Amazonで電子マネー決済をする方法|4種類の支払い方を解説

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Amazonでは、クレジットカードやコンビニ払い以外にも、電子マネーで決済を行うことができます。

2019年11月時点では、楽天Edy、Suica、iD、JCBプレモの4種類に対応しています。

電子マネーで支払うことができることで、代引きやコンビニ手数料を支払う必要はありません。
また、クレジットカードを持っていない方にも便利です。

今回は、Amazonで電子マネー決済をする方法を紹介していきます。電子マネーによって支払方法が異なるため、ぜひ最後までご覧ください。

1.Amazonで利用できる電子マネーは4種類

Amazonでは、次の4種類の電子マネーによって決済することが可能です。

  • 楽天Edy
  • Suica
  • iD
  • JCBプレモ

Amazonでは、クレジットカードのほか、コンビニ払いや銀行振込、代金引換といった方法で決済を行うことができます。しかし、利用者のなかにはクレジットカードを持っていなかったり、「コンビニや銀行まで行くのが面倒」という方もいるでしょう。

上記の電子マネーを利用することで、このような悩みは解消できます。
電子マネーで決済すれば代引き手数料も必要ないからです。

ただし、電子マネーの種類によって用意するものや決済方法が異なります。

上記4種類の決済方法について、次の章で詳しくお伝えしています。

2.Amazonで電子マネー決済を行う方法

Amazonで電子マネー決済を行うには、使用する電子マネーの種類によって方法が異なります。
詳しい支払い方法については以下をご確認ください。

2-1.楽天Edyの支払い方法

楽天Edyとは、楽天が提供する電子マネーです。
Amazonなどで買い物に利用することで楽天スーパーポイントを貯めることができます。

(1)楽天Edy決済に必要となるもの

  • 非接触ICカードリーダー・ライターPaSoRi
  • Edy Viewer

Aamzonで楽天Edyを使って決済を行うためには、非接触ICカードリーダー・ライターPaSoRiが必要です。

非接触ICカードリーダー・ライターPaSoRiは、パソコンに繋げることで自宅から電子マネーでの決済やチャージが可能になる機器を指します。Amazonや楽天のほか、全国の家電量販店で取り扱っており、価格は約2,500円前後です。

また、Amazonで楽天Edyを利用するために、Edy Viewerも用意しておきましょう。

Edy Viewerは、非接触ICカードリーダー・ライターPaSoRiを利用するためのソフトウェアのことです。非接触ICカードリーダー・ライターPaSoRiを差し込むパソコン内にダウンロードしておいてください。

AmazonでのPaSoRiの購入はこちらから

(2)楽天Edyの支払い方法

楽天Edyを利用するには、Amazonで商品を注文したときに「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選択します。

その後すぐにAmazonからお支払い番号お知らせメールが届くので、なかに記載されている「パソリ利用でのお支払い」をクリックしましょう。

あとは、パソコンに繋げてある非接触ICカードリーダー・ライターPaSoRiに楽天Edyカード(またはアプリをインストールしたおサイフケータイ)をかざすだけです。

2-2.Suicaの支払い方法

Suicaは、JR東日本が発行する電子マネーです。

残額にチャージしておくことで、Amazonなどのネットショッピングでも利用できます。

(1)Suica決済に必要となるもの

  • 非接触ICカードリーダー・ライターPaSoRi
  • NFCポートソフトウェア

AmazonでSuicaを利用するためには、非接触ICカードリーダー・ライターPaSoRiを購入しなければなりません。
また、非接触ICカードリーダー・ライターPaSoRiを利用するためのNFCポートソフトウェアもダウンロードしておきましょう。

仕組みとしては、先ほどの楽天Edyのときと違いはありません。

(2)Suicaの支払い方法

Suicaで決済を行うときは、Amazonで商品を注文するときに「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選択します。

その後、Amazonからお支払い番号お知らせメールが届くので、中に記載されている「Suicaインターネットサービス」をクリックしてください。

すると、Suicaの支払いページに進むので、パソコンに接続してある非接触ICカードリーダー・ライターPaSoRiにSuicaをタッチします。これで支払いは完了です。

2-3.iDの支払い方法

iDは、NTTドコモが提供する電子マネーです。
おサイフケータイに対応したスマホであれば、端末を読み取り機にかざすだけで支払いが完了します。

(1)iD決済に必要となるもの

  • おサイフケータイ対応のスマホ
  • iDアプリ

Amazonでidを使って決済を行うには、おサイフケータイ対応のスマホが必要です。
おサイフケータイに対応していないスマホ、またはガラケーの場合は利用できないので注意してください。

ただし、ドコモ以外のユーザーであっても、おサイフケータイ対応のスマホにiDアプリをインストールしておけば誰でも利用できます。
GooglePlayでダウンロードすることができるので、あらかじめ用意しておいてください。

ドコモユーザーの方であれば、最初から端末に入っていることがほとんどです。

(2)iDの支払い方法

iDで決済を行うときは、Amazonで商品を注文するときに「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選択します。
その後、Amazonからお支払い番号お知らせメールが届きますので、記載されているお支払い番号をメモしておきましょう。

メール内には、支払い方法の欄に「電子マネー:iD」という項目があるのでクリックします。

すると、iDアプリに接続されるので、先ほどのお支払い番号を入力して決済は完了です。

2-4.JCBプレモの支払い方法

JCBプレモは、JCBが提供する電子マネーです。

チャージすることで、店舗での買い物やネットショッピングに利用できます。クレジットカードのような審査が要らないため、誰でも気軽に利用できる電子マネーとなります。

また、ほかの電子マネーとは異なり、Amazonでの購入時に用意するものはありません。JCBプレモカードさえあれば簡単に決済が完了します。

JCBプレモで決済を行うときは、Amazonで商品を注文するときに「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選択します。

その後、Amazonからお支払い番号お知らせメールが届きますので、なかに記載されている「お支払い方法別の手順」というリンクをクリックしてください。
すると、Amazonの支払い方法選択画面に移動します。

「電子マネーでのお支払い」という項目から「JCBプレモ」を選択し、あとはカード番号と認証番号を入力するだけです。

3.Amazonで電子マネーを使うときの注意点

Amazonでは、注文方法によって電子マネーが利用できないこともあります。

そんなときは、以下でお伝えする4つの注意点に該当していないか確認してみてください。

3-1.通常配送のみに対応

Amazonの電子マネー決済は通常配送のみに対応しています。それ以外の注文方法では電子マネーを使うことはできません。

たとえば、「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」、「定期おトク便」などは電子マネーに対応していないのです。
また、Amazonフレッシュから注文した場合も、電子マネーでの支払いができないので注意してください。

3-2.電子マネーによって上限額が異なる

電子マネーによっては1回あたりの利用可能額が設定されているため、高額な支払いを行うときは決済ができないこともあります。

楽天EdyとJCBプレモは5万円、Suicaは2万円が上限額です。
一方、iDは利用上限額がありません。

3-3.出品者によっては利用できないことがある

Amazonでは、出品者によって電子マネーの支払いができないこともあります。

クレジットカード払いしか対応していない出品者、または、一部のマーケットプレイスの出品者が該当します。
電子マネー払いに対応した出品者の場合、商品詳細ページの右側に「この出品商品にはコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いが利用できます」と記載されています。

3-4.一部の商品によっては利用できないことがある

Amazonでは、特定の商品で電子マネーが利用できなくなっています。

以下の商品は、基本的に電子マネー払いに対応していません。

  • Eメールタイプ・印刷タイプ・配送タイプのAmazonギフト券
  • 「Echo Show 5」などのAmazonデバイス
  • Amazonコイン
  • ゲームや音楽などのダウンロード

4.まとめ

Amazonでは、楽天Edy、Suica、iD、JCBプレモの4種類の電子マネーを利用することができます。

電子マネーを利用することで代引き手数料が発生せず、自宅にいながら決済ができるというメリットがあります。
ただし、非接触ICカードリーダー・ライターPaSoRiや専用ソフトのインストールなど、商品を購入する前に準備しておくことも多いので注意してください。

監修
ZEIMO編集部(ぜいも へんしゅうぶ)
税金・ライフマネーの総合記事サイト・ZEIMOの編集部。起業経験のあるFP(ファイナンシャル・プランナー)を中心メンバーとして、税金とライフマネーに関する記事を今までに1300以上作成(2024年時点)。
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