dカード入会キャンペーンまとめ|15%ポイント還元解説【2023年最新版】
画像引用元| dカード NTTドコモが運営する高還元クレジットカード「dカード」。ドコモのスマホのお使いの方やポイン…[続きを読む]
「ドコモ料金の10%還元」や「スマホの全額保証」、最近では「29歳以下の入会特典35000ポイント」などdカード GOLDのメリットはいろいろなところで宣伝されています。
ドコモユーザーの方はもちろん、auユーザーやソフバユーザーの方も「ドコモに乗り換えてdカード GOLDを作る」のがお得なんじゃないかと考えたことがあるのではないかと思います。
この記事では、dカード GOLDは本当にお得なのか、年会費の元を取れるのか、解説していきます!
目次
dカード GOLDの年会費は税込11000円(家族カードは1枚目無料・2枚目以降1枚ごとに税込1100円)です。いろいろとお得な要素を聞いて心が動かされても「そうはいっても高いな」と思う値段ではないでしょうか(私は思いました)。
スペックからしてこの金額が高いかどうかや年会費の元を取る方法については次項以降でお伝えしますが、まずは年会費がいつ、いくら引かれるのかなどの基本情報をお伝えします。
dカードやdカード GOLDの締め日は毎月15日、支払日は翌月10日です。
年会費は初月の利用額と一緒に引き落とされるので、加入日が15日までであれば翌月10日に、加入日が16日以降であれば翌々月の10日にクレカの利用額と一緒に引き落とされることになります。
実際にカードが届くと、カードの台紙に「加入日」が記載されているのでそこをチェックすればOKです。
一般に、クレジットカードの年会費は1年分を先払いし、途中解約しても返金はされません。dカード GOLDも同様で、年会費が月割りで返金されるわけではないので気を付けましょう。
もしも条件が合わなくなり解約を検討するのなら、ご自身の加入日手前で解約するのが一番無駄がなくお得という事になります。
dポイントは以下のような様々な場面で1ポイント1円として利用できますが、残念ながらdカード GOLDの利用料金に充当したり、年会費の支払いに充てることはできません。
dカード GOLDの年会費はクレカ利用料金と一緒に引き落とされるので、「年会費支払い分にもdポイントはつくのかも?」と期待したくなりますが、残念ながら年会費に対するポイントは付与されません。
三井住友カードやJCBカードには「年会費割引制度」がありますね。一定以上の金額を利用したり、キャッシングなどのサービスを利用することで年会費が安くなるというものです。
先に結論を言うと、dカード GOLDにはそうした「年会費割引制度」はないため、年会費を安くしたり無料にすることはできませんが、「年会費の元を取る方法」や「年会費以上の特典やポイント還元で得をする方法」はあります!
次章で早速確認していきましょう。
dカード GOLDでは長期にわたって入会キャンペーンを行っています。内容としては以下の通りで、特典の合計は基本的に13000ポイントですが、期間限定でボリュームアップしていることもあります。
例えば2021年5月は29歳以下の方限定で特典をボリュームアップしています。
通常 | 29歳以下 | |
---|---|---|
特典① | 1000pt | 20000pt |
特典② | 10000ptまで | 13000ptまで |
特典③ | 2000pt | 2000pt |
合計 | 最大13000pt | 最大35000pt |
ご覧のように、通常時でも入会キャンペーンで初年度の年会費を回収することは可能です。29歳以下のキャンペーン(U29キャンペーン)の残り日数はわずかですが、29歳以下の方、特にahamoに乗り換えた方などは特典①だけでもdカード GOLDを作る価値があるといえます。
25%還元については下記の記事でルールを解りやすく解説していますの申し込みの際は参考にしてみてくださいね。
初年度はキャンペーンで元が取れるとして、問題は2年度以降です。解約せずに持ち続けてもお得なのかを検証しましょう。
2年度以降でdカード GOLDの年会費の元を取る方法としては以下の3つです。
dカード GOLDで年間税込100万円以上の買い物をすると11,000円分の特典が付きます(200万の利用なら22,000円分の特典)。
100万という数字だけ見ると達成が難しそうにも感じますが、家計をやりくりしている方、一人暮らしの方であればdカード GOLDをメイン使いし、支払いをクレジットカードに集約させれば達成は必ずしも難しいものではありません。
また、家族カードを発行している場合は家族カードの利用額と併せて100万で特典GETとなります。
毎月の出費のうち約8.4万ほどをdカード GOLDで支払えれば条件達成なので、一度ご自身の出費を書き出したうえでシミュレーションをしてみることをおすすめします。
出費 | 備考 |
---|---|
家賃 | カード払いできるかどうか確認が必要 |
公共料金・税金 | キャンペーンあり[公式HP] |
ネット料金・通信費 | 10%還元が受けられるドコモ光がベター |
携帯料金 | 10%還元と割引が受けられるドコモか5GBのボーナスパケットのつくahamoがベター |
ネットショッピング | 楽天市場やamazonではなくdマーケット(楽天市場のような総合ショッピングサイト)を使うのがベター |
食費 | d払いにdカードを登録しておくとポイントが貯めやすい |
その他 | 各種サブスクの支払い、旅行、美容院など |
GETした年間利用特典をどのように利用できるのかも確認しておきましょう。dカード GOLDの年間利用特典はキャッシュバックやポイント還元ではなく、クーポンとして付与されます。
11,000円分(22,000円分)の商品券がゲットできるようなイメージです。
特典は以下の中から一つ選ぶことができますので、「dショッピングやd fashionを使ったことがないよ」という方は以下のリンクから品ぞろえなどをチェックしてみましょう。
「ネットショッピングは楽天一択だし……」という方もいるかもしれませんが、楽天市場で楽天カードが常時還元率3%になるのと同様、dマーケットやd fashionでもdカード・dカード GOLDの還元率は常時3%となり、様々なポイントアップのキャンペーンも実施しているので一度検討してみるのもおすすめです。
こちらはドコモユーザーの方が取れる作戦です。dカード GOLDがあれば、ドコモ料金の支払いでも年会費の元を取ることが可能になります。
dカード GOLDにドコモケータイの電話番号を登録すると、ドコモ利用料金(ドコモ光利用料金+ドコモケータイ利用料金)税抜1000円につき100ポイントが還元されます。
例えばドコモ光とドコモケータイの料金を併せて月1万円であれば、毎月1000ポイント還元され1年で12000ポイントが還元されるのでこの時点で年会費の元を取ることが可能です。
ドコモ光は月5000円程度なので、ドコモケータイの利用料金が本体代などを除いて毎月5000円程度かかっている人ならdカード GOLDは持っていないと損だといえます。
ただし気を付けなければいけないのは以下の2点です。
一つめの注意点は、例えばある月の利用料金が9900円でも9000円でももらえるポイントは900ポイントだということです。
二つ目の注意点は、ドコモへの毎月の支払いが4000円でもそのうち1000円がケータイ本体の分割料金だとしたらもらえるポイントは300ポイントということです。本体代の他、手数料などもポイント還元対象外となっています。
以下のプランを契約している場合、dカード・dカード GOLDで支払うと毎月187円が割引されます。年間で2244円が割引されるので、10%還元ではカバーしきれなくてもこの割引を使えば帳尻が合うという方もいるでしょう。
ahamoユーザーの方については少し条件が異なる部分もありますので、以下の記事で別途解説をしています。
dカード、dカード GOLDにはドコモスマホをなくしたり壊したりしてしまった時に補償をしてくれる「ケータイ補償」というサービスがついています。
dカード GOLDは補償の内容がdカードよりも厚く、(あまり起きてほしいことではありませんが)スマホの盗難などで補償を受ければ十中八九その時点で年会費の元が取れます。
なお、こちらは「dカード GOLD」のサービスですが、ドコモにも「ケータイ補償サービス」があります。「dカード GOLD」の補償があればドコモの補償はいいや……という場合、年間4380円~13200円の節約になりますが、ドコモの補償にしかないサービスもあるのでよくよく検討する必要があります。
ここまで、実生活の中でdカード GOLDの年会費の元を取る方法として以下4点、dカード GOLDの特典についてお伝えしました。
ですが、dカード GOLDの特典は以上ですべてではありません。
ゴールドカードの特典といえば「旅行保険」や「ラウンジサービス」を思い浮かべますよね。dカード GOLDにも以下の特典が付帯しています。
ラウンジサービスは通常1人1000円~2000円ほどかかるので、飛行機での旅行が多い場合は大きなメリットになります。
また、dカード GOLDはベースの還元率も高く、d払いとのセット利用で還元率1.5%になるほか、キャンペーンなどでもポイントを貯めやすいクレカです。
ここまでお伝えした特典やメリットを回収できる方であれば、年会費も決して高くはないでしょう。
【参照】利用可能なラウンジ一覧
【参照】海外旅行保険詳細
【参照】国内旅行保険詳細
ここまでお読みいただいた皆さんにはご想像がついていると思いますが、以下の2つの条件にどちらも当てはまるという方はdカード GOLDを持っていても損をしてしまう可能性が高いです。
もちろん、上記に当てはまっていてもラウンジサービス・旅行保険などのゴールドカードとしてのスペックに興味がある方であれば検討の余地がありますが、そうでないのならdカード GOLDを持つ理由はあまりないといえるでしょう。
ドコモ料金の10%還元を除けば年会費無料のdカードもdポイントの貯まり方は変わらないので、そちらを利用することをおすすめします。
参考として、dカード GOLDの損益分岐点を試算しておきます。
年間利用が100万以上の場合は年間利用特典によって無条件で得となりますが、そこに満たない場合、ドコモユーザーの方は10%還元をふまえると以下が損益分岐点となります。
ドコモ料金の支払いが毎月10000円以上(年12000以上 | 無条件で得 |
---|---|
ドコモ料金の支払いが8000円程度 | その他の買い物が12000円以上/月ならポイント還元で元が取れる |
ドコモ料金の支払いが6000円程度 | その他の買い物が32000円/月以上ならポイント還元で元が取れる |
ドコモ料金の支払いが3000円程度 | その他の買い物が62000円/月以上ならポイント還元で元が取れる |
いかがでしたでしょうか。今回はdカード GOLDの年会費とスペックを深掘りして、dカード GOLDの元を取るための条件や方法についてお伝えしました。
最後に、記事中でも少し触れましたがdカード GOLD(またはdカード)をお得に使いこなすためには「d払い」や「家族カード」も利用することをおすすめします。
なお、現在dカードを持っていてdカード GOLDにアップグレードをしようかな……とお考えの方は以下の記事で詳しい解説をしていますので是非お役立てください。