年末調整マイナポータル連携方法 PC版(詳細画面つき)

マイナポータル連携 e-私書箱

2020年の年末調整から電子化が行われ、マイナポータル連携で保険料等の控除証明書をデータとして取得できるようになりました。

マイナンバーカードとインターネット接続環境があれば、データで取得できますので、従来のハガキ等で郵送される紙の控除証明書は不要です

PC、スマホどちらでも可能ですが、ここでは、PC(Windows10, Chrome)を利用して、年末調整でのマイナポータル連携方法を詳細に解説します。

実際に連携を行ってみましたので、そのときの画面を利用しながら解説していきます。

マイナポータルの詳細については、内閣府のサイトを参照ください。
【参照】マイナポータル

マイナポータル連携対応の企業

2020年10月13日時点で、マイナポータル連携している企業は、次のとおりです。

  • アフラック
  • 第一生命保険株式会社
  • 大同生命保険株式会社
  • 独立行政法人住宅金融支援機構
  • 株式会社野村総合研究所

連携していない企業については、マイナポータルを利用して、控除証明書の取得ができませんので、事前にご確認ください。

【参照】国税庁:マイナポータル連携可能な控除証明書等発行主体一覧

1.年末調整のマイナポータル連携に必要なもの

まず、下記のものが揃っているかをご確認ください。

(1)マイナンバーカード

このうち、最も重要なものは、「マイナンバーカード」です。
マイナンバーカードを持っていない場合には、マイナポータル連携ができません。

マイナンバーカードを作成すれば良いのですが、申請から受け取りまでに約1ヶ月程度かかります。
勤務先への年末調整データ提出は期限がありますので、場合によっては、今回は電子化はあきらめて、書面で控除証明書を取得して提出したほうが良いでしょう。

なお、保険会社等がお客様ページを用意していて、そこから控除証明書データをダウンロードできる場合には、マイナンバーカードがなくても、データ取得が可能です。
ご契約している保険会社等にお問い合わせください。

マイナンバーカードの作成方法は下記をご覧ください。

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(2)暗証番号(数字4桁)

次に問題となりそうなのが、「暗証番号(数字4桁)」です。

マイナンバーカード受け取り時に、いくつか暗証番号を設定したはずですが、そのうち、数字4桁で設定した暗証番号があります。

正確には、今回利用するのは「利用者証明用電子証明書暗証番号」と呼ばれるものであり、この他にも4桁の暗証番号は2つあります。通常は、3つとも、同じ番号にする人が多いはずですので、その場合は大丈夫ですが、それぞれ別の番号にしている場合は注意が必要です。

覚えていれば良いのですが、まったく思い出せないという場合には、一度、市区町村役場に行って、暗証番号を再設定したほうが良いでしょう。こちらは、役場に行けば、その場ですぐに行うことができます。

※暗証番号を連続して3回間違えて入力するとロックされてしまいます。その場合、市区町村の窓口に行かないとロック解除できませんので、ご注意ください。

※暗証番号については、「マイナンバーカードの作成方法 暗証番号の設定」をご確認ください。

(3)カードリーダ

マイナンバーカード読み取りに対応したカードリーダは、家電量販店やインターネットで数千円で販売されていますので、対応しているものを確認のうえ購入ください。

公的個人認証サービスのサイトに、マイナンバーカードに対応しているICカードリーダーの情報が掲載されています。

【参照】公的個人認証サービス:マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタ一覧

人気どころは、次のあたりでしょうか。
※当社では接続を確認していませんので、必ず、メーカーに確認のうえご購入ください。

SONY製のPaSoRiが、価格的にも安く、筐体も薄くて小さいので、オススメです。

【Amazonで見る】ソニー 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380

(4)対応のパソコン

パソコンは何でもよいわけではなく、比較的、最新のパソコンが必要です。下記のOS、ブラウザの条件があります。

マイナンバーカードを利用するために、「マイナポータルAP」のインストールが必要です。
下記の条件に当てはまらくても、マイナポータルAPのインストールができるパソコンであれば、利用できる可能性がありますが、検証はしておりませんので、ご自分でご確認ください。

Windowsをご利用の方

OS ・Microsoft Windows 8.1
・Microsoft Windows 10(CreatorsUpdate以降のバージョンが必要)
ブラウザ ・Microsoft Internet Explorer(バージョン11)
・Microsoft Edge(バージョン40以降)
・Microsoft Chromium版Edge(バージョン79.0.309.65以降)
・Google Chrome(バージョン69以降)
・Firefox(バージョン68以降)

Macintoshをご利用の方

OS ・macOS 10.13 High Sierra(バージョン10.13.1以降)
・macOS 10.14 Mojave
・macOS 10.15 Catalina
ブラウザ ・Safari(バージョン12以降)
・Google Chrome(バージョン69以降)
・Firefox(バージョン68以降)

(5)保険の証券番号

加入している保険等の証券番号を用意します。

保険会社から送付されてくる保険証券に記載されています。

2.マイナポータルAPのインストール

マイナポータルを利用する前に、まず、マイナポータルAPをインストールします。

※ここでは、ここでは、OS:Windows10、ブラウザ:Chromeの場合のインストール手順を説明します。他のブラウザでは、やや手順が異なりますが、大まかなところは同じです。

マイナポータル」(https://myna.go.jp/)にアクセスします。

右上の「ICカードリーダーでログイン」をクリックすると、下記のような画面が表示されます。

※この画面が表示されず、「マイナンバーカードをカードリーダーにセットしてください」というポップアップ画面が表示された場合には、すでにインストールされています。次の「マイナポータル連携」にお進みください。

※2020年5月~8月に行われた特別定額給付金のオンライン申請を行っている方は、すでにマイナポータルAPがインストールされているはずですが、アップデートが必要な場合には、アップデートを行うよう促されますので、指示に従ってアップデートします。

「次へ」ボタンを押すと、「MPASetup_Chrome.exe」ファイルがダウンロードされます。このファイルを実行します。

インストーラが起動します。「インストール」を押します。

インストールはすぐに終了します。「完了」を押します。

Chromeでストアページが表示されますので、「Chromeに追加」ボタンを押します。

「拡張機能を追加」ボタンを押します。「マイナポータルAPがChromeに追加されました。」と表示されます。

これで準備作業は完了です。

3.マイナポータル連携

(1)マイナポータルへログイン

マイナポータル」(https://myna.go.jp/)にアクセスします。

右上の「ICカードリーダーでログイン」をクリックすると、ポップアップ画面が表示されます。

ICカードリーダをPCに接続し、マイナンバーカードをカードリーダにセットして、「OK」ボタンをクリックします。

利用者証明用電子証明書パスワード(4桁の数字)を入力して、「OK」ボタンをクリックします。

無事にログインするとメニュー画面が表示されます。
下にスクロールして「もっとつながる」をクリックします。

つながっているウェブサイト、つながっていないウェブサイトの一覧が表示されます。
保険会社や金融機関との連携は「e-私書箱」で行いますので、「e-私書箱(野村総合研究所)」の箇所の「つなぐ」ボタンを押します。

※こちらのサービスは、国税庁の説明では「民間送達サービス」と呼ばれています。

『「e-私書箱(野村総合研究所)」に遷移します』との画面が表示されますので、「同意」ボタンを押します。

(2)e-私書箱でマイナンバーカード登録

e-私書箱の画面が表示されます。

一番下までスクロールして、「e-私書箱を利用する」ボタンを押します。

下までスクロールして「e-私書箱利用規約」を読みます。「同意する」にチェックを入れ、「次へ進む」ボタンを押します。

「マイナンバーカード登録」画面で「登録」ボタンを押します。

ICカードリーダをPCに接続し、マイナンバーカードをカードリーダにセットして、「OK」ボタンをクリックします。

利用者証明用電子証明書パスワード(4桁の数字)を入力して、「OK」ボタンをクリックします。

無事に登録が完了すると「アカウント作成案内」画面になります。
「メールアドレスでアカウント作成」と「Googleでアカウント作成」のどちらかを選択します。

Googleアカウント(gmailアカウント)をお持ちの方は「Googleでアカウント作成」が便利です。
ここでは、「Googleでアカウント作成」を選択してアカウント作成してみます。

Googleアカウントの認証画面が表示されますので、指示に従って承認します。

マイナポータル連携完了画面が表示されます。「つながる」をクリックします。

現在、連携可能な企業が表示されます。

(3)保険会社等でのアカウント登録

ご自身が契約している保険会社や金融機関の「サービス案内」をクリックします。

その先の案内に従って、保険会社等でのウェブサイトでアカウント登録を行い、控除証明書データがe-私書箱に届くようにします。

こちらの作業方法については、保険会社等によって異なりますので、それぞれの企業にお問い合わせください。

4.再ログイン

マイナポータルとe-私書箱は、しばらく何もしないで時間が経つと、自動的にログアウトされてしまいます。

また、e-私書箱からログアウトするとマイナポータルからもログアウトされてしまいます。
e-私書箱に直接ログインすることはできませんので、マイナポータルから再度ログインします。

マイナポータルにログイン後、下にスクロールして「もっとつながる」をクリックします。

「つながっているウェブサイト」に先ほど接続した「e-私書箱」が表示されていますので、そのリンクをクリックすると、e-私書箱に行くことができます。

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