医療費控除の計算(簡易シミュレーション)【2024年版】

年収 所得

利用方法

入力項目

「年間の医療費」に、1年間に実際に支払った医療費を入力します。

給与収入だけの方

給与収入だけの方は、「入力する金額」で「年収」を選択し、
「年収 or 所得」欄に、給与の年収を入力します。
また「年齢」欄に、年齢を入力します。

個人事業主の方、給与収入以外もある方

フリーランス・個人事業主の方や給与収入以外もある方は、「入力する金額」で「所得」を選択し、
「年収 or 所得」欄に、所得の合計額を入力します。
また、「国民健康保険料等の社会保険料」欄に、年間に支払った社会保険料等の金額を入力します。

共通項目

受け取った保険金のある方は「受け取り保険金」にその金額を入力します。

最後に「計算する」ボタンを押します。

結果の表示内容

医療費控除の対象となる金額と、所得税の還付金額、住民税の減税額、還付金額と減税額の合計額が表示されます。

「所得税の還付金額」は、年末調整をされる方は、その年に戻ってくる金額です。
「住民税の減税額」は、翌年の住民税で減額される金額です。

医療費控除の計算方法

医療費控除の還付金の金額は次の計算になります。

医療費控除の金額=支払った医療費-保険金などで補てんされる金額-10万円(※)

※年間所得が200万円以下の場合は、所得金額の5%

上記の金額に、所得税の税率(所得によって異なる)をかけると、医療費控除で戻ってくる金額が計算できます。

所得税の還付金=医療費控除の金額×税率

利用上の注意点

本ツールは医療費控除により還付される金額を簡易的に計算するツールです。
2024年10月時点の税率・保険料率を利用しています。
他の控除金額については考慮していないため、実際の還付金額とは異なることがあります。

本ツールを利用して、不利益や損害等が発生したとしても、当社は一切の責任を負いませんので、ご了承ください。
医療費控除に関するご質問については、最寄りの税務署にお問い合わせください。

参考情報

医療費控除の仕組み・対象者について

医療費控除の仕組みや対象については、下記の記事で解説しています。

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医療費控除の明細書の書き方

医療費控除を受けるには「医療費控除の明細書」を記入します。その書き方を下記の記事で解説しています。

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医療費控除をスマホで申請する方法

服部
監修
服部 貞昭(はっとり さだあき)
東京大学大学院電子工学専攻(修士課程)修了。
CFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。
ベンチャーIT企業のCTOおよび会計・経理を担当。
税金やお金に関することが大好きで、それらの記事を2000本以上、執筆・監修。
「マネー現代」にも寄稿している。
エンジニアでもあり、賞与計算ツールなど各種ツールも開発。
服部 貞昭 プロフィール この監修者の記事一覧
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