みずほ銀行直結!Mizuho Suicaの使い方やメリットを紹介
「みずほWallet」は、みずほ銀行が手がけるスマホで使えるWalletアプリです。スマホでバーチャルカードのデビットカードを発行でき、支払いはスマホをタッチするだけの便利なサービスです。
さらに、iOS端末のみずほWalletでは「Suica」も発行できます。みずほ銀行の口座と直結しているためチャージが簡単です。
今回はそんな「みずほWalletで使えるSuica」について解説していきます。
目次
1.みずほWalletがSuicaに対応!
みずほWalletアプリではSuicaを発行することができます。スマホ一つで電車や買い物に利用できるので非常に便利です。
まずはみずほWalletで使えるSuicaの基本的な機能や、対応機種を説明します。
(1)みずほWalletとは?
「みずほWallet」は、みずほ銀行がリリースしている口座直結型のWalletアプリです。
みずほWalletでは、アプリ上で「スマートデビット」というバーチャルカードを発行できます。
スマートデビットでは通常のデビットカードと同様に支払いで使った金額は即時にみずほ銀行の口座から引き落とされます。
さらに、iOS端末のみずほWalletではSuicaを発行することもできます。次で詳しく説明していきます。
(2)Mizuho Suicaで出来ること
上記のように、iOS端末のMizuho Walletでは、「Mizuho Suica」というアプリ上のSuicaを発行できます。
主な機能は以下の通りです。
- Mizuho Suicaの発行
- みずほ銀行の口座から、アプリで直接チャージ
- 駅の改札やバスへの乗車時の支払い
- 電子マネーとして日頃の買い物での支払い
(3)Mizuho Suica対応機種
みずほWalletアプリはiOS、Android両方に対応していますが、Mizuho Suicaに対応しているのはiOS版のみとなっています。
つまり、みずほWalletアプリでSuicaが使えるのはiPhoneもしくはApple Watchだけです。Android端末ではMizuho Suicaは使えず、スマートデビットのみの対応になっているので注意してください。
「みずほWallet Suica」に対応しているiOS端末は下記の通りです。
- iOS:10.3以降に対応
- iPhone:7以降
- Apple Watch:シリーズ2以降
- iPad:非対応
2.Mizuho Suicaのメリット
Mizuho Suicaの一番の特徴は、みずほ銀行の口座に直結している点です。
それによって生じるメリットを紹介していきます。
口座直結でチャージが楽
アプリを使って銀行口座から直接チャージをするため、チャージにかかる手間が省けます。
チャージに必要な現金をわざわざ下ろしたり、クレジットカードを登録する必要がありません。
発行がアプリで完結し、スピーディ
Suicaの発行や支払いには、みずほ銀行口座の個人情報を利用するため新しく情報を入力する必要がなく簡単です。
利用にあたって審査、年会費なども必要ありません。
iPhoneのWalletアプリにSuicaを登録できる
Mizuho SuicaをWallet アプリに追加することで、モバイルSuicaと同様にロック画面のままタッチするだけで支払いが完了します。
また、既にモバイルSuicaを利用している場合でも、Mizuho SuicaをWalletアプリに追加し併用することができます。
使いすぎの心配がない
口座に入っている金額がチャージの限度額となります。
もちろん口座残高もアプリで確認できるので、使いすぎる心配もありません。
JREポイントが貯まる
モバイルSuicaと同様に、電車利用やJR東日本の駅ビルでの支払いでJREポイントが貯まります。
ただし、ポイント獲得にはJREポイントサイトにMizuho Suicaを登録する必要があります。
3.Mizuho Suicaのデメリット
Mizuho Suicaのデメリットとしては、機能の少なさが挙げられます。以下で詳しく説明します。
AndroidはMizuho Suicaに未対応
みずほWalletアプリはiOS版、Android版の両方がリリースされていますが、Mizuho Suicaに対応しているのはiOS版のみです。
Android端末を利用している人は、みずほWalletでSuicaが使えないので注意してください。
定期券の発行・継続はできない
利用できる機能は新しいSuicaの発行とチャージの2つに限ります。
定期券の発行や、継続はできません。
また、すでに利用しているICカードタイプのSuicaやApple PayのSuicaの引継ぎもできません。
オートチャージには対応していない
Mizuho Suicaでは、オートチャージはできません。
アプリを操作して銀行口座からチャージする必要がありますが、ボタン一つで完了するためオートチャージに対応していなくても問題にはならないでしょう。
チャージできる時間帯が限られる
Mizuho Suicaではチャージができる時間帯が以下のように定められており、土曜日の22時00分~翌日曜日8時00分まではチャージできないこととなっています。
平日 | 24時間 |
---|---|
土曜日 | 0時00分~22時00分 |
日曜日 | 8時00分~24時00分 |
加えて、毎月第1、第4土曜日の3時00分~5時00分も利用できません。
4.Mizuho Suicaの登録方法・使い方
「デビットカード」と「Suica」の両方が使える「みずほWallet」。サービスの利便性や幅を考えるとかなり便利といえるのではないでしょうか。
登録や利用に関しては無料で行えるので、みずほ銀行の口座を持っている方はぜひ使ってみてください。
ここではみずほWalletの登録方法と使い方を紹介します。
(1)アプリのダウンロード
「みずほWallet」でSuicaを使うためにはまずアプリのダウンロードをして利用登録を行う必要があります。登録には「みずほ銀行口座」が必要となるので予め用意しておきましょう。
まず、「みずほWallet」アプリをApp Storeからダウンロードしてください。
(2)登録方法
▼アプリを起動すると登録画面が表示されます。2種類のカードから選択をする画面が出てくるので、「Mizuho Suicaを発行する」を選択してください。
画像引用元:みずほ銀行
▼チャージ用のみずほ銀行口座の情報を入力していきます。以下の手順に沿って必要事項を入力し、登録を完了します。
画像引用元:みずほ銀行
iPhoneもしくはApple Watch内で利用しているApple PayにSuicaを登録すると利用開始となります。
(3)使い方
▼アプリ画面から「チャージ金額」を選択し「チャージ」をタップするだけで簡単に行えます。
チャージは1,000円単位、チャージ限度額は20,000円に設定されています。
また、Walletアプリからもチャージ可能です。
支払いは、通常のSuicaと同様に交通系ICカードに対応したお店や駅の改札でスマホをタッチするだけで使えます。
5.Mizuho Suicaの評判は?
キャッシュレス業界では、かなりの独自性を打ち出してきた「Mizuho Suica」ですが、利用者の口コミやリアクションはどのようになっているのでしょうか。
ここではおすすめの使い方や利用者の評判をまとめていきます。
(1)Mizuho Suicaはどんな人におすすめ?
ここまで、みずほWallet Suicaについてまとめていきましたが、以下のような人におすすめです。
登録やチャージに手間がかかるのが嫌な人
登録には口座情報を利用するためQRコードや、バーコード決済でよくある面倒な登録手続きをする必要はありません。
チャージもボタン一つでシンプルです。
クレジットカードがない人、登録したくない人
みずほ銀行の口座さえあれば、クレジットカードの有無は関係ありません。
支払い時はTouch IDやFace IDが求められるので、セキュリティも万全です。
目的別にSuicaを使い分けたい人
WalletアプリでモバイルSuicaとの併用が可能なので、利用用途に合わせた使い方ができます。
定期券はモバイルSuicaを使って、ちょっとした買い物にはみずほSuicaを使うといった使い分けが可能になります。
(2)Mizuho Suicaを使った人の感想
みずほWallet Suicaの口コミをいくつか紹介します。
「クレカを登録しなくても使えるから便利!」
「口座引き落としでSuicaが使えて、これは便利!」
「みずほWalletのSuicaとスマートデビットが個人的に欲しい機能と利便性を全て満たしていて素晴らしい。キャッシュレス決済のスタンダードを見た気がした。」
「土曜日の夜に使えないのがほんとに残念...」
ポジティブな反応、ネガティブな反応さまざまありますが、やはりタッチ式で使えるスマホ決済であること、口座直結で使えることに高い評判を得ています。
6.まとめ
Mizuho Suicaはスマホ決済サービスとSuicaがタッグを組んだ注目すべきサービスといえるでしょう。やはり、みずほ銀行の口座直結であるのが一番のメリットであると思います。
タッチ式でかつお買い物と電車の利用が両立できる利便性は他のキャッシュレス決済にはない魅力です。
キャッシュレス=QRコードというイメージもある中、利便性やスマートさを考えるならみずほWalletのSuicaは非常に魅力的なサービスです。
一度使ってみてはいかがでしょうか。