マイナンバーが分からないときの確認方法

マイナンバーカード

確定申告、就職時など、さまざまな場面で「マイナンバー」が必要となります。

そんな重要な「マイナンバー」がわからない場合、以下の2つの確認方法があります。

ここでは、2つの確認方法について詳しく解説します。

1.マイナンバー通知カード・マイナンバーカードを参照

自分のマイナンバーがわからない場合には、「マイナンバー通知カード」または「マイナンバーカード」を確認してください。

マイナンバー通知カード

2015年10月ごろに、国民全員に「マイナンバー通知カード」が郵送されました。
マイナンバーカードをまだ作成(申請)していない人は、おそらく手元にあるはずです。

この通知カードの表面にマイナンバーが記載されています。

マイナンバー 通知カード

マイナンバーカード

マイナンバーカードを作成(申請)した人は、マイナンバーカードの裏面にマイナンバーが記載されています。

マイナンバーカード

2.マイナンバー入りの住民票の写しを取得する

手元に「マイナンバーカード」または「通知カード」がない場合は、「マイナンバー入りの住民票の写し」を取得してマイナンバーを確認しましょう。

市区町村の窓口で住民票の写しを申請をする際、「マイナンバー(個人番号)の記載は必要ですか?」という欄が必ずどこかにありますので、「記載する」を選択します。
(下図は、新宿区の例)

新宿区 住民票等の請求書

そうすると、マイナンバー(個人番号)が記載された住民票の写しが発行されます。

住民票 マイナンバー

住民票の写しの取得には、200~300円程度の手数料がかかります。

必要書類

発行の際には本人確認のための書類が必要となりますので下記のものを用意してください。

【下記のうち1点でよいもの】

  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 写真付き住民基本台帳カード
  • 身体障害者手帳
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 運転経歴証明書

【下記のうち2点以上必要なもの】

  • 国民健康保険、健康保険、船員保険、または介護保険の被保険者証
  • 共済組合員証
  • 国民年金手帳
  • 国民年金、厚生年金保険、または船員保険に係る年金証書
  •  写真無し住民基本台帳カード
  • 学生証

窓口が混雑していなければ10分程度で取得できます。

マイナンバーカードがあればコンビニでも住民票を取得できる

実は、コンビニでも住民票の取得はできるのですが、これにはマイナンバーカードが必要になります。
こちらを読まれている方は、マイナンバーカードがお手元にない方だと思いますので、市区町村の窓口で住民票を取得することになります。

3.マイナンバーカードを作ろう

人によってはまだ「マイナンバーカードって何に使うの?」と疑問を持たれているかも知れません。

しかし、マイナンバーカードを持つことでさまざまなメリットが受けられますので、ぜひ作られることをオススメします。

例えば、こんなメリットがあります。

  • マイナポイント還元で最大5,000円分のポイントがもらえる
  • コンビニ交付サービスで窓口より手数料がお得になる
  • 「ふるさと納税」を確定申告なし&一番簡単な方法で利用できる

その他にも、下記のような行政の手続きをオンラインでできるようになります。

  • 子育てや介護に関する公共サービスの検索・オンライン申請(認可保育所への申請、児童手当の現況届、妊娠の届け出等)
  • オンラインでの公金決済
  • ねんきんネット、e-Taxなどへの簡単で安全なアクセス
  • 自分の情報の確認、行政機関からのお知らせ確認

詳しい内容については『マイナンバーカードに「お得」はある? お金につながるメリット解説』をご確認ください。

このようにマイナンバーカードを持つだけで意外にもさまざまなメリットや便利な昨日が得られます。

簡単に作れますので、まだお持ちでない方は今すぐにでも申請してみましょう。

カード申請方法は、「【最短5分でできる】マイナンバーカードの申請方法_詳細図説版」をご覧ください。

監修
ZEIMO編集部(ぜいも へんしゅうぶ)
税金・ライフマネーの総合記事サイト・ZEIMOの編集部。起業経験のあるFP(ファイナンシャル・プランナー)を中心メンバーとして、税金とライフマネーに関する記事を今までに1300以上作成(2024年時点)。
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