業務スーパーのポイント還元とキャッシュレス決済一覧

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画像引用元|業務スーパー

食料品や飲料など数多くの品物を揃えており、大容量でありながら価格は安いことで知られている業務スーパー。

2019年10月1日から、対象店舗ではポイント還元も受けられることもあり、キャッシュレス支払いを選択する方が増えています。

また新型コロナウイルスの影響により、内中食需要高まり、2020年3月営業益40%増となって絶好調です。

そこで気になるのは、業務スーパーでもポイント還元の対象となるのか、どんなキャッシュレス決済手段があるのかです。

そこで今回は、業務スーパーで使えるキャッシュレス決済にはどういったものがあるのか、そして還元対象となるかなどを紹介していきます。

1.業務スーパーで使えるキャッシュレス決済

業務スーパーではどういったキャッシュレス決済が使えるのでしょうか。

実は業務スーパーで使えるキャッシュレス決済は店舗ごとにかなり異なります
ここからは各種支払い方法に分けて、業務スーパーで使用できることが多いキャッシュレス決済をご紹介しますが、詳細はご利用店舗にご確認ください。

(1)業務スーパーで使えるクレジットカード/デビットカード

クレジットカードやデビットカードは業務スーパーで利用できるのでしょうか。

まずクレジットカードについてです。

基本的に、利用者の多いクレジットカードは使用できることが多いです。しかし、店舗によって取り扱いが異なるため確認は必要です。
業務スーパーの公式ホームページから使用可能なクレジットカードを検索できます。
【参考】業務スーパー公式

業務スーパーで店舗によって対応しているクレジットカード等は下記のとおりです。

クレジットカード/デビットカード
VISA △(店舗による)
MasterCard △(店舗による)
JCB △(店舗による)
AMERICAN EXPRESS △(店舗による)
Diners Club △(店舗による)

公式ホームページには基本的にVISA・MasterCard・JCBの3ブランドが使用可能と表示されていますが、実際にはアメリカンエキスプレスやダイナースクラブが使用できる店舗もあります。
デビットカードも同様で、店舗によって異なりますが、クレジットカードに対応している店舗はデビットカードにも対応していることが多いです。

(2)業務スーパーで使える電子マネー

電子マネーについても、使えるかどうかは店舗ごとに異なるため、確実に使いたい方は確認が必要です。

電子マネー
Suica △(店舗による) Kitaca △(店舗による)
PASMO △(店舗による) はやかけん △(店舗による)
ICOCA △(店舗による) 楽天 Edy △(店舗による)
manaca △(店舗による) nanaco △(店舗による)
nimoca △(店舗による) iD △(店舗による)
PiTaPa △(店舗による) QUICPay △(店舗による)
TOICA △(店舗による) WAON △(店舗による)
SUGOCA △(店舗による)    

業務スーパーは全国各地に展開しているため、使える店舗では各地域で発行されている交通系ICカードが使えます。楽天EdyやiDなどの電子マネーも支払いに使えます。

しかし、電子マネーに関しては公式ホームページにも掲載がないため、どうしても電子マネーで支払いたいという方はご利用店舗に問い合わせましょう。

(3)業務スーパーで使えるQRコード決済

キャッシュレス化が進んでいることにより、注目されている支払い方法がQRコード決済です。
業務スーパーでは一部店舗でPayPayが使用できるのみです。

QRコード決済
PayPay △(一部店舗のみ)
楽天ペイ ×
LINE Pay ×
d払い ×
Origami Pay ×
メルペイ ×
au PAY ×
Alipay ×
WeChatPay ×

今後集客のためにも導入する可能性は非常に高いですが、現状使用できる店舗はそこまで多くないため、事前に確認しておきましょう。

2.キャッシュレスポイント還元対象?軽減税率は?

(1)ポイント還元対象?

業務スーパーは消費者還元事業の対象となるのでしょうか。
結論として、業務スーパーはキャッシュレスポイント還元事業の対象で、多くの店舗で利用金額の2%が還元されます。

しかし、すべての業務スーパーが対応しているわけではなく、当然キャッシュレス決済が行えない店舗では還元はありません。いくら自分が電子マネーやクレジットカードなどを揃えていても店舗側が対応していなければ意味がないので事前に調べておきましょう。

(2)軽減税率の商品の販売

食料品については軽減税率の対象となるため、今までと変わらない8%の消費税で購入できます。
ただし、業務スーパーでは日用品等も販売しており、これらは10%の消費税がかかります。

売り場では10%の商品と8%の商品が混在していることもありますので、ご注意ください。

3.業務スーパーで使えるOKカードとは

最近では多くのスーパー等でポイントカードを発行しており、支払い時に提示することでポイントを貯めて今後の買い物に使えます。
業務スーパーでも、OKカードというポイントカードを用意しており、これを利用することでお得に買い物ができます。

ここからは、業務スーパーで活用できるOKカードについてご紹介します。

(1)業務スーパーOKカードの発行手数料・年会費

業務スーパーで使えるOKカードの発行手数料や年会費についてですが、どちらも無料です。初年度だけでなく永年無料で使用でき、かつOKカードは登録をしたその日から使用可能です。

所持することで一切費用はかからないので、業務スーパーで買い物をすることが多い方は持っておいた方がいいでしょう。

(2)業務スーパーOKカードのポイント対象商品

OKカードは、税抜き100円ごとに1ポイントのOKカードポイントが貯まるカードです。

気になるのは、業務スーパーで買い物をする際にどの商品がポイント対象となるかです。ポイントの対象となる商品を理解しておかなければ、せっかく買い物をしてもメリットを感じにくくなります。

OKポイントの対象となる商品は下記のとおりです。

  • ノンアルコールビール
  • カクテル
  • 生鮮
  • 青果
  • 精肉
  • 鮮魚
  • ギフト商品

OKカードを使い業務スーパーで買い物をして貯まったポイントは、500ポイント貯まると自動的にレジで500円のサービス券が発行されます。500円のサービス券は、発行された翌日から1年間は500円分のお買い物券として使うことが可能です。
ただし紛失すると再発行はできないため、失くさないように気をつけてください。

4.OKカードを使い業務スーパーでお得に買い物をする方法

スーパーでお得に買い物を行うためには、ポイントデーを把握することが重要です。

OKカードは毎月1日と15日、そして末日はポイントが通常時の3倍獲得できます。
ポイント5倍デーとなる日もありますので、大量のポイント獲得を狙うのであれば事前に日程を調べておきましょう。

また、業務スーパーでは基本的にクーポンなどの配布はありません。
しかし、割引チラシが入っていたり一部店舗ではクーポンが稀に配られたりすることがあります。

5.まとめ

業務スーパーは徐々に全国各地に店舗を増やしており、クレジットカードや電子マネー、そしてQRコード決済に対応しつつあります。

ただし、まだ全ての店舗で使用できる訳ではなく、これからに期待したいところでもあります。

今後さらにキャッシュレスへの対応は求められるため、業務スーパー側としても集客力アップのために各種決済サービスを導入することが想定されます。現状使えるポイントカードも含め、さらにお得に買い物ができる可能性はありますので、公式ホームページなどでチェックをしておきましょう。

服部
監修
服部 貞昭(はっとり さだあき)
東京大学大学院電子工学専攻(修士課程)修了。
CFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。
ベンチャーIT企業のCTOおよび会計・経理を担当。
税金やお金に関することが大好きで、それらの記事を2000本以上、執筆・監修。
「マネー現代」にも寄稿している。
エンジニアでもあり、賞与計算ツールなど各種ツールも開発。
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