nanacoで公共料金や税金を支払えるの?
画像引用|株式会社セブン・カードサービス 多くの方が利用しているnanacoは、通常の買い物だけでなく税金や公共料金…[続きを読む]
【画像引用元】nanacoカード|電子マネー nanaco 【公式サイト】
イトーヨーカドーやセブンイレブンで「nanaco」を使っている方も多いと思います。nanacoはイトーヨーカドーやセブンイレブンはじめ多くのnanaco加盟店舗での買い物がスムーズでポイントも付く、便利でオトクなカードです。
今回は、nanacoのオトクな使い方を解説します。nanacoの特徴や、ポイントのため方・使い方は勿論、nanacoの利用をオススメしたい人/したくない人も紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
nanacoは、㈱セブン&アイ・ホールディングスが日本国内で展開する非接触型決済方式のプリペイド(前払い)式電子マネーです。
主な特徴は以下の4点です。
次にnanacoポイントについて説明します。nanacoポイントは、電子マネーnanacoを利用することなどによりたまるポイントです。
nanacoでの支払い200円(税抜)につき1ポイントたまります(還元率0.5%)。たまったnanacoポイントは、1ポイント1円分として、nanacoへのチャージを始め、セブン&アイの通販サイトのオムニ7などで使うことができます。
nanacoカード(プラスチックカード)はセブン-イレブンやイトーヨーカドーなどのお店で申し込みができます。発行手数料300円(税込)で年会費無料です。
セブンカード・プラス(nanaco一体型)はnanacoの機能を搭載したクレジットカードで、年会費は永年無料です。
nanacoモバイルは、「おサイフケータイ」の機能でスマホや携帯電話でnanacoが使える機能です。nanacoと皆さんのスマホや携帯電話がひとつになった便利な機能で、スマホや携帯電話の中にnanacoが入っているイメージです。発行手数料や年会費は無料です。
残念ながらiPhoneでは使えません。androidと一部の携帯電話のみ利用可能です(※)。
※システム的な問題でnanacoモバイルの機能は使えません。おサイフケータイでは「モバイルFelica(フェリカ)」のシステムを使っていますが、iPhoneではこれに対応していないためだと思われます。
【参考サイト】nanacoモバイル > 対応機種一覧|電子マネー nanaco
セブン-イレブンなどのお店のレジ、セブン銀行ATMまたはnanacoチャージ機を使い、現金でチャージすることができます。
クレジットカードからチャージできます。
※ただし、チャージ可能なクレジットカードはセブンカード・プラスのみとなっています。
チャージ方法は、
・支払い後の残高が設定金額未満の場合に自動的にクレジットカードからチャージする「オートチャージ」
・必要なときに(都度)クレジットカードからチャージする「クレジットチャージ」
の2種類があります。
お買い物で貯まったnanacoポイントを電子マネーに交換して、nanacoにチャージすることもできます。
以上でnanacoを使うための準備が完了です。
店舗で使う際には、「nanaco」で支払う旨を店員さんに伝えた上で、専用の端末にnanacoカードやスマホをタッチするだけです。
暗唱番号の入力やサイン、スマホアプリの操作などが要らないので、とてもスムーズに支払いが出来ます。
次に、nanacoのお得な使い方、および関連したキャンペーンを紹介します。
nanacoにチャージする際、クレジットカードで「セブンカード・プラス」を経由すると、200円ごとに1ポイントたまります(還元率0.5%)。
他のクレジットカードではチャージができないので、nanacoを有効活用するならセブンカード・プラスを利用することをおすすめします。
年会費無料
年会費無料
自動車税などの税金や、ガス代などの公共料金、ネット通販のお支払い(収納代行)なども、セブンイレブンでnanacoを使って支払いができます(※)。
支払い分にはポイントが付きませんが、セブンカード・プラス経由でチャージした分のポイント(還元率0.5%)を貯めることが出来ます。
こうした支払いでポイントを貯められる例は少ないので、公共料金の支払いなどをコンビニで行ってる人は、ぜひ活用しましょう。
※【参考サイト】 よくある質問 No : 446|電子マネー nanaco 【公式サイト】
セブンマイルプログラムとは、セブン&アイグループ店舗や、総合通販サイトのオムニ7でお買い物をすることでマイルを貯められるプログラムです。
お買い物の際にアプリの画面を提示することで、200円のお買い物につき1マイルがたまります。
こちらはnanacoの支払いで貯まるnanacoポイントと二重取りが可能です。
また、貯まったマイルはnanacoに交換することもできるので、nanacoポイントをためている方はセブンマイルとの併用をおすすめします。
「イトーヨーカドーアプリ」で「アプリポイント」が獲得できます。イトーヨーカドー来店で5アプリポイント、チラシ閲覧で1アプリポイントがたまります。
たまったアプリポイントは、500アプリポイントで100nanacoポイントに交換ができます。
イトーヨーカドーアプリについては こちら(外部サイト) を参照してください。
たとえばイトーヨーカドーでは、毎月8の付く日(8日、18日、28日)は「ハッピーデー」というキャンペーンを展開しています。
ハッピーデーに、nanacoを利用して買い物をすると「ポイント2倍」「ほとんど(※)全品5%OFF」で買い物が出来ます。
普段別のスーパーで買い物をしている方も、8のつく日はイトーヨーカドーでnanacoを活用するとオトクです。
その他、公式サイトでキャンペーン情報を展開しているので、これらを活用してみると良いでしょう。
nanacoのキャンペーン情報は こちら(外部サイト)
あくまで「ポイントを効率よく貯める上では」という観点からの提案ですが、nanacoの利用をオススメしたい人、あまりオススメしない人の例を紹介します。
nanacoの利用をオススメしたい人は、セブンイレブンや、イトーヨカドーを日常生活で利用する人です。普通に現金払いをするよりもオトクなので、ぜひともnanacoを利用しましょう。
また、上記のお店を普段は利用しないという方でも、税金や公共料金を自分で支払っているという方であればお得にポイントを貯められるのでnanacoの利用をおすすめします。
逆に、下記のような場合は無理してnanacoを使わず、別のキャッシュレスサービスを使っても良いでしょう。
セブン系列のお店をあまり利用しないという方は、nanacoを使うメリットが大きいとは言えません。
また、セブンカード・プラスを発行したくないという方(クレジットカードを増やしたくない人)も、チャージによるポイントが貯められなくなるので、nanacoを使うメリットが薄くなります。
2020年9月から、マイナポイント制度が始まります。マイナンバーカードを持っている人は、登録すると、25%、最大5,000円分のポイント還元を受けられます。
nanacoもマイナポイント還元の対象であり、キャンペーンが行われます。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
nanacoは加盟店も多く、ポイント還元も比較的高いプリペイド式電子マネーです。
クレジットカードとの併用やグループのキャンペーンを有効活用することにより、より効率的にnanacoポイントをためることができます。
オトクにポイントを貯めたい場合、nanacoモバイルやセブンカード・プラスの利用が欠かせません。
逆に言えば、そうした付帯サービスの利用が難しい場合は、無理にnanacoを使わなくても良いでしょう。
もっとも、㈱セブン&アイ・ホールディングスとしては、消費税増税時のポイント還元への参加によるキャッシュレス対応に力を入れています。
競合他社も同じような対応を行っていますので、今後の動き次第では、状況が変わるかもしれません。関係各社の動向からは、目が離せません。
今後キャッシュレス化の割合はますます増えていくものと考えられています。
これからのキャッシュレス時代に向けて、日常的にセブンやイトーヨーカドーを利用している場合には、nanacoを活用してみてはいかがでしょうか。