三井住友カード最大7000ポイント還元キャンペーンの注意点【2024年7月】
三井住友カード入会キャンペーンの目玉は、全新規ユーザー向け・カード利用の15%還元です。複雑な条件がないので特典の上…[続きを読む]
2020年に三井住友カードの新デザインが発表され、それに伴い三井住友のゴールドカード「三井住友カード ゴールド」への関心が高まっています。
三井住友カード ゴールドは、数あるクレジットカードの中でも、安心感、ステータス性が高いカードとして評判です。
本記事では三井住友カード ゴールドに注目する人のために、そのメリットと注意点、優待制度等を解説して参ります。
【お知らせ】三井住友カードはマイナポイントに対応しています。Vポイントを一気に貯めたい方・マイナポイントの申し込み先を検討中の方はこちらの記事もぜひ併せてご覧ください!⇒三井住友カードでマイナポイントをもらう方法とメリット
目次
三井住友カードのゴールドカードには、下記の通り2種類存在します。また、2020年より旧名のVISAカードとマスターカードの名称が一つに統合されています。
名称 | 旧名 | |
---|---|---|
1 | 三井住友カード ゴールド | ・三井住友VISAゴールドカード ・三井住友マスターゴールドカード |
2 | 三井住友カード プライムゴールド | ・三井住友VISAプライムゴールドカード ・三井住友MasterCardプライムゴールドカード |
ただ、ゴールドカードが2種類あると言っても、内容がまったく異なるカードというわけではありません。
たとえば「海外旅行保険の補償限度額」「ポイントの還元率」「ショッピング補償の限度額」「その他特典・優待」などの内容はそれぞれ全く同じです。
違いは下表のとおり、「年会費」と「対象者」にあります。
名称 | 通常年会費 | お申し込み対象 |
---|---|---|
三井住友カード ゴールド | 年会費11,000円(税込) | 原則、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
三井住友カード プライムゴールド | 年会費5,500円(税込) | 満20歳以上30歳未満で、ご本人に安定継続収入のある方 |
簡単に言ってしまうと「三井住友カード プライムゴールド」は若い人に対してリーズナブルな年会費で「通常のゴールドカードと同水準の内容」を味わってもらうために、提供されているクレジットカードであります。
それに対して、三井住友カード ゴールドの方はあくまでも「通常のゴールドカード」という位置づけになります。
つまり、2種類のカードの特典・優待やサービス内容を細かく比較する必要はなく、該当する年齢に応じて保有するカードを決めれば良いということになります。
なお、継続収入のある方が条件のため、ゴールドカードの登録は学生は不可です。
あくまでプライムゴールドは20代の働いている人向け、ゴールドのほうは30歳以上の社会人向けのカードと言えます。
次に「三井住友カード ゴールド」のメリット・特典などを見てまいりましょう。
三井住友カード ゴールドでは、多様な年会費割引がお選びいただけます。主に下記の4つとなります。
条件 | 割引特典 | 翌年以降の年会費 |
---|---|---|
①マイ・ペイすリボの登録&年1回以上利用 | 年会費が50%OFF | 5,500円(税込) |
②WEB明細書サービス登録 (ただし年間6回以上の請求) |
年会費が1,100円(税込)割引 | 9,900円(税込) |
③年間利用額100万円以上300万円未満 | 年会費が20%OFF | 8,800円(税込) |
④年間利用額300万円以上 | 年会費が50%OFF | 5,500円(税込) |
まず1つ目はリボ払いで支払う「マイ・ペイすリボ」への登録と年1回以上の利用で、年会費が50%オフになる割引サービスです。
割引額がかなり大きく、内容がとても魅力的ですが、いわゆる「リボ払い」に慣れていない方は「リボ手数料」を多めに取られてしまったりするケースも多いので結果的に、損をしてしまうケースもあるので慎重に登録する必要があります。
2番目のWEB明細書サービスでの割引はとても簡単なため、積極的に利用しましょう。クレジットカードの支払いは毎年12回ありますが、そのうち6回以上の請求があり、かつ明細書をWEB版に登録している場合は、年会費が「1100円割引」となります。
また3・4番目は、クレジットカードを利用すればするほど、年会費も下がる割引サービスとなります。
三井住友カードのゴールドカードは初年度年会費無料になるケースがあります。
カード名 | 年会費特典 |
---|---|
三井住友カード プライムゴールド | 初年度年会費無料 |
三井住友カード ゴールド | インターネット入会で初年度年会費無料 |
つまり入会キャンペーン等と併せれば、キャッシュバックをもらいつつ、お試しで1年無料で「ゴールドカードを所有」できるということになります。
三井住友カードは、はじめてのゴールドカード所有に向いているカードと言えます。
入会キャンペーンもぜひ併せてご利用下さい。
ゴールドカードの醍醐味の一つは「総利用枠・限度額」が高額なところと言えるでしょう。
実は、一般の三井住友カードの場合、総利用枠が10~80万円で、最大80万円しか利用できません。
しかもこの80万円というのは「月80万円」と意味ではなく、カードの決済が数カ月後に遅れてくるため、ほぼ2ヶ月分で80万円の利用と考えるべきでしょう。
こうして考えると、旅行や結婚、家財道具、車など高額の利用があった場合に、限度額を超えてしまい、クレジットカードが利用できなくなります。
三井住友カード ゴールドなら、ショッピング枠50~200万円となっており、高額出費に対応しやすいと言えます。
「海外旅行保険」の充実は、ゴールドカードの大きなメリットだと言えます。
三井住友カード(一般)と三井住友カード ゴールドの保険を比較してみましょう。
担保項目 | 「三井住友カード」の保険金額 | 「三井住友カード ゴールド」の保険金額 |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害(合計) | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
傷害死亡・後遺障害(自動付帯分) | 300万円 | 1,000万円 |
傷害死亡・後遺障害(利用条件分) | 1,700万円 | 4,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 100万円 | 300万円 |
賠償責任 | 2,500万円 | 5,000万円 |
携行品損害 | 20万円 | 50万円 |
救援者費用 | 150万円 | 500万円 |
傷害治療費用・賠償責任は、1事故の限度額です。
疾病治療費用は、1疾病の限度額です。
携行品損害は[自己負担:1事故3,000円]で1旅行中かつ1年間の限度額です。
救援者費用は、1年間の限度額です。
表上の項目が少し多いですが、一つずつ確認していきますと、まず最重要項目と言える「傷害死亡・後遺障害」が最大5000万円となっていますが、注意点があります。
合計の限度額は最大5000万ですが、自動付帯分は「1000万円」までとなっている点です。
つまり出国前後に、電車やバス、航空機などで三井住友のゴールドカードでクレジット決済を行ったりして条件を満たしていてる場合のみ、「利用付帯分」も利用することができ、限度額は5000万円になるというわけです。
必ず海外旅行に行く前には、該当の利用を済ませておきましょう。
自動付帯や利用付帯については、下記記事も詳しいので後ほど併せてご参照下さい。
また利用する頻度が少し高めな「傷害治療費用」「疾病治療費用」も300万円まで、海外の高額な医療費をカバーしてくれます。
なお、航空便の「遅延保険」はありません。遅延保険が必要な方は、三井住友カード プラチナやコーポレートカードなどをご利用下さい。
国内旅行保険についても各項目比較を簡単に見ておきましょう。
下記の通りとなりますが三井住友カード ゴールドの場合、通常の一般カードだともらえない「入院保険金・通院保険金・手術保険金」などが別途もらうことができお得と言えます。
担保項目 | 「三井住友カード」の保険金額 | 「三井住友カード ゴールド」の保険金額 |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害(合計) | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
傷害死亡・後遺障害(自動付帯分) | 300万円 | 1,000万円 |
傷害死亡・後遺障害(利用条件分) | 1,700万円 | 4,000万円 |
入院保険金日額 | - | 5,000円 |
通院保険金日額 | - | 2,000円 |
手術保険金 | - | 最高20万円 |
入院保険金日額は、事故日から180日限度です。
通院保険金日額は、事故日から180日以内、90日限度です。
手術保険金は、事故につき1回の手術(保険金額=所定の倍率×入院保険金日額)に限ります。
なお、海外旅行保険とは異なり「携行品損害の補償」はないことにご注意下さい。
ゴールドカードの特典といえば、やはり「空港ラウンジの無料利用」が大きなメリットの1つと言えるでしょう。
三井住友カード ゴールドの場合、羽田空港や成田空港を代表とする国内32空港の空港ラウンジに加えて、ハワイの空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)を無料で利用することが可能です。
利用可能なラウンジ数は、通常のゴールドカードと変わらず標準的な内容と言えるでしょう。
また他社のゴールドカードの場合「年間で2回まで」とか「20代だけ可」等年齢や利用制限がかかっている場合が多いですが、三井住友カード ゴールドの場合は、特にそういった制限もありません。
ただ、ANAラウンジやサクララウンジといった「航空会社のVIPラウンジ」や、ダニエル・K・イノウエ国際空港以外の「海外ラウンジ」は利用することはできません。
海外ラウンジを利用したい方は、「三井住友カード プラチナ」やアメックスカードなど「プライオリティ・パス付き」のカードを利用する必要があります。
三井住友カード ゴールドの特典として「ドクターコール24」というサービスがあります。
救急車を呼ぶほどではない病気やストレスなどを、医師・保健師・看護師などが気軽に電話で答えてくれます。
特筆すべきは「24時間・年中無休」で利用できるというところでしょう。
直接「検診」できるわけではないので、あくまでアドバイス程度にはなりますが、24時間・年中無休で相談できるのは、小さなお子様持ちの方、お年をめされた方などにとって、とても心強いサービスと言えるのではないでしょうか。
三井住友カードには、クレジット決済して購入した場合、商品が壊れていたり、盗まれた時に補償してくれるショッピング保険(お買物安心保険)が付帯されています。
一般の三井住友カードでも年間100万円までの補償(毎年6月1日から翌年5月31日までの期間)をしてくれますが、海外での利用や国内のリボ・分割(3回以上)を行っていなければ、利用できないという条件があります。
一方、ゴールドカードの場合はそのような条件はなく、対象の商品を補償限度額300万まで補償されます。
ただし自己負担額があり、1事故につき3,000円は準備する必要があるため、その点は覚えておきましょう。
三井住友カードの一般カードについての記事で詳しく解説致しましたが、下記のようなお得なポイント制度は、ゴールドカードも同様に利用できます。
詳しくは、下記記事をご参照下さい。
※一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合あり。
※一部Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスがご利用いただけない店舗あり。
今回は三井住友カード ゴールドと三井住友カード プライムゴールドについて解説して参りました。
三井住友カードは単にステータス性が高い信頼感のあるカードというだけではなく、特典やメリットが豊富であります、
しっかりとワールドプレゼントのポイント制度(2020年6月1日よりVポイントに改定)を利用しつつ、お得にカード利用を進めてまいりましょう。