現金派の20代が、今すぐ【Apple Pay】を使うべき5つの理由

Apple_Pay ロゴ

スマホやカードで決済する、キャッシュレスが普及する現代。
意外なことに、キャシュレス普及率が最も低い年代は20代です。クレジットカードの所持率や、キャッシュレス決済に対する不安感から、現金での決済比率が高い世代なのです。

そこで、当サイトは「20代にオススメのキャッシュレス」というテーマで、おススメのキャッシュレス決済方法を検討してみました。

ズバリ、20代にオススメなキャッシュレス決済は「Apple Pay」です

この記事では、20代がApple Payを使うべき理由を詳しく解説していきます。

1. 20代にApple Payが最適な5つの理由

(1)スマホで完結

20代のスマホ所有率は各年代でトップの91%。ほとんどの人がスマホを使用しています。
スマホが普及した世代でもあり、SNSからアプリに至るまで幅広いシーンでスマホが生活の中心となっているはずです。

Apple Payはスマホ一つで決済できるサービスです。
Apple Payなら、毎日持ち歩き、使い慣れているスマホが財布がわりになります。

(2)Suicaと連携できる

Suicaと連携できることも、20代にApple Payが最適な理由の一つです。

20代は、クレジットカード所有率が低い世代でもあります。学生やフリーターなど、審査面がネックでクレジットカードを持っていないケースも少なくありません。

しかし、クレジットカードは持っていなくても、通勤通学用の定期券として、ICカードを持っているという人は多いでしょう。たとえば首都圏在住であれば、老若男女関係なく、JR東日本の「Suica」を日常的に利用しているはずです。

Apple Payは、Suicaと紐付けした支払いが可能です。
Apple PayでSuicaを使うことで、定期券を個別に持ち歩く必要がなくなります。
通勤通学中、動画を視聴したり、ゲームをしたり、SNSに目を通したりするために取りだしているスマホで、そのまま改札を通過できます。
改札を出た先のコンビニで、そのまま飲み物やランチを買うことも出来ます。
カバンから定期券や財布をガサゴソと取りだす必要はありません。

Apple PayにSuicaを紐づけることで、毎日の通勤通学がスマートになります。

(3)汎用性が高い

近年、PayPayやLINEPayといったQRコード決済の加盟店も、続々と増えています。
しかし、まだまだ普及の途上という段階で、「使いたいけど、お店が対応していない」という場面も少なくありません。

20代は独身者も多く自由がきくため、アクティブに動き回ることが多い世代でもあります。そのため、「どこでも使える決済方法」かどうかは、重要なポイントです。

その点、多くの店舗で利用できるのも、Apple Payの特徴です。

Apple Payは、Suica、iD、QUICPayなどのシステムを通じて支払いをすることが出来ます。SuicaやiDといった電子マネーは、PayPayなどのQRコード決済が登場する前から存在する決済方式であり、かなり多くのお店で使えるようになっています。

Suicaなどの電子マネーを登録しておけば、スーパー・コンビニ・飲食店・レジャー施設など、ジャンル問わず多くの場所での支払いに対応できます。
多くの店舗と幅広いシーンで利用できるので、どこに行っても安心です。

(4)プリペイド式で使える

「使い過ぎが心配」という理由から、キャッシュレスに消極的な20代も多いでしょう。
確かに、後払い形式のクレジットカードであれば、「今月どれくらい使ったのか」が見えにくくなりがちです。

この点、Apple Payはプリペイド式でも使えます
プリペイド式であれば、チャージした金額分しか利用できないので、使い過ぎる心配はありません。
以下4つのカードいずれかと連携させることで、Apple Payをプリペイド式で利用できます。

・Suica
・auWALLET
・ソフトバンクカード
・dカードプリペイド

(5)支出管理がラクになる

他の年代に比べて収入が低く、自由に使えるお金が限られているのも20代。そのため、支出をどれだけコントロールできるかが重要です。

支出を管理するためには、「自分が何にいくらお金を使ったか」の正確な把握が重要です。しかし、利用履歴が残らない現金は、お金の流れを把握するのに適していません。

20代にApple Payが最適な最後の理由は、支出管理がラクになるということです
ApplePayでは連携している支払いサービスから利用明細の確認ができます。

例えば、Suicaの前月の利用状況を確認したうえで、「今月はこのくらいかな?」と、予想を立てながらチャージしていきます。
毎月の利用額とチャージ額が自動的に記録されるので、2-3カ月継続すれば、「だいたい毎月これくらい」という金額も見えてきます。

Suicaであれば、「マネーフォワード」などの資産管理・家計管理ツールと連携できるので、支出を簡単に記録出来る上、内訳をカテゴリ別に分析できるようになります。

こうした記録と分析を通じて、「自分がどこでどのくらいお金を使っているか」を認識できるようになり、無駄遣いにも気づけるようになります。

Apple Payで支出を管理することが、大きな節約の第一歩となるのです。

2. Apple Payで出来ること

(1)Apple Payの基本スペック

Apple Payの情報を以下の表にまとめています。ぜひ目を通してみてください。

対応機種 iPhone(iPhone7以降の環境)
連携できるカード クレジットカード、プリペイドカード、Suica
対応電子マネー Suica,iD,QUICPay
利用可能店 Suica・iD・QUICPay対応店
支払い方法 専用リーダーにiPhoneをかざして支払い

(2)おすすめはSuicaでの利用

特にこだわりがなければ、Apple Pay はSuicaと連携して使うのがオススメです。
クレジットカードがなくともコンビニなどで現金からチャージして使えますし、利用可能店舗も多いからです。
プリペイド式なので、使う分だけチャージするようにすれば、使いすぎることもありません。

クレジットカードが用意できるなら、iDやQUICPayとして利用するのも良いでしょう。

3. Apple Payの使い方

(1)Suicaを登録する場合

Suicaを登録

Walletアプリ右上の「+」をタップしてSuicaを追加します。Suica裏面に記載されているカード番号を記入し、カードにiPhoneをかざすと登録完了です。

チャージ

Suicaへのチャージは、クレジットカード又は現金から可能です。
・クレジットカード(Walletアプリ・Suicaアプリ経由)
・現金(コンビニ・スーパー・セブン銀行ATMなど)

支払い方法を伝える

Suicaマークがあるお店に行き「支払いはSuicaで」と伝えます。

スマホをかざして決済

お店にある専用リーダーにスマホをかざすと決済が完了します。

(2)iDの場合

カードを登録する

Walletアプリ右上の「+」をタップしてクレジットカード・プリペイドカードのいずれかを追加。カードを撮影することで自動でカード情報が読み込まれます。

※iD対応のカード(例)
【クレジットカード】
三井住友カード,イオンカード,ライフカード,ポケットカード,セディナカード など
【プリペイドカード】
ソフトバンクカード,dカードプリペイド

チャージ

プリペイドカードを登録している場合、事前にアプリやATMから入金します。クレジットカードを登録している場合、チャージの必要はありません。

支払い方法を伝える

iDマークがあるお店に行き「支払いはiDで」と伝えます。

スマホをかざして決済

お店にある専用リーダーにスマホをかざすと決済が完了します。

(3)QUICPayの場合

カードを登録する

Walletアプリ右上の「+」をタップしてクレジットカード・プリペイドカードのいずれかを追加。カードを撮影することで自動でカード情報が読み込まれます。

※QUICPay対応のカード(例)
【クレジットカード】
クディセゾンカード,JCBカード,アメックスカード,ヤフーカード,オリコカード,エポスカード など
【プリペイドカード】
auWALLETカード

チャージ

プリペイドカードを登録している場合、事前にアプリやATMから入金します。クレジットカードを登録している場合、チャージの必要はありません。

支払い方法を伝える

QUICPayマークがあるお店に行き「支払いはQUICPayで」と伝えます。

スマホをかざして決済

お店にある専用リーダーにスマホをかざすと決済が完了します。

4. andoroid派は、おサイフケータイがおすすめ

(1)おさいふケータイとは?

おさいふケータイとは、専用アプリに電子マネーやカード情報を登録することで、スマホ決済ができるサービスです。Androidでのみ使用できることが特徴。国内では7種類の電子マネーに対応しています。

※おさいふケータイ対応電子マネー
iD,QUIQPay,Suica,nanaco,WAON,楽天Edy,モバイルスターバックスカード

(2)おさいふケータイならApple Pay同様に使える

おさいふケータイは、Apple Payと同じように使えます。Suicaやプリペイドカードの登録もできるため、使いすぎが心配という人やクレジットカードを持っていない人でも安心して利用できるでしょう。

対応している電子マネーが多いため、利用できる店舗はApple Pay以上。Androidユーザーの方はぜひ活用してみてください。

5.Apple Payを使う場合も、現金は持ち歩こう

Apple Payでキャッシュレスをはじめたとしても、すべての場面でキャッシュレス決済が出来るわけではありません。
たとえば、下記のような場面では、現金での支払いが必要になります。

・Apple Payでの支払いが出来ない店舗での買い物
・スマホの充電が切れている
・災害などによるシステム障害

そのため、最低限、緊急時に使える程度の現金も、持ち歩いておきましょう。

ただし、これはあくまで緊急用のものであり、保険で持ち歩く現金です。
1万円程度用意していれば十分ですし、その「緊急時」がなければ消費されないお金です。

ApplePayでキャッシュレスデビューをすれば、現金で決済する機会が確実に減ります。
「最近全然現金を触ってないな」と、ライフスタイルの変化を実感することでしょう。

6.まとめ

ここまで20代にApple Payが最適な理由を解説してきました。
20代こそApple Payを使うべき理由は以下5つです。

・スマホだけで決済できる
・Suicaと連携できる
・色んな店舗で利用できる
・チャージして使える
・支出管理ができる

今まで現金しか使ってこなかった人も、Apple Payがあればキャッシュレスを気軽に始められます。
Suicaなどの、家計簿ツールと連携できるサービスを利用すれば、支出管理が進んで無駄遣いも減らせるようになります。

この機会に、ApplePayでキャッシュレスデビューしてみてはいかがでしょうか。

服部
監修
服部 貞昭(はっとり さだあき)
東京大学大学院電子工学専攻(修士課程)修了。
CFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。
ベンチャーIT企業のCTOおよび会計・経理を担当。
税金やお金に関することが大好きで、それらの記事を2000本以上、執筆・監修。
「マネー現代」にも寄稿している。
エンジニアでもあり、賞与計算ツールなど各種ツールも開発。
服部 貞昭 プロフィール この監修者の記事一覧
\この記事が役に立った方は是非シェアをお願いします/
  • Pocket