キャッシュレスで割り勘!PayPay・LINEペイ・楽天ペイ・Kyashの支払方法

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キャッシュレス 割り勘

飲み会や食事会を行うとき、面倒になってくるのが割り勘の手続きです。

現金で割り勘の手続きを行うときは、各参加者の代金を計算したり、後から料金を徴収するのが面倒ですよね。また、割り勘代金のもらい忘れといった問題も発生しがちです。

そんなときは、キャッシュレス決済で利用できる「割り勘アプリ」が役立ちます。

割り勘アプリを利用すれば、現金要らずで飲食代の一括支払いから代金の徴収、計算が可能です。

今回は、キャッシュレス決済でも利用できる4種類の割り勘アプリを紹介していきます。

1.割り勘アプリはキャッシュレス決済にも対応可能

飲み会や食事会などで割り勘をするときは、PayPayやLINEペイなどのキャッシュレス決済サービスが便利です。

「割り勘アプリ」で検索すると、「割り勘計算アプリ」が出てくることも珍しくありません。

割り勘計算アプリとは、単純に個々人の割り勘の金額を計算してくれるだけの機能です。単なる計算だけなので、飲み会の参加者から現金でお金を集める必要があります。

しかし、どうせなら、割り勘の手続きをもう少しシンプルに済ませたいものですよね。

PayPayやLINEペイなどに付いている「割り勘機能」を利用することで、割り勘の金額を計算しつつ、そのままキャッシュレス決済で支払いを済ますことが可能です。割り勘の代金は後から徴収することができるため、飲食店での支払いも非常にスムーズとなります。

今回は、こうしたキャッシュレス決済機能付きの割り勘サービスを「割り勘アプリ」とし、おすすめのアプリを紹介していきます。

2.キャッシュレス決済で割り勘アプリを利用するメリット

割り勘アプリを利用すると、飲み会の幹事だけではなく、参加者にもメリットがあります。

ここでは、幹事側と参加者側のそれぞれのメリットをお伝えしていきます。

(1)幹事側のメリット

飲食代のもらい忘れを防ぐことができる

割り勘アプリを利用することで、参加者から飲食代を徴収する漏れを防ぐことができます。

割り勘アプリには、参加者が支払う金額をデータで残しておく機能があります。Aさんは3,000円、Bさんは2,000円といった情報がいつでも確認できるため、割り勘の管理が簡単で、飲食代のもらい忘れがなくなります。

また、割り勘アプリには計算機能も付いているため、計算ミスを防げる点もメリットです。

キャンセル料金の事前回収が可能

割り勘アプリでは、キャンセル料金を事前に回収しておくことができます。

会社の飲み会などでは、あらかじめ店舗の予約を取ることも珍しくありません。

しかし、参加者の事情により急なキャンセルが発生してしまうこともあります。そんなときに困るのが、参加者からのキャンセル料の徴収です。「後から支払う」というようなことがあると、飲み会代の計算や管理が複雑になるでしょう。

割り勘アプリで事前にキャンセル料金を徴収しておけば、こうした問題を防ぐことができます。

割り勘代の徴収がアプリ間を通じて行える

割り勘アプリでは、割り勘代の徴収をアプリ間を通じて行うことができます。

飲み会の参加者は、クレジットカードやアプリ内の残高などで幹事への支払いを行うことができるため、銀行口座番号を教えるなど煩雑な手続きは不要です。

また、割り勘アプリによっては、参加者が同じアプリをインストールしていなくても料金が徴収できるものもあります。

その場合、SNS経由やSMS(ショートメッセージ)などで料金請求が可能です。

(2)参加者側のメリット

スマホだけで割り勘の支払いが可能

割り勘アプリを使って決済を行うと、参加者は現金を持ち歩く必要はありません。

割り勘アプリでは、アプリ内の残高やクレジットカードなどで料金の支払いを行うことが基本です。

わざわざ現金で支払う手間が削減できるほか、ATMから現金を引き出す手数料がかからない点もメリットといえるでしょう。

参加者もポイント還元が受けられる

割り勘アプリで料金の徴収を行うと、参加者側もポイント還元が受けられます。

今までの割り勘であれば、幹事が一括で料金の支払いを行うことが多かったため、クレジットカードのポイントなどは幹事にしか還元されませんでした。

しかし、割り勘アプリを使うと、参加者もクレジットカードで料金の支払いができます。もちろん、カード決済になると、その分のポイント還元が受けられます。

このように、割り勘アプリがあると、幹事だけでなく参加者にも大きなメリットがあるのです。

3.大手キャッシュレス決済サービスの割り勘機能を比較

PayPayやLINEペイなど、大手キャッシュレス決済サービスのなかには、割り勘機能を持ったものがあります。こうしたサービスは、アプリ利用者間同士で個人送金ができるため、割り勘の徴収にも向いています。

各参加者の代金の計算のほか、キャッシュレスで割り勘料を徴収できるなど便利です。

ここでは、割り勘機能が利用できるキャッシュレス決済サービスの比較や特徴を紹介していきます。

  PayPay LINEPay 楽天ペイ
利用料 無料 無料 無料
送金手数料 無料 無料 無料
機能名 「わりかん」 「割り勘」 「セルフ」
事前登録
(本人確認)
不要 必要 不要
利用条件 PayPayアプリをインストールしている人 友だち登録しており、LINEPayに加入している人 楽天ペイアプリをインストールしている人
徴収方法 PayPayにチャージ LINEPayにチャージ 参加者が個別に支払い
現金化
(銀行振込)

(銀行振込)
不可

(1)PayPay(わりかん)

PayPayには、「わりかん」という機能があり、飲み会代の一括支払いや割り勘料金の計算・徴収ができます。

利用するには、幹事と参加者どちらもPayPayのアプリをインストールしていることが必要です。

飲み会ごとにグループを設定することができ、参加者から割り勘料金を徴収する前に、PayPayで一括して支払いを行えます。参加者ごとの利用料金は、わりかんの管理画面内に保管されます。

作成したグループは参加者間で共有され、自分が支払うべき料金を知ることが可能です。

PayPayIDや電話番号のほか、QRコードを読み取ってグループ内にユーザーを参加させることができるため、手間もかからず割り勘料金の管理にも便利です。

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(2)LINEPay(割り勘)

LINEPayには「割り勘」という機能があり、個人間送金を利用することで代金の徴収ができます。

参加者から集めた料金は、幹事のLINEPayにチャージされるという仕組みです。そのため、あらかじめ参加者のLINEアカウントを友だち登録しておき、LINEPayを使える状態にしておく必要があります。

LINEPayの残高は自分の銀行口座に出金することができるため、PayPayと同様に現金化できることが大きなメリットです。

割り勘機能の使い方は、飲み会の参加者でグループを作成し、LINEペイを使って飲食店での一括支払いを行います。QRコードで参加者情報を登録し、割り勘の代金を後から徴収するという流れです。

(3)楽天ペイ(セルフ)

楽天ペイには「セルフ」という機能があります。

PayPayやLINEペイとは異なり、セルフでは参加者が個別に自分の飲食代を支払います。そのため、幹事が参加者から料金を集める手間や、それぞれの割り勘料金を計算する必要もありません。

ただし、セルフに対応した店舗でしか利用できない点には注意してください。

楽天ペイのセルフを起動すると、GPSを利用して利用可能店舗が表示されます。その時点で、利用する店舗がセルフの対象かを確認します。セルフ対象店の場合、店員にセルフでの支払いを告げると参加者個別での支払いが可能です。

4.キャッシュレスで割り勘をするなら「Kyash」がおすすめ

キャッシュレスの割り勘をより便利に利用するには、「Kyash(キャッシュ)」というサービスがおすすめです。

Kyashは、手持ちのクレジットカードやデビットカードを登録しておけるサービスで、アプリをインストールしておけば、登録した複数のカードから選択し、簡単にキャッシュレス決済ができます。

Kyashはリアルタイムの個人間送金にも対応しているため、割り勘の支払いにも最適です。

ここでは、Kyashの割り勘機能について詳しくお伝えしていきます。

(1)送金機能で簡単に割り勘ができる

Kyashは、個人間送金の仕組みを利用して割り勘の支払い・料金請求に活用することができます。

飲み会の参加者がKyashアプリをインストールしていれば、手数料無料で割り勘代金を送金することが可能です。

たとえば、幹事がKyashを使って飲み会での料金を一括で支払ったとしましょう。

その後、幹事が各参加者の料金を計算し、参加者に向けてメッセージ付きメールを送ります。そのなかには、「昨日の飲み会代は1人3,000円」という内容が記載されているため、メッセージを受け取った参加者はKyashアプリから必要料金を送金するだけです。

(2)請求や送金の履歴がアプリに残る

Kyashアプリには、請求や送金の履歴が残ります。

「Aさんが幹事に3,000円支払った」という情報がいつでも確認できるため、割り勘料金の管理が非常に簡単です。

万が一、請求金額が間違っていたり、二重に料金を請求してしまった場合でも、内容はすぐに取り消すことができます。

ただし、Kyashアプリ内で一度送金してしまった内容は取り消すことはできません。その場合は、幹事に送金の取り消しを伝えたうえで、過剰な送金額を直接返金してもらうようにしましょう。

(3)参加者もポイント還元が受けられる

参加者がKyashアプリをインストールしている場合は、参加者もポイント還元を受けることができます。

たとえば、飲食店でKyashを使って料金を一括で支払うと、幹事にポイントが入ります。そのとき付与されるポイントは、0.5~1.0%の還元率のKyashポイントと、登録してあるクレジットカードのポイントです。

この時点で参加者は料金を支払っていないため、ポイント還元は受けられません。

しかし、後から参加者が幹事にKyash経由で割り勘代金を支払うときは、Kyashポイントとクレジットカードのポイントを受け取ることができます。Kyashは個人間送金を行うときでも、基本的にクレジットカードを利用するからです。

(4)アプリをインストールすることなく利用可能

先ほどお伝えした3種類のキャッシュレス決済サービスとは違い、参加者がアプリをインストールしていなくても使えます(幹事はインストール必須)。

参加者がアプリをインストールしていないときは、SNSやSMS経由でメッセージを送信します。参加者がメッセージリンクをクリックすると、SNSやSMS上で請求内容を確認できるため、その情報をもとに参加者から料金を徴収します。

まとめ

割り勘アプリを利用すれば、キャッシュレス決済でも飲食代の一括支払いや割り勘代の徴収が可能です。

今回は、計4種類の割り勘アプリを利用してきました。

周りにPayPayやLINEペイを使っている人が多い場合、それぞれの割り勘機能を利用することで、現金決済よりも便利に割り勘での支払いができます。

一方で、こうした機能はアプリのインストールという手間が発生するため、よりスムーズな支払いをするなら「Kyash」がおすすめです。Kyashなら、幹事がアプリをインストールし、クレジットカードを登録するだけで済みます。

普段から飲み会や食事会が多いという方は、こうした便利な割り勘アプリを活用してみてください。

監修
ZEIMO編集部(ぜいも へんしゅうぶ)
税金・ライフマネーの総合記事サイト・ZEIMOの編集部。起業経験のあるFP(ファイナンシャル・プランナー)を中心メンバーとして、税金とライフマネーに関する記事を今までに1300以上作成(2024年時点)。
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