スタバカードのポイント還元|dカード・dポイントで還元率アップ!

「スタバカード」は、スタバ全店で使える便利なプリペイドカードですが、単純にプリペイドカードとして使っているだけでは損をします。

今回は、スタバカードのお得な利用法、またStarbucks Rewardsや「dカードの特典」「dポイント」の関連性についてまとめてご紹介しましょう。

なお、2019年10月からのキャッシュレス消費者還元事業についてやスターバックスの軽減税率制度への対応は別途ページで解説致します。

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1. スタバとdポイント経済圏(dカード・d払い・iD)|貯め方・使い方

スタバカードへのチャージ方法を変えることで「還元率が高くなる」方法を、下記解説して参ります。

まず、ご紹介したいのが「dカード」を利用したチャージについてです。

1-1. dカードでスタバカードに入金する

dカードを利用してスタバカードに入金した場合、dポイントの還元率が4%と、かなり高還元率になっています(クレジットカードチャージの一般的な相場は0.5~1%)。

例えばdカードで10,000円スタバカードにチャージすると、dポイントを400ポイント獲得し、Starbucks Rewardsに参加していれば8スター獲得できます。

しかもそれだけではなく、その400ポイントはそのままスタバカードにチャージして400円分にすることが可能です。

dポイント3,000ポイントなら、3,000円分に交換可能で、交換レートが1:1なのでポイントが目減りしません。

なお店頭でのdカードからのチャージは還元率アップの対象にはならず、あくまでdカードによるオートチャージもしくは、オンラインでの入金が必要になることに注意してください。

また期間限定・用途限定ポイントは利用不可、dカードと言ってもdポイントカードではチャージもポイント交換もできず、あくまでクレジットカードのdカードが必要となります。

なお、その他のチャージ方法は下記記事が詳しいので併せてご参照下さい。

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1-2. 定期的なチャージキャンペーンも魅力

dカードでは定期的にスタバカードへのチャージのキャンペーンも行っています。例えば2019年8月1日から9月30日まで行っていたキャンペーンでは、期間中に5,000円以上チャージを行うと、プラス1%dポイント付与というキャンペーンを行っていました。

つまり通常4%ポイント還元のところ、この期間内は5%還元になるというキャンペーンです。

こうしたキャンペーンも定期的に行われるので、dカードのキャンペーンをチェックすることが大事だと分かります。

1-3. ドコモのd払い・iD・dポイントの提示は利用できないの?

2019年は、特に「スマホ決済・QRコード決済が大躍進」した年でもあり、「dポイントを含むドコモ経済圏」が大きく拡大した年でもありました。

そんな中、支払い方法の種類が多すぎて、一体どれをどのように使えば良いか悩む方も増えたはずです。

スターバックスでの支払い方法を簡単にまとめましたのでご参照ください。

サービス名 種類 店頭で利用可能か
d払い QR・バーコード決済 ×
iD 電子マネー △(*一部店舗は可)
dカード クレジットカード
dカード GOLD クレジットカード
dポイントカード ポイントカード ×
dカードプリペイド プリペイドカード

dカードとdカード GOLDは店頭でそのまま提示してもクレジットカードとして利用は可能ですが、先述したとおり、スターバックスカードにチャージして利用した方がお得です。

2. スタバのポイント制度 Starbucks Rewardsとは

Starbucks Rewards(スターバックス・リワード)はスターバックスが行っている独自のポイント制度です。

スターバックスの会員である「My Starbucks」にスタバカードを登録後、スタバカードを利用して商品を購入するたびに、購入金額に合わせてポイント(スター)が付与され、特典がもらえるようになります。

2-1. Green StarとGold Star

Starbucks Rewardsは、「Green Star」と「Gold Star」というスターを集めていくことが基本的なシステムです。

Green Starは買い物50円(税別)ごとに1スターずつ付与され、Green Starを1年以内に250スター貯まると以降、リワードチケットと交換できるGold Starを貯められるようになります。

つまり、50円でGreen Starが1スターのため、登録から12,500円(税別)分買い物をするとGold Starが貰えるようになります。

そして、Gold Starの維持のためには、切り替わった日から1年以内にGold Starを合計250スター貯める必要があり、貯めれない場合はGreen Starにダウンするという仕組みです。

貰える特典は主に下記のとおりです。

特典内容 Green Star Gold Star
新商品の先行購入
One More Coffee for Members
コーヒーセミナー先行予約
オンラインストア 限定商品の購入
イベントなど 会員限定の特別体験
スターバックスカードの 各種サービス
Reward eTicket  
Gold Star限定プレゼント  

特に「One More Coffee for Members」はおすすめで、当日中であればどこの店舗を利用しても、2杯目のドリップコーヒーが100円(税別)、カフェミストを150円(税別)で購入することができるサービスになります。

またオンラインストアでの限定商品購入や、イベント・プレゼントなどStarbucks Rewards会員限定のサービスが受けられる特典もあります。

2-2. スタバカードの最大の特典の「リワードeチケット」

Starbucks Rewards最大の特典といえるのがこのReward eTicket(以下、リワードeチケット)でしょう。

リワードeチケットはGold Starを150個集めると1枚もらえるチケットで、700円(税別)分の商品券という形で利用が可能です。

ただし、利用にはいくつか制限があり、リワードeチケットはスタバ各店で販売しているドリンク、フード、コーヒー豆に利用できます。

利用できないのはタンブラーなどのグッズやポットサービス、コーヒーセミナーの参加費用や、スターバックスカードの発行や入金などになります。

基本的には店舗の買い物で利用できるチケットですが、「商品1点につき1枚利用可能」ということには気をつけましょう。ドリンクでもフードでも1点につき1枚です。コーヒー豆の場合1パックもしくは量り売りの場合100g分で1商品となります。

そのため、複数の商品を購入してチケットを利用しても、合計金額から700円引きとはなりませんのでご注意ください。

3-3. リワードeチケットの還元率

リワードeチケットを1枚貰うまでに必要な利用料金から、還元率を計算してみましょう。

まずGreen StarからGold Starに昇格する必要があるので、Green Star250個分、Gold Star150個分がリワードeチケットを1枚もらえるまでに必要な利用料金となります。

ここから還元率を計算すると、税別で20,000円利用するとリワードeチケットを1枚入手できるので、還元率は3.5%ということになります。

すでにGold Starの場合は還元率がさらに上昇します。

Gold Star150個分が必要な利用料金なので、7,500円でリワードeチケット1枚ということになります。この場合の還元率は約9.3%です

ただしこれは「税別」での還元率であり、税込みで還元率を換算すると最終的には約3.2%、約8.6%のポイント還元ということになります。

なかなか20,000円、7,500円分を利用するのはハードルが高いかもしれませんが、クレジットカードなどの還元率などと比べてかなり高還元率だと言えるでしょう。

3. まとめ

スターバックスが行っているStarbucks Rewardsは、ある程度定期的にスターバックスを利用するミドルユーザー以上に特に恩恵の高いサービスになります。

その還元率は高く、スターバックスを頻繁に使う人ほど還元の大きくなるサービスと言っていいでしょう。

ポイントの還元率の高いdカードや、キャンペーンを行っているカードでチャージするのがオススメです。

注意したい事は、オンライン入金が必須条件であることです。店頭でのチャージは対象外となるので、還元率を気にするのであれば、オンライン入金、もしくはオートチャージできるように設定しておきましょう。

服部
監修
服部 貞昭(はっとり さだあき)
東京大学大学院電子工学専攻(修士課程)修了。
CFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。
ベンチャーIT企業のCTOおよび会計・経理を担当。
税金やお金に関することが大好きで、それらの記事を2000本以上、執筆・監修。
「マネー現代」にも寄稿している。
エンジニアでもあり、賞与計算ツールなど各種ツールも開発。
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