消費税の課税区分と不課税・非課税・免税の違い【図解】
消費税処理の基本である4つの税区分(課税・非課税・不課税・免税)と、それぞれの違いについて、図を使ってわかりやすく解…[続きを読む]
AI(人工知能)が、入力された品目に消費税がかかるか(軽減税率かどうかも)、かからないかを判定します。
テキストボックスに、品目(オロナミンC、鯉など)や商品名を入力して、「消費税の税率を判定」ボタンを押してください。
AIが消費税の課税区分と税率を判定して表示します。
消費税がかかる(課税)のときは、税率を表示します。
消費税がかからない(非課税・不課税)のときは、その区分を表示します。
無料のものや、そもそも通常、取引しない物については、そのことを回答します。
AIがまだ学習をしていない単語については、間違った回答を返したり、回答を返すことができないこともありますが、ご容赦ください。
AIは随時、学習中ですので、しばらく経ってから行うと、正解を返すことができるようになる可能性もあります。
入力する単語は32文字以内でお願いします。
言葉の表記違いには、ある程度、対処しておりますが、なるべく、一般的な表記で記入をお願いします。
例)○「カロリーメイト」 ×「カロリーメート」
たとえば、次のような単語に対応しています。
固有名詞(人名、地名など)には対応しておりません。
消費税の課税区分には、次の4種類があります。ざっくり説明すると、このとおりです。
本ツールでは、次の基準で、課税区分と税率を判定しています。
カテゴリー | 区分・税率 | 説明 | |
---|---|---|---|
新聞 | 紙面 | 軽減税率8% | 定期購読契約をしている週2回以上発行される新聞のみ対象 |
週刊・月刊、ネット | 標準税率10% | 電子版は軽減税率の対象外 | |
定期購読、その他 | 軽減税率8% 標準税率10% |
週2回以上発行される新聞の定期購読契約をしていれば軽減税率8%の対象 雑誌の定期購読契約は軽減税率の対象外、週2回未満発行の新聞も対象外 |
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書籍・雑誌 | 標準税率10% | 書籍・雑誌は軽減税率の対象外 | |
食品自体の一般名詞 | 軽減税率8% | ||
生鮮食品-農産物 | 米穀、麦類、雑穀、豆類、野菜、果実など | 軽減税率8% | |
生鮮食品-畜産物 | 食肉、乳、食用鳥卵など | 軽減税率8% | |
生鮮食品-水産物 | 魚類、貝類、水産動物類、海産ほ乳動物類、海藻類 | 軽減税率8% | |
加工食品 | すべての加工食品、具体的商品 | 軽減税率8% | |
人の食用ではないもの | 種子、観賞魚、生きている動物、エサなど | 標準税率10% | 人の食用としての販売ではないため軽減税率の対象外。 |
食用にも観賞用にもなるもの | 軽減税率8% 標準税率10% |
食用であれば軽減税率の対象。 観賞用であれば軽減税率の対象外。 |
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水関連 | 飲料水 | 軽減税率8% | ペットボトルなどの容器入りであれば軽減税率の対象。 |
飲料以外 | 標準税率10% | 人の飲料用でないものは軽減税率の対象外。 | |
飲料とそれ以外 | 軽減税率8% 標準税率10% |
人の飲料用の水や氷は軽減税率の対象。 人の飲料用でないものは軽減税率の対象外。 |
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ウォーターサーバー | 軽減税率8% 標準税率10% |
水は軽減税率の対象。 レンタル代・サービス代は軽減税率の対象外。 |
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酒 | アルコール入り | 標準税率10% | アルコール分1度以上であれば軽減税率の対象外 |
ノンアルコール | 軽減税率8% | アルコール分1度未満であれば軽減税率の対象 | |
複合系 | 軽減税率8% 標準税率10% |
アルコール分1度以上であれば軽減税率の対象外 アルコール分1度未満であれば軽減税率の対象 |
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食品添加物 | 食品添加物か工業用か | 軽減税率8% 標準税率10% |
食品添加物としての利用であれば軽減税率の対象 工業用など他の用途の利用であれば軽減税率の対象外 |
薬 | 一般 | 標準税率10% 非課税 |
処方箋なしで薬局で購入する場合は標準税率 公的医療で処方される医薬品は非課税 |
処方された薬 | 非課税 | 公的医療で処方される医薬品は非課税 | |
処方箋なしで薬局で購入するもの | 標準税率10% | 医薬品等に該当するため軽減税率の対象外 | |
混合 | 軽減税率8% 標準税率10% |
食品であれば軽減税率の対象 医薬品・医薬部外品等であれば軽減税率の対象外 |
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特別食品・栄養ドリンク | 軽減税率8% | 医薬品等に該当しないため軽減税率の対象 | |
包装資材 | 標準税率10% | 単体では軽減税率の対象外 ただし、お菓子を包む包装紙のように飲食料品の提供に必須なものであれば飲食料品と合わせて軽減税率が適用 |
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一体資産 | 軽減税率8% 標準税率10% |
一体資産の要件を満たせば軽減税率の対象 満たさなければ軽減税率の対象外 |
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外食料理 | 標準税率10% | ||
外食/持ち帰り | 軽減税率8% 標準税率10% |
食品の購入または持ち帰り(テイクアウト)は軽減税率の対象 店内飲食(イートイン)は軽減税率の対象外 |
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出前・宅配 | 弁当など | 軽減税率8% | |
オードブル | 軽減税率8% 標準税率10% |
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ケータリング | 標準税率10% | ||
運賃・送料 | 標準税率10% | 送料そのものは軽減税率の対象外 ただし、食品の価格の中に送料込みの場合は、その食品の価格全体が軽減税率の対象 |
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お土産、贈答品 | 全般 | 軽減税率8% 標準税率10% |
食品は軽減税率の対象 食品以外は軽減税率の対象外 |
食品のみ | 軽減税率8% | ||
非課税 | 商品券、切手、印紙、印紙、慶弔金、学校教育など | 非課税 | 商品券やプリペイドカードは非課税 |
不動産 | 家賃、敷金など | 非課税 標準税率10% |
住居用の賃貸物件の家賃は非課税<br>事務所用の賃貸物件の家賃は標準税率 |
敷金、保証金など | 非課税 不課税 標準税率10% |
住居用・事務所用で返還されるものは不課税 住居用で返還されないものは非課税 事務所用で返還されないものは標準税率 |
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いろいろ | 食品とそれ以外のミックス | 軽減税率8% 標準税率10% |
飲食物であれば軽減税率の対象 飲食物でなければ対象外 |
サービス | 標準税率10% | ||
商品 | 標準税率10% | ||
無料 | 無料 | 無料のため消費税はかからない | |
その他 | 取引の対象でないもの | - |
2023年8月時点の税率に基づいて計算しています。税率は変更されることがあります。
本判定機は、個人的に簡易に、消費税の課税区分および税率を判定するための用途にご利用ください。実際の課税区分・税率と異なる場合もございます。また、AIによる自動判定のため、間違った回答を返す可能性もございます。
業務に利用できるものではありませんので、楽しみの一つとして使ってみていただければと思います。
本判定機を利用して、不利益や損害等が発生したとしても、当社は一切の責任を負いませんので、ご了承ください。
消費税申告の際には、それぞれの品目の課税区分と税率について、必ず税務署または税理士にご相談ください。