確定申告を税理士に依頼したい!報酬の相場はいくらくらい?

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確定申告 税理士 相場

毎年2月になると、確定申告で憂鬱になる人も多いのではないでしょうか。仕事が忙しく時間が取れない場合、確定申告を税理士に依頼する方法も考えられます。

しかし、確定申告を税理士に依頼する場合、報酬の相場はいくらくらいになるのか気になるところでしょう。自分の時間や労力と費用を天秤にかけて、判断する必要があります。

そこでこの記事では、確定申告を税理士に依頼する場合の報酬の相場や税理士を選ぶときのポイントについて詳しく説明します。

1.確定申告が必要な人とは

確定申告とは、1月1日から12月31日の1年間の所得を集計し、税務署へ申告・納税することをいいます。

確定申告が必要な人とは、主に個人事業主やフリーランスなど、給与所得以外の所得を得ている人です。

会社員や公務員のように給与所得を得ている場合は、職場で源泉徴収と年末調整がおこなわれるため確定申告は必要ありません。

個人事業主やフリーランスの場合は、1年間の収入から経費や控除を差し引いた所得を算出し申告・納税する必要があります。

また、副業により2ヶ所から給与所得を得ている人や一定額以上の公的年金を受け取っている人、また家賃収入や株取引で利益がでた場合なども確定申告が必要です。

確定申告の対象者かどうか知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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2.確定申告を税理士に依頼する場合の相場

確定申告を税理士に依頼する場合、「確定申告のみを依頼する場合」と「確定申告だけではなく顧問契約する場合」の二つに分けることができます。

今回は確定申告のみを依頼する場合の依頼相場について解説していきます。

2-1.依頼料が決まる要素

依頼料が決定する要素は「売り上げ規模(年商)」と「記帳代行の有無」に分類されます。

当然ながら売り上げ規模が大きくなればなるほど依頼料は高騰します。

また記帳代行があれば依頼料は高くなり、記帳代行がない、つまり普段から会計ソフトや帳簿などをつけており、税理士に依頼するのは確定申告のみという方は依頼料が安くなります。

以下では実際の相場について紹介していきます。

2-2.税理士に依頼した場合の相場

税理士に確定申告を依頼した場合の相場は以下の通りです。

年間売上報酬相場
記帳は自分で行う場合記帳代行も依頼する場合
500万円未満5万円〜10万円〜
500万円以上1000万円未満7万円〜15万円〜
1000万円以上3000万円未満10万円〜20万円〜
3000万円以上5000万円未満15万円〜25万円〜
5000万円以上応相談応相談

引用|税理士ドットコム

もちろんこちらは相場で、詳細な料金は各税理士によって異なります。

詳しい料金を知りたい場合、相談したい税理士に直接聞いてみるとよいでしょう。

3.確定申告を税理士に依頼するメリットとデメリットとは

ここでは、確定申告を税理士に依頼する場合のメリットとデメリットについて詳しく解説します。メリットのほうが大きいと感じる場合は、税理士に依頼してみてはいかがでしょうか。

3-1.確定申告を税理士に依頼するメリットとは

確定申告を税理士に依頼するメリットから説明します。

本業に専念できる

確定申告には、領収書を整理したり帳簿付けをしたりと、かなり労力と手間がかかります。個人事業主のようにマンパワーが限られていると、本業に専念できなくなることも考えられるでしょう。

税理士によっては、記帳代行や経理代行などすべてを代行してくれるところもあります。

資金の流れを把握するためにも、確定申告は自分で行うべきですが、本業に専念できなければ本末転倒でしょう。税理士に依頼することで、ほかのことに時間をとられずに済み、本業に専念できます。

正しく税金の計算ができる

確定申告を税理士に依頼することで、税金の計算や帳簿付けが正確にできます。個人事業主やフリーランスは、確定申告のたびにネットで調べたり税務署に聞いたりしながら、確定申告の手続きをする人が多いのではないでしょうか。

自分で確定申告をしても正しいのかどうかわからず、不安に思う人も少なくないでしょう。

今は、白色申告も帳簿付けが必要となり、ルールに従って帳簿付けをしなければなりません。ある程度の専門知識を必要とするため、税金のプロである税理士に依頼することで計算を間違ったりといった心配はなくなります。

確定申告を税理士に依頼することで、正しい税金額を算出した上で申告・納税できる点は、大きなメリットといえます。

税務調査に対応してもらえる

確定申告の際に、提出する決算書に税理士の印鑑があるだけで、税務調査の対象になりにくくなります。

やはりプロである税理士が作成した決算書は、税務署からも信用されやすいということです。もし税務調査になったとしても、税理士がついていれば毅然と対応することができるでしょう。

3-2.確定申告を税理士に依頼するデメリットとは

確定申告を税理士に依頼するデメリットは、費用がかかるという一言に尽きます。

上述したように、税理士に依頼することで報酬を支払う必要があります。年間の売上高や帳簿記帳の有無でも報酬の相場は異なりますが、費用の負担は避けられません。

4.税理士を選ぶときのポイントとは

それでは、税理士を選ぶときは、どのようなポイントを押さえればいいのでしょうか。ここでは、税理士を選ぶ時のポイントを詳しく解説します。

4-1.クラウド申告に慣れているかどうか

クラウド型会計ソフトを普段利用している場合、同ソフトに慣れていないと、せっかく途中まで記帳が終わっていても、無駄になりかねません。

税理士を選ぶ場合は、自分が利用している会計ソフトに慣れており、途中の作業から引き継いでもらえることが前提となるでしょう。

4-2.税理士が得意としている業界かどうか

税理士といえども、得意としている業界があります。税理士事務所のホームページを見ると、「製造業が得意」や「飲食店での実績多数」などとあり、どのような業界が得意なのかがわかるでしょう。そういった宣伝を見て、税理士を選択することも1つのアイデアです。

また、同業者からその業界に強い税理士を紹介してもらうことも良い方法です。同業者からの紹介であれば、信用できるのではないでしょうか。

4-3.確定申告のみでも引き受けてもらえるかどうか

確定申告の時期は、税理士が最も忙しい時期でもあります。確定申告のみの依頼には、対応していない税理士も多いのではないでしょうか。
まずは、確定申告のみに対応してもらえるかどうかを尋ねることが先決です。

さらに、万が一税務調査が入った場合、税務調査にも対応してもらえるかどうかも、税理士を選ぶときのポイントといえるでしょう。

4-4.その他に考慮すべき項目

話しやすいか

普段、税理士などと話す機会がなければ、話しづらいということもありえるでしょう。節税対策など、経営について立ち入った話まで及ぶこともあるので、話しやすい税理士を選ぶことは大事です。

個人の依頼でも引き受けてくれるか

個人の契約であれば、報酬金額も小さくなるため、引き受けくれない税理士事務所もあることでしょう。個人事業主のような小さな案件でも、快く引き受けてくれる税理士に依頼することで、適切なアドバイスを受けやすくなります。

料金は適切か

税理士の報酬は一様に決まっている訳ではなく、税理士によって金額はさまざまです。税理士に依頼する場合は、ネットなどで事前に相場を調べておくことが大事です。相場から並外れて高い場合や、逆に安すぎる場合は避けた方が無難といえます。

5.まとめ

確定申告は、対象者であれば必ず申告・納税する必要があります。

まずは、自分が対象者かどうかを確認することが大事です。その上で、対象にあたる場合は早めに手続きをとりましょう。

自分で確定申告をする時間のない人は、確定申告のみを税理士に依頼することも考えられます。その場合は、税理士の報酬の相場を事前に調べ、納得のいく税理士を探すことが大事でしょう。

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