郵便局のキャッシュレス決済が大幅拡大!ポイント還元も
画像引用元(PDF):日本郵便株式会社プレスリリース「郵便局におけるキャッシュレス決済の導入」
ゆうパックを送るときや、切手・レターパックなどを買いたいときなど、ネット時代になった今でも郵便局で支払いをする機会はよくあります。
そんな郵便局での支払い、クレジットカードやQRコードなどのキャッシュレス決済が使えたら便利なのに…と思ったことはありませんか?
実は、2020年2月3日から全国65の郵便局でキャッシュレス決済が始まっています。
そして、2020年7月7月には全国約8,500局で導入されます。
この記事では、郵便局のキャッシュレス決済対応状況について解説いたします。
目次
1.キャッシュレス対応の郵便局
2020年2月3日からキャッシュレス対応している郵便局(65局)
2020年2月3日から、65の郵便局でキャッシュレス対応を開始しています。
引用元(PDF):日本郵便株式会社プレスリリース「郵便局におけるキャッシュレス決済の導入」別紙2
2020年7月7日からキャッシュレス対応予定の郵便局(約8500局)
もともと、2020年5月に対応予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で日程が延びました。
2020年7月7日から、全国約8500局がキャッシュレス決済に対応予定です。
その後も、7月から8月にかけて、全国の郵便局で順次対応予定です(すべての郵便局ではありません)。
対応の郵便局一覧は、郵便局公式サイト、「郵便窓口におけるキャッシュレス決済」で確認できます。
ページ下部に都道府県別で掲載されています。
2.対象のキャッシュレス
郵便局の窓口では、クレジットカード、電子マネー、スマホ決済(QR決済)などの主要なキャッシュレスに対応します。
クレジットカード・デビットカードなど
クレジットカードなどは基本的なブランドには全て対応しています。
郵便局が対応しているブランドは以下のとおりです(6ブランド)。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- UnionPay(銀聯)
(ブランドで対応しているため、三井住友カードや楽天カードなどカード会社の名前がなくても、カードにこれらのマークがあれば利用可能です。)
電子マネー(SuicaやWAONなど)
Suicaに代表されるような交通系電子マネーや、いわゆる非接触決済にも対応します。
郵便局が対応している電子マネーは以下のとおりです(4ブランド)。
- iD
- WAON
- QUICPay
- 交通系電子マネー(Suica/PASMO/Kitaca/TOICA/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん)
※PitaPaだけ対象外
これらの対応により、Google PayやApple Payなどで、モバイルSuicaやQUICPayなどを利用することができるようになります。
スマホ一つあれば郵便局の支払いができ、便利になりますね。
スマホ決済(QRコード決済)
いわゆるPay系と言われるような、QRコード決済にも対応予定です。
郵便局が対応しているスマホ決済は以下のとおりです(11ブランド)。
- PayPay
- LINE Pay
- 楽天Pay
- メルペイ
- d払い
- J-Coin Pay
- au PAY
- Amazon Pay
- ゆうちょPay
- Alipay(支付宝)
- WeChat Pay(微信支付)
3.キャッシュレスで支払える商品・サービス
郵便局で上記のようなキャッシュレス決済を利用できる商品・サービスは下記のとおりです。
- 郵便料金または荷物(ゆうパック、ゆうメールなど)運賃の支払い
- 切手、はがき、レターパックなどの販売品(印紙を除く)の支払い
- カタログ、店頭商品などの物販商品の支払い
郵便局のほとんどのサービスを基本的に利用できますが、印紙が除外されている点は要注意です。
また、切手は1回の購入で10万円が上限です。
4.郵便局でもポイント還元
郵便局でキャッシュレスで決済した場合、それぞれのキャッシュレスによって決められたポイントが還元されます。
たとえば、PayPayであれば、最低のポイント還元率は0.5%ですので、郵便局でPayPayで切手を購入したり郵便物を出したりすれば、0.5%が還元されます。
マイナポイント25%還元も
マイナポイントサイトで事前に登録することで、2020年9月~2021年9月の間、キャッシュレス決済をすると25%還元で最大5,000ポイントがもらえます。
前回の「キャッシュレス・消費者還元事業」の5%ポイント還元とは異なり、キャッシュレス決済をする対象の店舗は限定されていませんので、郵便局での決済でも25%還元を受けられます。