仮想通貨「ビットコイン」の今後の予測は?著名人の予測を紹介!

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ビットコイン

仮想通貨でもっとも高い知名度を持つビットコインは、2020年代後半から高騰して大きなブームを起こしました。最高価格は733万円を記録し、多くの人を驚かせたのは記憶に新しいところです。

今回の記事では、「ビットコインの概要」「2022年10月までの値動き」「著名人の予測」について解説。くわえて、ビットコイン取引で気を付けたいセキュリティについても触れています。

ビットコインの今後の予測材料として、参考になる情報をお届けします。

1.ビットコインとは

ビットコインとは、世界初のブロックチェーンを基盤とした仮想通貨です。法定通貨のように中央銀行を持たないことが、ビットコインの大きな特徴です。

2008年にサトシ・ナカモトが構想と論文を発表し、それをもととして2009年にビットコインがリリースされました。

ビットコインは知名度が高いため、仮想通貨=ビットコインと考える人がいます。しかし、ビットコインはさまざまな仮想通貨の中の一種でしかありません。

仮想通貨は電子マネーとは大きく異なります。電子マネーは、政府が発行した法定通貨を電子化したものです。一方、仮想通貨はブロックチェーン技術に支えられた、発行主体の存在しない新しい通貨の形態になります。

2.ビットコインの2022年10月までの動き

ビットコイン

ビットコインは2016年以前、5万円~6万円で推移していました。しかし、2016年以降に大手金融機関がブロックチェーンや仮想通貨の実証実験をはじめ、大手企業も参画するといった動きが活発化してビットコインの知名度が高まりました。

その結果、2017年には221万2000円という高値をつけました。日本では仮想通貨の規制を定めた改正資金決済法が施行され、普及が大きく進みます。

2019年に価格を下げることもありましたが、2020年以降に価格が上昇しはじめ、2021年11月には733万7000円を記録。しかし、2022年に入ってから価格を大幅に下げはじめており、現在は300万円強となっています。

3.ビットコインは今後どうなるのか?注目のポイント

ビットコインの今後について、注目するポイントは以下の通りです。

  •  決済手段としての普及
  •  半減期のサイクル
  •  各国の仮想通貨規制状況
  •  スケーラリビティ問題

決済手段としての普及

ビットコインは知名度が高いため、決済手段として利用できるシーンが増えています。たとえば、大手家電量販店のビックカメラをはじめとして、ソフマップやパソコンSHOPアークなどでビットコイン決済が可能です。

そのほかにも、エルサルバドルや中央アフリカ共和国など、ビットコインを法定通貨とする国も出現しています。

半減期のサイクル

ビットコインは2,100万BTCを上限に設定しており、時間経過とともに発行数を減少させて価格を上昇させようとしています。2140年前後にすべてのビットコインがマイニングされますが、それまで4年ごとに半減期が訪れます。

半減期とは、新規発行されるビットコインの発行数が半減するイベントです。半減期に高値が更新される傾向にあり、次の半減期である2024年が注目されています。

各国の仮想通貨規制状況

仮想通貨が普及する一方で、規制する国も出てきました。

たとえば、中国ではいち早く仮想通貨の全面規制が行われています。ロシアは当初、規制をする方針を打ち出していましたが、現在では許容する姿勢に変化しました。

また、欧米ではルールを設けて正しく運用するといった傾向にあります。逆に、発展途上国は多くの国が規制を設けていないか緩めです。

規制が今後どのように進むかによって、ビットコインの価格に大きな影響が出るでしょう。

スケーラビリティ問題

ビットコインは、ユーザー数の増加によってネットワークが混雑するスケーラビリティ問題を抱えています。スケーラビリティ問題は、取引の遅延や手数料の高騰といったトラブルを引き起こします。

いくつかの対策が考えられ、実際にアップデートされていますが根本的な解決には至っていません。今後、スケーラビリティ問題が解決すれば、ビットコインの価格に大きく影響すると考えられています。

4.著名人によるビットコインの今後の予測

著名人による今後のビットコイン予想について紹介します。予想をしている著名人は以下の通りです。

  • ノボグラーツ氏
  •  エルサルバドル大統領
  •  ウィンクルボス兄弟
  •  ウォーレン・バフェット氏
  •  ビル・ゲイツ氏

ノボグラーツ氏

ギャラクシー・デジタル・ホールディングスのCEOであるノボグラーツ氏は、2021年12月にブルームバーグテレビジョンのインタビューで「中期的にはビットコインの価格は心配していない」と発言しました。

2021年12月はビットコインが、733万円から570万円に暴落した時期です。

ノボグラーツ氏は同じインタビューで「4万2000ドル付近で下げ止まる」との見解を示しましたが、実際には2万1000ドルまで下落。ノボグラーツ氏による強気の予想ははずれることになりました。

参照元:ビットコインに下げ拡大リスク、節目は4.2万ドル-ノボグラーツ氏

エルサルバドル大統領

エルサルバドルの大統領であるネイブ・ブケレ氏は、2022年までにビットコインが10万ドルに達するとツイートしました。ただし、この発言にはかなり政治的な意図が含まれていると考えられます。エルサルバドルは法定通貨にビットコインを採用しているからです。

なお、実際にエルサルバドルではビットコインの普及が進んでおらず、ビットコインを決済に使用する国民は20%です。

強気な予想の裏には、純粋な予測以外のものが含まれている可能性があります。そのことに十分、留意するべきでしょう。

参照元:仮想通貨やビットコインの今後は?将来性ない?暴落予想や注意点を徹底解説

ウィンクルボス兄弟

ウィンクルボス兄弟は、仮想通貨投資で莫大な利益を得たことで有名です。ウィンクルボス兄弟は「この10年~20年の間に、ビットコインの価格は30倍~40倍まで上昇するだろう」と予想しています。

この予想は2018年時点のものです。価格が40倍になると時価総額が5兆ドルにもおよびます。ウィンクルボス兄弟は、ビットコインは長期的に上昇トレンドであると予測しています。

参照元:Winklevoss twins: Bitcoin will be worth 40 times current value

ウォーレン・バフェット氏

投資の神様として知られるウォーレン・バフェット氏ですが、仮想通貨に対しては否定的な態度を取っています。

2020年のCNBCのインタビューで「暗号通貨は基本的に価値がない」「私は仮想通貨を所有していないし、今後も決して保有することはない」との見解を示し、ビットコインの将来性についてネガティブな予測をしています。

参照元:Warren Buffett: 'I don't own any cryptocurrency and I never will'

ビル・ゲイツ氏

Microsoftの共同設立者として知られるビル・ゲイツ氏は、2018年に「ビットコインは非常に愚かな投資であり、もしするなら空売りする」と発言しています。

この発言は2017年にビットコインが高騰し、2018年に暴落したときの見解です。しかし、実際にはその後、ビットコインは価格が上昇して2021年11には2017年の3倍以上にまで高騰しました。

現在は300万円前後と、2017年の約1.5倍の価格を保っています。

参照元:Bill Gates: I would short bitcoin if I could

5.仮想通貨を取引するならセキュリティに注意しよう

仮想通貨はインターネット上で取引されるため、セキュリティに注意する必要があります。仮想通貨を取引するときに注意するポイントは以下の通りです。

  •  セキュリティの高い取引所を選ぶ
  •  パスワード・暗証番号・秘密の質問を外部に漏らさない
  •  VPNを使ってセキュアな通信を行う

セキュリティの高い取引所を選ぶ

仮想通貨を取引するときは、セキュリティの高い取引所を選びましょう。

仮想通貨取引でもっとも大切なのは、不正アクセスにより自分の財産が第三者に奪われないことです。過去には国内でも仮想通貨取引所がハッキング被害に遭って、仮想通貨の流出が起こっています。

仮想通貨取引所のセキュリティで特に重要なのが、コールドウォレットを導入していることです。コールドウォレットとは仮想通貨を保管する仕組みで、インターネットから切り離された保管方法です。

インターネットから切り離されているため、ハッキングされるリスクが低くなります。

パスワード・暗証番号・秘密の質問を外部に漏らさない

パスワード・暗証番号・秘密の質問は外部に漏らさないようにしましょう。

パスワード・暗証番号・秘密の質問は仮想通貨の取引に必要な情報であり、外部に漏れると第三者に自由にログインされてしまいます。パスワードや暗証番号には、複雑な組み合わせを使用するようにしましょう。

VPNを使ってセキュアな通信を行う

通信データのセキュリティを高めるため、VPNを利用するのがおすすめです。

通信データが暗号化されていないと、盗聴リスクが懸念されます。また、フリーWi-Fiはセキュリティが低く、同じアクセスポイントから接続している第三者にデータが漏洩する可能性があります。

VPNを利用することで通信データが暗号化され、第三者から盗み見られるリスクを最小限に抑えることが可能です。VPN接続ならフリーWi-Fiも安全に利用することができます。

VPNを活用してセキュアな通信環境を構築し、より安全に仮想通貨を取引しましょう。

6.コスパ抜群! VPNにはNordVPNがおすすめ

NordVPN

料金 2年間プラン:480円/月
1年間プラン:580円/月
1ヶ月間プラン:1,550円/月
サーバー数/国数 5600/60
ノーログポリシー
通信速度
サポート体制  365日24時間 日本語サポート

NordVPNはコストパフォーマンス抜群のVPNプロバイダです。

脅威対策を搭載しており、マルウェアやランサムウェアなどの危険を回避します。アメリカ政府も採用しているAES暗号化を導入しており、強力なセキュリティを誇ります。

質の高いVPNサーバーによって、通信速度の低下を最小限に抑えていることも特徴です。6台まで同時接続できるので、パソコンやスマートフォン、タブレットといった複数のデバイスをまとめて管理できます。

仮想通貨の取引で通信セキュリティを高めるなら、NordVPNをおすすめします。

まとめ

ビットコインとは世界初の仮想通貨であり、高い知名度を誇ります。2016年以前は5万円~6万円で推移していましたが、現在では300万円ほどで取引されています。

ビットコインの価格に影響を与える注目ポイントは以下の4つです。

  •  決済手段としての普及
  •  半減期のサイクル
  •  各国の仮想通貨規制状況
  •  スケーラリビティ問題

ビットコインを取引するなら、セキュリティにも気を付けてください。「セキュリティの高い取引所」「暗証番号などの管理」「VPNの導入」といったセキュリティ対策を行い、安全な環境でビットコインを取引しましょう。

服部
監修
服部 貞昭(はっとり さだあき)
東京大学大学院電子工学専攻(修士課程)修了。
CFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。
ベンチャーIT企業のCTOおよび会計・経理を担当。
税金やお金に関することが大好きで、それらの記事を2000本以上、執筆・監修。
「マネー現代」にも寄稿している。
エンジニアでもあり、賞与計算ツールなど各種ツールも開発。
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