柄」を、第二表に「扶養親族との続柄」を記載する欄があります。確定申告における続柄は「世帯主から見た関係性」を記載します。年末調整とは逆の視点となり、住民票に記載されている続柄と同一となります。

1-2.年末調整での世帯主とは

先ほど世帯主との続柄の記載方法について触れましたが、「そもそも世帯主とは?」という疑問を持っている方もいるかもしれません。年末調整や確定申告の申告書に記載する世帯主にはどのような基準があるのでしょうか?

ここで言う世帯主とは、住民票に世帯主として登録されている人になります。その家庭の中で実際に誰が世帯主であるのかはケースバイケースで異なるため、気になる方は以下の記事で詳細を確認してください。

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2.【年末調整】「続柄」と「あなたとの続柄」の違いは?

先ほど少し触れましたが、住民票上の続柄は「世帯主から見た続柄」が記載されています。一般的に続柄とはこの住民票上の続柄を指します。

しかし、年末調整で提出する「扶養控除申告書」の続柄記載欄は「あなたとの続柄」となっています。この違いを理解しておきましょう。

扶養控除申告書に記載する「あなたとの続柄」の記載方法について、具体例を挙げると次の表のようになります。

世帯主 「あなたとの続柄」欄の記入方法
本人が世帯主 本人
夫が世帯主
父が世帯主

このように、あなたから見た世帯主との関係性を続柄欄に記載します。世帯主から見た続柄を記載するわけではない点に気を付けましょう。

一方、確定申告における続柄欄には以下のように記載します。

世帯主 続柄欄の記入方法
本人が世帯主 本人
夫が世帯主
父が世帯主

このように、年末調整とは真逆の視点で続柄を記載することになります。混同しないよう確認のうえ記載しましょう。

3.【年末調整】続柄の書き方

ここからは親族との続柄をどのように記載すれば良いのか、様々なケースについて解説します。

3-1.本人の続柄の書き方

自分自身との続柄は「本人」と記載します。続柄を「本人」と記載するケースには、世帯主があなた自身である場合が挙げられます。

3-2.配偶者(夫・妻)との続柄の書き方

配偶者との続柄は「夫」や「妻」と記載します。年末調整ではあなたから見た続柄を記載するため、世帯主が夫の場合は「夫」と、世帯主が妻の場合は「妻」と記載します。

なお、事実婚や同棲している婚約者との続柄は「夫(未届)」「妻(未届)」「同居人」などと記載します。

3-3.子供(娘や息子)・孫との続柄の書き方

子どもとの続柄は一般的に「子」と記載すれば問題ありません。ただし、「長男」「長女」などと記載する場合、次男や次女は「二男」「二女」と記載するのが正式です。

なお、子どもが養子縁組した子だったり、再婚相手の連れ子の場合には記載内容が異なります。また、孫の続柄についても下記を参照してください。

  • 養子…子
  • 再婚相手の連れ子…「夫の子」「妻の子」
  • 事実婚の夫婦の子…「夫(未届)の子」「妻(未届)の子」「内縁の夫の子」「内縁の妻の子」
  • 孫…「子の子」

3-4.親(父・母)との続柄の書き方

両親との続柄は「父」「母」と記載します。

3-5.義父・義母との続柄の書き方

義父や義母との続柄は「夫の父」「夫の母」「妻の父」「妻の母」といった形で記載します。

3-6.自分の兄弟・配偶者の兄弟との続柄の書き方

自分の兄弟との続柄は「兄」「弟」「姉」「妹」と記載します。

配偶者の兄弟との続柄は「夫の兄」「夫の姉」「妻の兄」「妻の妹」などと記載します。

3-7.各自の甥、姪、叔父、叔母、従兄妹との続柄の書き方

甥や姪との続柄は「兄の子」「姉の子」などと記載します。

叔父との続柄は「父の兄」「母の弟」などと、叔母との続柄は「母の姉」「父の妹」などと記載します。

また、従妹との続柄は「叔父の子」「叔母の子」と記載します。

4.まとめ

最後にこの記事を簡単にまとめていきます。

  • 続柄とは親族との関係
  • 年末調整では、自分を中心とした関係を記載
  • 年末調整と確定申告では視点が異なるため注意が必要

最後にこの記事を読んでいただいた方におすすめの記事をまとめました。

これらの記事を読んで、年末調整書類の記入でつまづかないようにしましょう!

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