公的年金受給額の計算シミュレーション
現役世代向けに将来の公的年金(基礎年金・厚生年金)の受給額を計算するツールです。
年齢と年収を入力するだけで、簡単にシミュレーションできます。
利用方法
入力項目
最低限、「年齢」と「現在の年収(万円)」の2つの項目を入力するだけで、公的年金の受給額(もらえる金額)を計算シミュレーションできます。
入力後、必ず「計算する」ボタンを押してください。
就職している、したことがある
現在就職している、または、過去に就職したことがある方は、「はい」を選択してください(標準で選択されています)。
老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方をもらうことができます。
自営業で、現在就職しておらず、過去に一度も就職したことがない方は、「いいえ」を選択してください。
老齢基礎年金のみもらうことができます。
就職した年齢、退職予定の年齢
就職した年齢と退職予定(退職した)年齢を入力してください。
未入力の場合は、就職した年齢を20歳、退職予定の年齢を60歳として計算します。
「就職した年齢」に15歳未満の値を入力した場合は、厚生年金の加入期間を15歳からとして計算します。
「退職予定の年齢」に70歳を超える値を入力した場合は、厚生年金の加入期間を70歳までとして計算します。
生涯賃金を予測して計算する
通常、年収は年齢に応じて増減しますので、現在の年齢での年収を基にして、生涯賃金を予測して計算します。標準では「はい」が選択されています。
生涯賃金を予測したくない場合(就職している期間中、現在の年収がずっと続くと想定する場合)は、「いいえ」を選択してください。
年金を何歳からもらいたいか
年金をもらうのは65歳からですが、60歳まで繰り上げ、または75歳まで繰り下げも可能です。その場合は「年金を何歳からもらいたいか」で年齢を選択してください。
表示内容
老齢基礎年金と老齢厚生年金の受給額(もらえる金額)を、年額と月額の両方で表示します。
就職している、就職したことがある方で、生涯賃金を予測して計算する場合は、生涯賃金と、全年齢での平均年収を表示します。
年金の繰り上げ・繰り下げ
年金を繰り上げた場合は、年金受給額が1年当たり4.8%減額されます。60歳まで(5年間)繰り上げると、24%減額されます。
年金を繰り下げた場合は、年金受給額が1年当たり8.4%増額されます。75歳まで(10年間)繰り下げると、84%増額されます。
年金受給額の計算シミュレーションの前提について
下記の前提で年金受給額をシミュレーションしています。
- 年金受給額の1円未満は四捨五入
- 国民年金は20歳から60歳まで40年間加入
- 就職してから退職するまで、ずっと給与所得のみ
- 就職と退職は同月と仮定
- 年収は給与のみで賞与はなしと仮定
- 年金の繰り上げ・繰り下げについては、老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方
- 生涯賃金は、厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査の全労働者の年齢別(5歳別)平均月額給与を基に、~19歳、65歳~まで5歳区切りで予測して計算
- 厚生年金の保険料を計算するための1年間の標準報酬の最大値を1,230万円として計算
以下の内容については一切考慮しておりません。
- 未加入・未納付の期間
- 学生納付特例・納付猶予を利用した期間
- 扶養している配偶者や扶養している家族の存在
- 在職老齢年金制度(働きながら年金を受給する場合)
- 特別支給の老齢基礎年金
- 加給年金
- 振替加算
- 寡婦年金
- 中高齢寡婦加算
- 障害年金、遺族年金
- 再評価率
- 2003年前後の年金改正
年金受給額の計算方法について
- 老齢基礎年金の年間受給額:816,000円(2024年度)
- 老齢厚生年金の計算:標準報酬月額×(5.481/1000)×加入月数
(賞与は考慮しない)
利用上の注意点
本ツールは、現役世代に向けて、あくまでも簡易的に、将来の年金受給額を計算シミュレーションするツールです。実際の受給額とは異なることをご了承ください。
本ツールで表示している年金受給額は満額の金額です。年金受給額が一定の金額を超えた場合は、ここから税金および社会保険料が引かれ、手取りは少なくなります。
本ツールを利用して、不利益や損害等が発生したとしても、当社は一切の責任を負いませんので、ご了承ください。
ご自身の公的年金受給額についての質問は、日本年金機構にお問い合わせください。