フェイスブックペイ(Facebook Pay)とは?
Facebookは、世界で23億8,000万人(2019年3月時点)という月間アクティブ利用者数を誇る人気SNSアプリです。そのFacebookが、アメリカ時間の2019年11月12日に、新しい決済機能である「フェイスブックペイ(Facebook Pay)」を発表しました。
今回は、フェイスブックペイとはどういったものか、そして使い方やセキュリティ面、今後の動向についても紹介していきます。
目次
1.フェイスブックペイ(Facebook Pay)とは?
(1)フェイスブックペイの概要
フェイスブックペイ(Facebook Pay)はFacebook・Messenger上で使える決済サービスです。
Facebookが運営しているSNSアプリにて使用でき、当面の間はゲームアプリ内での課金やイベントチケットの購入、個人間での送金などといった使用できる範囲を制限して提供されます。
フェイスブックペイはPayPalに対応しています。そして主要クレジットカード・デビットカードを登録し連携させることで支払うことも可能です。また、フェイスブックペイ上で支払い履歴の表示や支払い方法の管理、設定の変更等などできます。
現在、アメリカのユーザーのみが利用できます。日本ではまだ利用できません。
(2)フェイスブックペイの使い方
簡単にフェイスブックペイの設定方法を紹介します。
- フェイスブックの設定からフェイスブックペイを選択する
- クレジットカードもしくはデビットカードなど支払い方法を追加する
- 支払い時にフェイスブックペイを選択する
これらの操作を行えば、あとはスマートフォンひとつで決済が可能となります。
(3)セキュリティ面について
フェイスブックペイのセキュリティは、カード番号や銀行口座番号を暗号化するだけでなく、不正なアクティビティを検出する不正監視システムも導入していることから、高い安全性を誇ります。
さらにTouch IDやFace IDといった生体認証を活用することで、セキュリティをより強化することも可能です。
2.フェイスブックペイの今後について
フェイスブックペイは、今後どういった展開をしていくのでしょうか?フェイスブックペイの今後の展望について、現時点で発表されている計画を紹介していきます。
(1)InstagramやWhatsAppでも利用可能になる
現時点で、フェイスブックペイはFacebookとMessengerでの各種決済、個人間の送金に利用できます。
今後はInstagramやWhatsAppでの利用にも拡充されることが予定されており、さらに売買や個人間での取引がしやすくなるでしょう。
(2)提供地域も広がる見込み
現状ではフェイスブックペイはアメリカのユーザーのみが利用できる決済サービスですが、今後は提供地域を拡大していくことが予定されています。
フェイスブックペイは、世界中の人がオンライン上で繋がり、売買がより円滑になる可能性を秘めている非常に期待値の高い決済サービスです。
まとめ
さまざまなオンライン決済サービスが誕生しているなかで、世界中にユーザーを抱えているFacebookが提供するフェイスブックペイには、おおいに注目が集まっています。
まだ情報があまり発信されていないため、明らかになっていない部分も少なくありません。今後、少しずつ明らかになる情報・詳細をもらさずにチェックしていきましょう。