消費税ポイント還元制度の最新情報まとめ
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10月1日の消費税増税に合わせて、期間限定で実施されるキャッシュレス決済のポイント還元制度も話題になってきています。
対象店舗の一覧が6300ページ以上のPDFで公開されていたことはご存知の方も多いでしょう。
そんなポイント還元制度、一部の大学生協でも対象になっています。
この記事では、大学生協でのポイント還元制度と、対象店舗の探し方についてご説明します。
全ての大学ではありませんが、大学生協や学食、キャンパスストアなどでも、キャッシュレスで決済すると所定のポイント還元を受けられます。
例えば、上智大学では紀伊國屋書店とセブン―イレブン、東京大学では生協の購買・食堂、書籍部、トラベルセンターなどが対応しています。
ポイント還元率はお店ごとに異なりますが、基本的に生協は5%、キャンパス内のコンビニは2%と考えていいでしょう。
上の例で言うと、上智大学の紀伊國屋書店と、東京大学の購買・食堂・書籍部・トラベルセンターは5%還元、セブン―イレブンは2%還元です。
大学の生協やキャンパスストアは、元々割引価格で販売していることが多いため、ポイント還元があると更にお得です。
また、学食などでもポイント還元を受けられれば、あまり金銭的に余裕のない学生も少しは助かるのではないでしょうか。
そこで、以下ではポイント還元を受ける方法と、対応店舗の探し方についてご説明します。
ポイント還元を受けるためには、そのお店がポイント還元制度に対応し、対象のキャッシュレス決済で支払う必要があります。
まずは対応店舗の探し方から見ていきましょう。
ポイント還元制度に対応している店舗は、経済産業省のキャッシュレス・ポイント還元事業公式サイトから探すことができます。
当初は3,600ページにも及ぶPDFファイルを公開し、更新してからは6300ページ以上になったことで話題でしたが、現在では地図上で探すことができ、アプリも公開されています。
検索用地図ページ:https://map.cashless.go.jp/search
公式サイトでの検索は基本的にはグーグルマップを利用しているため、使い方はシンプルです。
例として東京大学の本郷キャンパス周辺を表示しています。
右側は地図部分、左側で検索条件を指定します。
カテゴリは大まかな業種と、販売品・サービス内容で絞り込むことができます。
大学生協やキャンパスストアは店舗によって様々な内容で登録されているため、基本的に設定しなくていいでしょう。
還元率や決済手段も同様です。
地図と探したい場所に合わせ(または現在地で)検索すると、周辺の対応店舗が黄色いピンで表示されます。
ポイント還元対応店舗であっても、対象のキャッシュレス決済で支払わなければポイント還元は受けられません。
対象のキャッシュレス決済が何かについては先ほどの地図で店舗を選ぶと表示されます。
店舗ごとに対象の決済手段が異なるため、注意してください。
何故このようにポイント還元対象の決済手段が限られているかというと、ポイント還元には店舗側の申請が必要だからです。
店舗側は、それぞれの決済事業者(例えばSuicaやPayPayなど)ごとにポイント還元の加盟店登録申請をする必要があります。しかし、実はあまりこのことは知られておらず、通常はどの店舗も一つの決済事業者からしか申請していないため、対象となる決済手段が限られている、ということです。
詳しくは下記記事でご説明しています。
ご説明してきたように、一部の大学生協やキャンパスショップ、キャンパスストアは消費税増税に伴うポイント還元制度の対象になっています。
しかし、どの店が対象なのか、どのキャッシュレス決済を利用すればポイント還元されるのかについては、判然としない場合もあります。
ポイント還元の対象店マップや、店頭の表示をしっかり確認して利用するようにしましょう。