エアレジの補助金、メリット・デメリット・評判を徹底解説!

2019年10月1日に消費税が引き上げられ、軽減税率が導入され、さらに、キャッシュレス決済による還元事業が始まりました。

そんな中で注目されるのがレジシステム。今回紹介するのは「エアレジ(AIRレジ)」というリクルートのサービスです。

ビックカメラ等の大型電気ショップでも周辺機器なども含めて、最近大々的に紹介されていました。

この記事では導入に関する補助金のルール、評判やメリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。

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1.補助金の対象となるPOSレジと申請期限

キャッシュレス消費者還元事業では、店舗側に対してキャッシュレス決済の導入費用に対して補助金が支給されます。

エアレジの解説の前に、まず補助金の対象となるPOSレジとは何か、また補助金の申請期限などを再確認しておきましょう。

(1)軽減税率対策補助金とは

軽減税率対策補助金とは、消費税に対する軽減税率が実施される中で、複数の税率に対応したレジなどの導入などに要する費用を補うための補助金です。

(2)申請期限は?

複数税率などに対応したレジ機器の購入への補助金を受けるには、定められた期限内に申請をしなければなりません。

この申請期限は2019年8月27日に要件緩和が行われました。もともと9月30日までに「導入、設置、支払い完了」が必須だったのか、ひとまず「購入」「契約」さえしておけば良い状態に緩和致しました。

対象となる製品の「購入」は2019年9月30日まで、補助金の交付申請の受付期限は2019年12月16日(消印有効)となります。

*2019年9月30日にて軽減税率対策補助金の申請は終了しました。10月1日以降購入する人は初期費用が少し高くなりますが、依然として小規模店で利用するにはおすすめのPOSレジです。

2.エアレジ(Airレジ)の8つのメリット・機能・できること

軽減税率対策で新しいレジ機器の導入時に補助金を受けるためには「複数税率への対応」が必須となります。

また、飲食店や美容室なら、安価で導入可能なPOSレジが最適です。

ここでは、そんなPOSレジの中でも数多くの評判・メリットがあるリクルートの「エアレジ」を紹介します。

便利な機能やメリットなどを8つの項目に分けて理解していきましょう。

(1)iPadとネット環境が無料でお試し可能

エアレジはアプリを0円で提供しています。

アプリ以外に最低必要なものはiPhoneもしくはiPadのみで、ネット環境さえあれば無料で試すことができます。

導入に必要なiPadに関しても、今なら補助金を利用すれば半額で導入可能です。

(2)ランニングコストがかからない

初期費用にはiPadなどの周辺機器を購入する必要がありますが、レジやアプリケーションの利用に関する月額料金は発生しません。つまり導入負担も低く、ランニングコストもかからないというところが評判や口コミが良いです。

ただし、クレジット決済などに対応する場合、それぞれの決済方法への手数料は支払う必要があります。

(3)複数税率への対応

エアレジは複数税率にしっかり対応しており、シンプルな操作で会計が行えます。

アナログなレジだと商品別に軽減税率の対象商品、非対象商品で別々に計算する必要があり、レジ業務が非効率的になってしまいます。

エアレジを導入することで10月1日から始まる新しい税率に対応できます。

(4)新しい税制もアップデートのみで完了

POSシステムはアプリケーションによって提供されており、新しい税制に対しても特にリクルートにお問い合わせをせずとも、アプリのアップグレードのみで対応できます。

複雑な税制の変化への対応もエアレジ側が行なってくれるので業務負担の軽減につながります。

(5)売上分析などの機能が充実

エアレジ1つあれば、売上管理から、入出金の集計作業、レジ締め、在庫管理、勤怠管理といった業務を丸ごと行うことができます。

商品や顧客ごとの売上データを分析し販売戦略を立てるといったこともできます。

(6)クラウド会計ソフトと連携

エアレジでは会計ソフトの「Freee」や「弥生」「Money Forward」「TKC」といった会計サービスと連携できます。

売上データを自動的に取り込み、経費管理や帳簿の作成が効率的に行えます。

(7)クレジットカード決済にも”連携”で対応可能

飲食店や美容室などはキャッシュレス決済(クレジットカードや電子マネー)の導入が必要な場合が多いです。それに対してもエアレジは有効です。

AirPayやSquare、AirPayQRといった評判口コミ抜群のサービスとの連携に対応しています。

クレジットカードや電子マネー、QR決済の導入を検討している人にもおすすめです。

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(8)予約管理サービスとの連携

飲食店を経営されている方であれば予約客の管理が行えるサービスも必要です。

エアレジでは予約台帳アプリ「レストランボード」との連携に対応しています。

3.エアレジのデメリット

これだけのメリットが挙げられる「エアレジ」ですが、デメリットがないわけではありません。

POSレジ自体も軽減税率に対応するための手段の1つでしかありません。「エアレジ」のデメリットを把握した上で導入を検討しましょう。

(1)スマホ・タブレットの操作でつまずく可能性

慣れている人にとっては何ら問題でもありませんが、このような端末の操作が不得意という人は初期設定でつまずく可能性もありますし、従業員にそういった人がいれば研修コストも発生することがデメリットの1つです。

どうしても難しいという方はPOS機能がなく「複数税率に対応したレジ」という選択肢もあります。

また、公式サイトなどで「動画マニュアル」を見たり、「保守サポートオプション」への加入のお問い合わせ等をして対応しましょう。

(2)対応はiOS端末のみ

エアレジで使える端末はiPad、iPhoneのiOS端末のみです。

Androidのタブレットやスマホには対応しておらず、評判や口コミの良いファーウェイやサムスン(ギャラクシー)、Acer、Asusなどのタブレットは使用でき無いこともデメリットの1つです。

(3)免税機能がない

エアレジは複数税率に対応しているとはいっても、軽減税率対象可否の8%,10%にしか対応しておらず、免税の会計に特化した設定はありません。

税率の区分はできますが、非課税/課税を分けることができないため、商品全てが課税売上となってしまいます。

このデメリットを回避するために、免税に対応しているPOSレジ「ユビレジ」などを採用するのが良いでしょう。

(4)Coiney、楽天ペイに非対応

エアレジが対応している決済サービスには「AirPay」「Square」「AirPayQR」がありますが、「Coiney」「楽天ペイ」には対応していません。

(5)分割払いに非対応

エアレジはクレジットカードの分割払いに対応しておらず、一括払いしか対応でき無いこともデメリットの一つです。

分割払いをする場合には、ユビレジ、スマレジといった別のPOSレジを利用する必要があります。

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4.エアレジの周辺機器・対応機種と導入費用

エアレジを導入する上で必要となる周辺機器や対応機種、導入費用を詳しくまとめていきます。

具体的にどんなものが必要なのか、どれぐらいの費用がかかるのかを確認していきましょう。

(1)iPad、iPhone

エアレジに対応している端末は「iPad」「iPhone」のみで対応しているOSは「iOS11~12」です。

例えば、「iPad Wi-Fiモデル 32GB(9.7インチ)」の場合、端末価格は41,580円(税込・公式サイト)です。

より大きな画面がいいなら単純に操作がしやすいiPad Proの購入をおすすめします。特にこだわりがなければ41,580円のiPadで十分です。

また購入先はApple公式サイトやAmazon、またビックカメラ等の電気ショップでの購入がおすすめです。携帯ショップでも購入可能ですが、相談やお問い合わせ等にのってもらえる反面、支払額が高くなる傾向にありますし、余計な通信費が発生する可能性もあります。

また、レジとして使うならiPadスタンドも忘れずに購入しましょう。

(2)ドロア(キャッシュドロア)

キャッシュドロアとは、レジにおける現金を収納する部分です。紙幣や硬貨などが入っているところですね。

キャッシュドロアの開閉システムには自動/手動の2つがあります。自動開閉が不要なら現在所有しているドロアをそのまま利用することもできます。

自動開閉を望む場合は、公式サイトでエアレジに対応しているキャッシュドロアを確認にしてください。

(3)レシートプリンター

レシートプリンターは文字通りレシートを発行するためのプリンターです。

・据え置き型
・モバイル型
・ドロア内蔵型

などの種類があります。おすすめは別々に購入するよりも「ドロア内蔵型」を購入した方が安くなる傾向にあり、設置スペースの節約にもつながりますし、接続作業なども省略することが出来ます。

逆にドロア内蔵型以外の商品を選んだ方が良い方は、「キャッシュドロアに収納する準備金が多い場合」などが挙げられます。その場合には、ドロアのサイズが大きいものが必要です。

具体的な商品では、「スター精密のmPOPシリーズ」(ドロア内蔵型)のレシートプリンターが60280円(税込)で購入可能です。

(4)カスタマーディスプレイ

カスタマーディスプレイはお客側に合計金額やお釣りなどを表示するための機器です。iPad、iPhoneなどでも対応可能です。

必須というわけではありませんが、お客側に金額をわかりやすく把握させるためには必要です。

(5)ルーター、ネット通信契約

エアレジを使用するためのネット環境を用意しなければなりません。インターネット回線に加えて、店内にWi-Fiを飛ばすための無線ルーターが必要となります。

ただし、カード決済やレジチェック作業を除き、エアレジの場合注文から会計まではオフラインでも使用可能です。

通信費の金額相場は月額4000〜5000円ぐらいです。

(6)バーコードリーダー、クレジットカードリーダー

小売店などでは商品の価格を集計するのにバーコードリーダーが必要となります。

さらにクレジットや電子マネー、QR/バーコード決済などに対応する場合はバーコードリーダーやクレジットカードリーダーが必要です。

なお、これらのキャッシュレス決済を導入するためにはAirPayやSquereなどとの契約が別途必要ですが、これらと契約すればリーダーは付属で付いてくるので別途購入は不要でしょう。

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(7)購入まとめ

とりあえず現金決済のみでエアレジを導入する場合には「iPad」「キャッシュドロア」「レシートプリンター」「ネット環境」の準備のみでOKです。

初期費用にはおよそ10万円〜15万円程度が必要となります。

5.導入が不安な人へ|エアレジスターターパック

軽減税率対策におすすめな「エアレジ」ですが、それでも不安な人もいるでしょう。そのような方に口コミも悪くないおすすめな「エアレジスターターパック」があります。

これ1つ加入すれば、必要なエアレジの周辺機器などもセットで揃いますし、使い方のマニュアルや保守サポートオプションも利用できるので、エアレジからiPadの使い方まで不慣れな部分をお問い合わせして解決できます。

初期費用はかかってしまいまうデメリットはありますが、不慣れな人にはおすすめです。また、「保守サポートオプション」に関しては軽減税率対策補助金の対象外です。あくまで対象は機器のみなので注意してください。

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監修
ZEIMO編集部(ぜいも へんしゅうぶ)
税金・ライフマネーの総合記事サイト・ZEIMOの編集部。起業経験のあるFP(ファイナンシャル・プランナー)を中心メンバーとして、税金とライフマネーに関する記事を今までに1300以上作成(2024年時点)。
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