モバイルSuicaの登録方法【iPhoneユーザー向け】
モバイルSuicaは、電車に乗る時や、買い物時に、スマホ一つで簡単に決済ができる便利なサービスです。 モバイルSui…[続きを読む]
【2020/9/4更新】
JR東日本は混雑しない時間帯にのみ割安で利用できる「オフピーク定期券」の導入をし、その時間帯の利用者にJRE POINTを付与することを考えているとのことです。
JR東日本は、2019年10月から、Suicaの鉄道利用でポイントが貯まる新サービスを発表しました。
日頃の鉄道利用でポイントを獲得できるのは、非常にうれしいことですが、ポイントの獲得にはSuicaを登録する必要があります!
登録しないとせっかく鉄道を利用しても、ポイントはつきません。
ここでは、鉄道利用でポイントが貯まる仕組み、ポイントをためるためのSuicaの登録方法、ポイントの使い方について説明していきます。
Suicaの利用でたまるポイントは「JRE POINT」です。
ここでは、その概要を解説します。
「JRE POINT」はJR東日本が運営しているポイントプログラムです。
JRE POINTサイトに、自分が持っているクレジットカード(VIEW CARD、JRE CARDなど)やモバイルSuica、Suicaカードを登録すると、利用に応じてポイントが配布されます。
これまではお買い物や飲食店の利用時にJRE POINTポイントカードを提示したり、Suicaへのチャージ、きっぷの購入、ショッピングモールサイト「JRE MALL」からポイントを貯めることができました。
そして、2019年10月1日からは、登録したSuicaを利用して鉄道を利用するだけで、利用金額に応じたポイントが貯まるサービスが開始されました。
今までは、鉄道利用でSuicaを利用してもポイントがたまりませんでしたので、「JRE POINT」はあまり注目されていませんでした。
しかし、10月1日からは鉄道利用でもポイントが貯まるようになったため、今後存在感を増していくことが予想されています。
JRE POINTを貯めるには、「JRE POINTサイトへの登録」に加え、「自分の持っているSuicaをサイト内で登録」することが必要です。
Suicaを持っているだけではポイントを貯めることはできないので注意しましょう。
詳細は後で述べますが、ポイント還元率は、モバイルSuicaと、通常のSuicaカードで異なり、次のようになっています。
モバイルSuicaのポイント還元率は、Suicaカードの、なんと4倍! 圧倒的にモバイルSuicaが有利ですね。
スマホを持っている人は、これを機会にモバイルSuicaを検討すると良いでしょう。
モバイルSuicaの登録方法は次の記事をご覧ください。
Suicaでポイント還元を受けるためには、下記2つの登録が必要です。
まずは、「JRE POINT」の公式サイトにアクセスしてみましょう。
【外部サイト】JRE POINT
JRE POINTへの新規登録方法を説明していきます。
登録には、以下のいずれかが必要となります。
大まかな流れは、上記のどの登録方法を使う場合でも同じになります。
▼まず、公式サイトのトップページから、【いますぐ新規登録】を押して、必要事項を入力します。
▼内容を確認し、問題がなければ【仮登録する】を押してください。
仮登録が完了すると、入力したメールアドレスにメールが届きます。記載されているURLから本登録に進みましょう。
▼仮登録で設定したメールアドレスとパスワードを入力して、【ログイン】をすると、第2パスワードを設定する画面になります。
第2パスワードは使う機会も多いので、忘れないようにメモしておきましょう。
ここからは、登録するポイントサービスによって手順が異なります。
ここでは比較的使用者の多い、カードSuicaの場合を説明します。
▼登録ポイントサービスの画面で【Suicaで登録される方】を押します。
▼利用しているSuicaの種類を選択し、必要事項を入力すると、登録完了です。
その他のポイントサービスを使った登録方法や、パソコンから登録する場合については、以下のURLよりご確認ください。
【外部サイト】JRE POINT 各種利用ガイド
https://www.jrepoint.jp/point/guide/#newuser
先ほども記述しましたが、JRE POINT サイトに登録しただけでは、ポイントはたまりません。
利用しているSuicaをサイト内で登録する必要があります。
Suicaの登録方法は以下の通りです。
▼まず、JRE POINTサイトにログインし、会員ページの【登録ポイントサービス 確認・変更】を押します。
▼続いて、【Suicaを追加する】を押し、利用しているSuicaの種類を選択します。
▼Suicaの種類ごとに必要事項を入力して、登録完了です。
ここでは、モバイルSuicaとカードSuicaを登録する場合を示しています。
ここまでの詳しい内容は以下のURLから全て確認できます。
【外部サイト】JRE POINT 各種利用ガイド
https://www.jrepoint.jp/point/guide/#newuser
鉄道の利用で、一体どのようにしてポイントを貯めていくのでしょうか。
鉄道利用の範囲や還元率など詳しく見ていきます。
2019年10月1日からスタートしたのがこの「JR東日本の在来線」を利用でのポイント獲得です。
こちらはJRE POINTサイトに登録したSuicaでJR東日本の鉄道を利用することでポイントがもらえます。
ポイントの対象となるのは、JR東日本の在来線を利用した際の1回当たりの利用額です。
還元率は
モバイルSuicaの圧倒的な還元率に注目ですね。
例えば、東京駅から津田沼駅まで乗車した場合、ICカードでの運賃は473円となります。
この場合、モバイルSuicaでは9ポイント、Suicaカードでは2ポイントが貯まります。
よくある質問を以下で示します。
JRE POINTサイトに登録したSuicaで「グリーン券」を購入することでもポイントが貯まります。
還元率は
例えば、東京駅から横浜駅まで乗車するケース(運賃780円)では、
モバイルSuicaで15ポイント、Suicaカードで3ポイントが貯まります。
モバイルSuicaで利用できる定期券を購入した場合にもポイントが貯まります。
還元率は
対象区間としては、他社路線利用分が定期券に含まれる場合であっても、購入金額全体がポイント付与の対象となります。(2019年10月1日以降に利用開始となる定期券が対象)
他社線の区間にもポイントが付くのはかなり嬉しいですね。
例えば、品川駅から横浜駅のモバイルSuica定期券(1ヶ月分)を購入した場合(8,560円)、モバイルSuicaでは171ポイント貯まります。
また、新宿駅から二子玉川駅(他社線)のモバイルSuica定期券(1ヶ月分)を購入した場合(12,470円)、モバイルSuicaでは249ポイント貯まります。
定期券購入は結構な金額を支払うことになるので、大量ポイントゲットのチャンスです。
ただし、ポイントが付くのは、モバイルSuica定期券を購入した時に限ります。みどりの窓口や券売機での購入にはポイントは付かないので注意が必要です。
詳しくはこちらのサイトをご確認ください
【外部サイト】登録したSuicaで鉄道に乗って貯める
https://www.jrepoint.jp/point/append/railway/
Suicaを使ってポイントを貯める時の注意点を挙げていきます。
最近では、GooglePayやApplePayといった決済サービスが人気を集めています。アプリ内にSuicaを登録して使うことができる便利なサービスですが、これらに関しては、モバイルSuicaとして、JRE POINTサイトへの登録を行うことになります。
モバイルSuicaならポイント還元率も高いのでおすすめです。
ポイント付与時期は、乗車日の翌月下旬以降、前月1ヶ月分の乗車ポイントがまとめて付与されます。
モバイルSuica定期券の場合は、利用開始日の翌月下旬以降に前月1ヶ月分の乗車ポイントがまとめて付与されます。
JRE POINTの有効期限は、最後にポイントを獲得・利用した日から2年後の月末までとなります。継続的にSuicaを利用してポイントを獲得していれば、突然ポイントが無くなるといったケースはありません。
ただし、期間限定ポイントは、失効してしまうので注意が必要です。
通勤用の定期券や出張・営業などで決済をした場合、これらは会社の経費となります。これらの支払いで貯めたJRE POINTについてはどのような扱いになるのでしょうか?
基本的には会社経費で得たポイントの所有権は会社に帰属することになります。厳密な取り扱いを定めている会社もありますし、曖昧な会社もありますが、基本的には「会社のもの」と考え、私的に利用する際には会社に確認をしておく必要があります。
JR東日本は2020年9月3日に通勤定期券の値上げと、混雑しない時間帯にのみ割安で利用できる「オフピーク定期券」の導入を検討していると明らかにしました。
2021年春のダイヤ改正までにオフピーク時間帯を設定し、その時間帯の利用者にJRE POINTを付与することを考えているとのことです。
詳しい情報が入り次第お伝えします。
ポイントプログラムで重要なのは「貯めたポイントをどう使うか」です。いくら還元率が良くても使い道が漠然としているのでは意味がありません。
ここではJRE POINTの使い道を紹介していきます。
貯まったポイントをSuicaにチャージして、1ポイント=1円として利用することもできます。
貯まったポイントをチャージするには、JRE POINTサイトで申し込んだ後、受け取り手続きをする必要があります。
JRE POINTサイトにログインしチャージを申し込みます。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
【外部サイト】JRE POINT:Suicaにチャージする
登録したSuicaによって受け取り方法は異なります。
受け取り期限があるので注意が必要です。※期限を過ぎた場合は、ポイントはチャージ残高に戻ります。
【外部サイト】JRE POINT:モバイルSuicaで受け取る方法
【外部サイト】JRE POINT:自動券売機で受取る方法
「atre」や「GRANDUO」といったJRE POINTに加盟している駅ビルやお店などでの支払いに貯めたポイントを使うことができます。
使えるお店は以下から確認できます。
【外部サイト】JRE POINT:ポイントが使えるお店
また、駅ビルで使えるのはJRE POINT カード、および、JRE POINT カード機能が搭載されたビューカードに限ります。
都内近郊エリアの普通列車グリーン車の切符と交換することができます。
詳しいエリアはこちらから確認できます。
【外部サイト】JRE POINT:Suicaグリーン券に交換する
JRE POINTサイトが運営しているショッピングモールサイト「JRE MALL」でのお買い物で使うことができます。
【外部サイト】JRE POINT:JRE MALL
JRE POINTサイト内での商品と交換することができます。
商品券やマイル、クーポン、その他グッズなどのラインナップがあります。
【外部サイト】JRE POINT:ポイント交換
2019年10月1日から、Suicaで鉄道を利用することでJRE POINTをためられます。
たまるポイントは、Suicaの形態によって異なります。
こちらのサービスを利用するには「JRE POINTサイトへの登録」と「サイト内でのSuicaの登録」が必須となるので、気になる方は忘れずにやっておきましょう。
モバイルSuicaの登録方法は次の記事をご覧ください。