自動車税のキャッシュレス決済まとめ|一番お得な方法はどれ?【2024年最新】
この記事では自動車税をキャッシュレスで支払う方法やポイント還元のルールなどをまとめて解説します。[続きを読む]
自動車税、軽自動車税の支払いにはスマホ決済などのキャッシュレス決済が便利です。
ZEIMOではこの度、2024年に自動車税(軽自動車税)の支払いがある方を対象に、自動車税の支払い方法についてのアンケートを実施しました。
以下に、回答結果を報告します。
本調査の内容やグラフを引用・転載する際は、出典元(ZEIMO)を明記してください。
目次
全国の男女1000名に交通手段に関するアンケートを行い、車、バイク、原付バイクを利用すると回答した方の中から、以下の計算に基づき164名の方に自動車税に関するアンケートを実施しました。
自動車税の支払いに、PayPayなどをはじめとしたスマホ決済、電子マネー、クレジットカードなど、キャッシュレス決済を利用すると回答した人は4割にとどまりました。
しかし、以下の通り、世代別にみると、若い世代ではキャッシュレス決済の利用割合が高いことがわかります。
40代以下の回答者に絞ると、自動車税の支払いにキャッシュレス決済を利用すると回答した人の割合は6割となり、全体で見た時の割合と逆転します。
さらに、以下の通り、2024年は自動車税の納付にキャッシュレス決済を利用しないと答えた人の半数以上が、自動車税のキャッシュレス決済に関心を示しています。
以下の通り、高齢層においてもキャッシュレス決済への関心が高いという結果となりました。
2024年の自動車税をキャッシュレス決済で支払った(支払う予定だ)と回答した人のうち、34%はPayPayを、24%の人が楽天ペイを選んでいて、他を大きく引き離す結果となりました。
さらに、「2024年は自動車税の支払いにキャッシュレス決済を利用しない」と回答した方も含めて、自動車税の支払い方法として興味のある決済サービスを回答してもらったところ(複数回答可能)、この設問でもPayPayと楽天ペイに魅力を感じる人が多いという結果が出ています。
2024年の自動車税の支払いにキャッシュレス決済を利用したと回答した人に、支払いに利用する決済サービスを選んだ基準を回答してもらったところ、55%がポイント還元を挙げました。
PayPayを利用した人、楽天ペイを利用した人に絞って集計すると以下のようになります。
PayPayを選んだ人の52%、楽天ペイを選んだ人の75%が、自動車税の支払いにそれぞれの決済サービスを選んだ理由の一つとしてポイント還元と回答しています。
前項でまとめた通り、2024年の自動車税の支払いにキャッシュレス決済サービスを利用した人の55%が、その理由としてポイント還元と回答しています。
同様に、「2024年は自動車税の支払いにキャッシュレス決済を利用しなかったが、今後はキャッシュレス決済を利用してみたい」と回答した人にもその理由を質問した結果、ほとんどの人がポイント還元に興味を持っているという結果となりました。
上記の通り、自動車税の支払いにキャッシュレスけさいを利用する理由として最も多くの人が回答したのはポイント還元でした。
しかし、実際には自動車税のキャッシュレス決済でかならずしもポイント還元を受けられるわけではありません。規約上、税金の支払いをポイント還元の対象外とする決済サービスが多いからです。
実際、今回の調査で自動車税の支払い方法として最も人気だったPayPayも、自動車税の支払いでポイント還元を受けることはできません。
ポイント還元を受けられると思って自動車税の支払いにPayPayを利用した人が多い一方で、実際にはPayPayで自動車税を支払ってもポイント還元はありません。
サービスの実態と世間における認知がずれていることがうかがえます。
その他、LINE Payやファミペイなどでは平均的に見て0.5%前後のポイント還元を受けることが可能ですが、やはりポイントを獲得するには特定の設定や特定のクレジットカードなどが必要となります。
キャッシュレス決済のポイント還元は、規約が複雑であったり、比較的頻繁にルールが更新されるなど、条件の把握が難しい傾向にあります。
ZEIMOでは、自動車税のキャッシュレス決済でポイント還元を受ける方法について、最新情報に基づいて解説しています。
楽天ペイでは、自動車税の支払いで最大2%のポイント還元を受けることが可能です。
4万円の支払いで800円相当のポイントを獲得でき、条件が合う方にはお得と言っていいでしょう。
な先述の通り、今回の調査では6割の人が自動車税の支払いにキャッシュレス決済を利用していないと回答しています。そして、キャッシュレス決済以外の納付方法では、コンビニ納付が最もよく利用されているという結果になりました。
キャッシュレス決済以外の支払い方法を選んだ理由を回答してもらったところ、大きく分類して以下のような理由が多く挙げられました。
対面で支払うことにより、安心や確実性を感じている方が一定数おり、キャッシュレスに対する不安感や抵抗も残っていることがうかがえます。
また、昔から利用しているから、今までもそうしていたからコンビニ納付を利用するという回答も多数ありました。キャッシュレス決済は比較的新しく導入された支払い方法のため、まだ認知が浅い一面もあるようです。
更に、納税証明書や領収書をその場で入手したいという意見もありました。キャッシュレス決済の場合、納税証明書をその場で入手することができず、申請して入手するのにも一定の時間がかかるため、軽自動車の車検などに間に合わないケースがあります。
納税証明書を急ぎで入手したい場合、キャッシュレス決済を利用することはできません(自動車税の車検では基本的に納税証明書書は不要ですが、軽自動車税の車検には納税証明書が必要です)。
全国の男女1000人に、普段利用する交通手段について質問したところ、車を利用する人は6割を超えました。
世代別にみると以下の通りで、高齢層になるほど車の利用率が高くなります。
自動車税の納付額としては3万円から4万円の人が多く、排気量からするとミニバンやワゴン車などを所有している人の割合が多いことが推測できます。また、この金額であればキャッシュレス決済で数百円相当のポイント還元を受けることが期待できます。
自動車税を納付するタイミングについては、納付書が届いてすぐに支払う人が最も多く、その次に支払い期限の間際に支払う人が多いという対極的な結果となりました。
今回の調査では、自動車税のキャッシュレス決済について、普及状況はまだまだ途上でありながら、多くの人がキャッシュレス決済のポイント還元に興味を持っていることがわかりました。
しかし実際には、自動車税のキャッシュレス決済でポイント還元を受けるには条件が厳しく、キャッシュレス決済を利用してもポイントがつかない例は数多くあります。
日常生活においてキャッシュレス決済が使える店は数多くあり、また各社が魅力的なポイント還元サービスを提供していますが、税金の支払いではポイント還元の規約が異なることも多いため注意が必要です。
ライフマネーサイトZEIMOでは、キャッシュレス決済に関するポイント還元ルールを最新情報に基づきわかりやすく提供しています。